名古屋市千種区の場合、「30センチ角を超える」大型ごみが粗大ごみの対象です。
具体的には、大型の家具類、寝具類、建具類、厨房用具類、電気器具類、石油器具類、ガス器具類、楽器類、遊具類などが該当します。

名古屋市千種区で粗大ごみを処分するには「戸別回収」か自分で処理施設まで持ち込む「自己搬入」で処分できます。

手順は以下をご参考ください。

各戸回収で粗大ごみを処分する

各戸回収での粗大ごみの収集は月に1回で地域ごとに収集日が決まっています。
名古屋市千種区で粗大ごみを出す手順は以下の通りです。

1. インターネット、または粗大ごみ受付センターへ電話で事前に予約をする
2. 「手数料納付券（シール）」をスーパー、コンビニなどの指定販売店で購入
3. シールに受付番号または氏名を記入し、必要枚数を粗大ごみの見やすい場所に貼る
4. 収集日の朝8時までに所定の位置に出す

受付の締め切りは収集日の7日前までです。
地域別の収集日の詳細は、千種区　町名別収集日一覧表に記載されていますので参考にしてください。

名古屋市千種区では品目別で処分費用が異なります。
手数料納付券（シール）は250円、500円、1000円、1500円に分かれていますので、粗大ごみ手数料のめやすまたは品目一覧で検索して回収に必要な手数料を調べてから手数料納付券（シール）を購入しましょう。

各戸回収で粗大ごみを処分するデメリット

各自治体が収集する各戸回収を利用すると不用品回収業者などの業者利用する場合と比較して、費用がかからず安く処分することが出来ます。

ただし「名古屋市千種区での粗大ごみ回収は月に1度しかない」ことと「回収指定場所まで自分で運び出さないといけない」ことに注意が必要です。

粗大ごみの処分を急いでいる方、大きく重い家具・家電を自分で持ち運べない方にとっては、この2点はデメリットと言えます。

自分で処理施設へ搬入して粗大ごみを処分する

名古屋市千種区では処理施設へ自己搬入して粗大ごみを処分することも出来ます。
この方法を利用するには、自分もしくは知人でも構いませんが車が出せることが必須条件となります。

処理施設へ自己搬入する手順は以下の通り。

1.「可燃ごみ」と「不燃・粗大ごみ」に分別する
2. 搬入するごみを車両に積んだ状態でごみの発生する区の環境事業所に、受付時間内に持ち込む
3. 入口で受付をし、環境事業所の職員に従ってごみを搬入
4. 処理施設で車ごと計量を行い、10kgまでごとに200円の処理手数料を現金で支払う

自分で処理施設へ搬入して粗大ごみを処分するデメリット

費用は10kgまでごとに200円と、戸別回収よりもさらに安価で粗大ごみを処分することができるのですが「ごみの計測時の荷下ろしは自分で行う」必要があること、そして処理施設には車での搬入が必須なため「粗大ごみを運ぶ車両の用意ができる」方に限った方法となります。