更新日:2024年4月8日
昔集めていた絵画や、親がコレクションしていた絵画を処分したいとお考えですか?
絵画や彫刻品などの美術品は、心を豊にしてくれることや家の中にやすらぎを与えてくれるという理由から、趣味にしている人もたくさんいらっしゃいます。
しかし、このような美術品は意外に場所を取るもので、引っ越しや模様替えなどによって処分したいと考えることもあるでしょう。
とは言え、大切にしていた絵画をただ捨てるというのは気が引ける方がほとんどではないでしょうか。
実は絵画は有名な画家によるものだけではなく、無名の作家によるものであっても売れることがあります。
処分を考えたとき、まずは「売る」ことを優先に考えるのがおすすめです。
ただし条件があることもあり、必ず売れるとは言い切れません。もし売れなかった場合は他の方法で処分する必要があるでしょう。
今回は絵画の処分方法について、「売り方」や「処分方法」についてご紹介します。
目次
絵画の種類
「絵画」と一口に言ってもその種類はさまざまです。
種類を知っておくことで売却の際に、価値についてイメージしやすくなるかもしれません。
購入できる絵の種類
アートが好きな人はご存じかもしれませんが、購入できる絵画の種類は主に以下の3つです。
それぞれの特徴についてご紹介します。
原画 | 版画 | プリント画 |
原画
原画は「画家が直接、絵筆を取って描いた世界に1枚しか存在しないオリジナル作品」です。
当然のことながら希少価値が高く、購入価格も高額となりやすいでしょう。
イメージとしては美術館に飾られているような絵だと思ってください。
原画には複製画や版画にはない素材感や存在感があり、有名画家のものであれば何千万、何億もの価格で取引されることもあります。
主に購入できる場所は、ギャラリー・画廊・百貨店・ネット・オークションなどです。
版画
細工をした版面に、インクや絵具を塗って紙に刷るのが版画です。
油彩画・水彩画と違って、複製することを前提として作られていますが、あえて「複製画」とは言いません。
版画は、一つの版から多数の作品を生み出すことができるため比較的リーズナブルに購入でき、コレクションしやすいと言います。
安価なものが多いですが、版画にはエディショナル・ナンバーが割り振られており、作者が直接サインしたものは芸術的価値が高くなるでしょう。
主な購入場所はギャラリー・画廊・百貨店・ネット・オークションなどです。
プリント画(複製画)
プリント画は、絵画を印刷したもので、元となる原画を印刷するため複製画とも呼ばれます。
複製画は画家(作者)の合意の上で模写・模作されているものであり、大量生産ができる方法を取っています。
複製の技法はさまざまですが、近年では原画の画像をコンピューターでデジタル情報に変換し、特殊なプリンターで版画用紙やキャンバスに微細なインク小滴を噴霧するといった技法も使われています。
美術品と言うよりはインテリアのような感覚で、比較的安い値段で購入できることもあり、美術品としての価値は低いでしょう。
購入場所は美術館・百貨店・複製画専門店・ネットなどです。
特徴ごとの絵の種類
絵画にはさまざまな技法や絵の具が使われており、それぞれに特徴があります。
イメージしやすいよう、絵画の画像とともにご紹介します。
日本画 | 洋画 | 油彩画 | 水彩画 |
日本画
日本画とはその名のとおり、日本の伝統的な技法を用いて描いた絵のことです。
特徴として、墨・胡粉・岩絵具といった日本特有の画材を使用することや、リアルな描写をせず、陰影など立体的な描き方をしないといった点があります。
明治時代以降に西洋から伝わってきた洋画と区別するために名付けられたという歴史があり、厳密に言えば江戸時代よりも以前に描かれた絵画は日本画とは呼びません。
また、作者が日本人であるから日本画というわけではないため注意しましょう。
洋画
油絵や水彩画などの、西洋で発達した技法を用いて描かれた絵を洋画と言います。
洋画は風景や宗教に関する絵が多く、陰影や遠近法を取り入れてリアルな描写をすることも日本画との違いでしょう。
描く内容については、具体的な対象物を具体的に描く「具象画」と、具体的な対象を描かない「抽象画」に分けることができます。
具象画は、風景や静物、人物など何が描かれているかがわかりますが、抽象画は具体物が見えないので、描かれている物が何か判別できないことも多いでしょう。
油彩画
油彩画とは油絵具を使って描かれる技法のことで、有名画家による作品も多くあります。
絵を描くためには「色を定着させるもの」つまり絵の具が必要になりますが、色をつけるために使用されているのが「顔料」です。
この「顔料」をキャンバスに定着させるものとして「油」を使用しているのが「油絵の具」ですが、乾きが遅いために修正がしやすいと言われています。
また、油の量によって絵の具の硬さをコントロールできるという特徴があり、描きたい表現に合わせて変えることができるのが魅力。
しっかりと厚みを出して塗り重ねたいときには油を少なく硬いまま、薄く延ばしたいときには油を足して柔らかくするなどの技法を使って描くことで、陰影や立体感を出すことができます。
水彩画
水彩絵の具を使用して描かれる絵を水彩画と言います。
水彩絵の具は子どもの頃に授業で使用するなど、扱いやすく、最もポピュラーな絵の具ではないでしょうか。
油絵具は「顔料」を定着させるために油を使ったものになりますが、水彩画で糊の役割をするのはアラビアゴムが一般的で、乾きやすく扱いやすいという特徴があります。
また、水彩画は水を使って描くので、透明感や色の微妙な変化を出しやすいと言えるでしょう。
絵画を処分するならまずは「売却」を考えよう
絵画の処分は、まずは「売る」ことを前提に進めていきましょう。
なぜかというと、絵画の価値は素人にはわかりにくく、価値がないだろうと思っていても売れることがあるからです。
また、絵画は買取をおこなっている店舗も多く、売りやすいモノだと言えるでしょう。
ここでは売りやすい絵画や、絵画を高く売るコツなどをご紹介します。
売りやすい絵画とは
有名画家が描いた絵画など、明らかに価値があるものはわかりやすいため、売却しようと考えるでしょう。
しかし、売れるかわからない…価値がわからない…といった作品もありますよね。
絵画の売却価格は以下の要因によって決められています。
- 美的な価値
- 需要と供給のバランス
- 希少性
- その他
美的な価値とは
美的な価値とは絵画の外観に基づいた価値のことです。
アートや絵画などの芸術作品の値段を決めるために大切なのは、美的な価値だとも言われています。
しかし、どのようなものが美的だと感じるかは国や文化圏によって異なり、あやふやなところがあるでしょう。
需要と供給のバランスとは
絵画の価格が左右されるのは需要と供給です。
欲しい人が多いほど価値が上がり、それに伴って値段が変わるでしょう。
ここで言う「欲しい人が多い作品」とは、やはり有名画家のものが多くなります。
また、絵画の購入場所の一つとしてオークションというのがありますが、欲しい人が多ければ多いほど価格は上がるため、今まであまり値がつかなかった作品でも、突然高額で取引されることもあるのです。
希少性とは
高額取引されやすいポイントとして、希少性はとても重要です。
市場に出回っている数が少ないほど希少性が高くなり、絵画の価値も上がります。
ちなみに、有名画家の作品のなかで希少価値の高いものとして高額取引されるのは「未発表の作品」です。
人が持っていないものはコレクターの間でも欲しいという人が多く、かなり高額になることも。
一方、人気の作品であっても出回っている数が多いと希少性が下がるため、価格も低くなると言われています。
その他
絵画の価値を左右する条件は、他に以下のようなものがあります。
- 作品の大きさ
- 作品のコンディション
- 作品の年代
- 売却時のトレンド
定価のあるブランド品などと違い、絵画の価値には相場というものがありません。
一般的には大きい絵のほうが値段も上がりやすいですが、ほかのさまざまな条件によって値段が決められるため、一概には言えないでしょう。
また、当然ですが価値の高い絵画は「本物」であることが条件です。
贋作であれば価値が下がるだけではなく、転売した場合罪に問われる可能性もあるため注意しなければなりません。
【作家別】絵画の買取額事例
絵画には相場がありませんが、買取額の事例を見れば価値がわかりやすいのではないでしょうか。
参考までにジャンル別代表作家の作品の買取額の一例をご紹介します。
※買取価格は同じ作家でも作品、季節や年数により価格が変動します。
ジャンル
- 日本画
- 洋画
- 現代アート
- インテリアアート
日本画
海外でも人気の高い日本画は高額買取の事例も多数あります。世界中で需要があるため、売りやすいジャンルだと言えるでしょう。
三輪良平「舞妓」 | 8万円 |
東山魁夷「緑の窓」 | 1万円 |
福王寺法林「山湖」 | 15万円 |
東山魁夷「白馬の森」 | 180万円~230万円 |
棟方志功「沢瀉妃の柵」 | 300万円~380万円 |
洋画
洋画は日本人の作家のものでも人気の絵画は高額買取の事例があります。特に日本画と洋画の技術が混ざり合った独特な魅力がある絵画は高額になりやすいでしょう。海外作家のものは知名度が高い作家であるほど高額買取となります。
梅原龍三郎「裸婦」 | 10万円〜20万円 |
中山忠彦「薔薇と少女」 | 50万円〜70万円 |
ミロ「LithographeⅢ PL.8」 | 10万円~15万円 |
パブロ・ピカソ「想像の中の肖像」 | 20万円 |
マルク・シャガール「春」 | 55万円〜80万円 |
マルク・シャガール「ノートルダムの眺め」 | 250万円 |
現代アート
現代アート作品は作家によっては熱狂的なファンも多く、人気作家のものは高額買取になることも期待できます。
草間彌生「かぼちゃ(RY)シルクスクリーン」 | 200万円〜240万円 |
キース・へリング「POP SHOP(1)」 | 150万円 |
キース・へリング「Growing」 | 300万円〜400万円 |
アンディ・ウォーホル「ミック・ジャガー F&SII 141」 | 480万円〜580万円 |
インテリアアート
インテリアアートと言えば日本では1980~1990年代に流行した「クリスチャン・ラッセン」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。家のインテリアとして人気の高いインテリアアートでは、美しい作品や色鮮やかな作品ほど人気が高く、高額買取になりやすいと言われています。
笹倉鉄平「オンフルール」 | 20万円〜30万円 |
クリスチャン・ラッセン「エンドレスドリーム」 | 10万円~15万円 |
トレンツ・リャド「ゲーテの詩と共に」 | 10万円~15万円 |
絵画を売るときのポイント
絵画は売りたいと思ったとき、売却方法の選択肢がたくさんあります。
例えば、オークションで売る、画廊へ預けて委託販売をする、などです。
しかし、一般的に家庭にある絵画を売って処分しようと考えたとき、利用しやすいのは「美術品の買取業者」へ売却するということではないでしょうか。
美術品の買取業者はアートや絵画などに関する専門知識があるため、作品の価値を正確に判断することができますし、すぐに現金化されるのも嬉しいポイントです。
ここでは買取業者へ売却する際のポイントをご紹介します。
買取業者選びのコツ
絵画のような美術品を扱っている業者は多く、インターネットなどで調べると多くの買取業者が出てきます。
このような買取業者は、扱う商品に得意なジャンルや好みがある場合や、在庫状況によって買取額が左右される可能性があるため、4~5社程度に査定依頼をするとよいでしょう。
また、多くの買取業者では「宅配買取」や「出張買取」をおこなっているところが多いため、「絵が重いので持ち込むのが大変」という人は利用してみてはいかがでしょうか。
買取業者の選び方は以下のとおりです。
- 絵画買取専門業者か
- プロの鑑定師が査定をしているか
- 業者、審査の実績を確認
- 無料で審査、査定、出張買取、宅配買取があるか
- ネットでの口コミ評価がいいか
絵画は査定を依頼した業者によって、査定額に大きな差が出ることも考えられます。
例えばA社では値段がつかないと言われても、B社であれば買い取ってもらえるこということもあり得るため、複数社での査定を依頼してください。
ただし、なかには預けた作品を持ち逃げされる、明らかに安い価格で買い取られるなどの、悪質な業者やサイトもあるため注意が必要です。
トラブルに遭わないためにも、実績や利用者の口コミなどをチェックし、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
絵画の売却時に気を付けたいポイント
絵画を売る際、少しでも高く値段をつけてもらうために以下のポイントに注意しましょう。
- 付属品を揃えておく
- キレイな状態で保管しておく
- 絵画情報を知っておく
絵画以外のモノを売る時もそうですが、付属品を揃えておくことは買い取ってもらいやすくなり、買取額も上がりやすいと言えるでしょう。
絵画における付属品とは「額縁・鑑定書・保証書・箱」などです。
また、作品の保存状態は売却価格に大きく影響するため、「いつか売ろう」と考えているのであれば保管にも気を付けましょう。
例えばシミ、割れ、カビ、日焼け、退色などのダメージは絵画の価値を下げてしまいます。
保管する際は箱の中へ入れてしまっておき、1年に1度絵を出して換気をしてください。
飾っておきたいという場合は直射日光や冷暖房のあたらない場所を選び、乾燥、湿気、カビ、紫外線、タバコの煙などに注意するようにしましょう。
最後に、絵画の情報を知っておくことも売却時に大切なことです。
絵画の情報がないと、売却の際に不利になるほか、査定に出すことも難しくなるかもしれません。
近年ではネット査定、写真鑑定も多いですが、作品の情報がないと正しく査定がおこなえない可能性もあるため、わかる範囲で調べておいてください。
知っておきたい作品の情報は以下のとおりです。
- 作家名
- 作品名
- 作品の種類(風景画・肖像画…など)
- 技法(油彩画・水彩画・日本画…など)
- サイズ
万が一、作家がわからない場合でも写真鑑定や現物鑑定で特定できる場合があります。
サインや署名または落款、裏に書かれているものがあれば専門業者に確認してもらいましょう。
無名作家でも買い取ってもらえるの?
絵画は無名作家のものだとあまり価値がないのでは?買い取ってもらえないだろう、と考える人もいるかもしれません。
しかし結論から言うと、無名作家の絵画であっても買い取ってもらうことはできます。
もちろん、なんでもOKというわけにはいきませんが、買取価格がつくケースがたくさんあります。
無名作家の作品の場合、買い取ってもらいやすいものは以下のようになっています。
- 抽象画よりも風景画のほうが買取されやすい
- 飾りやすい作品は買取されやすい
- 本画・肉筆画・原画は買取されやすい
・本画…完成した絵画作品のこと。日本画の下絵に対して使う言葉
・肉筆画…浮世絵などで、絵師が自ら筆をとり手書きで仕上げたもの。版画に対して使う言葉
・原画…複製画があるものに対して使われる言葉で、複製された絵ではない元の絵のこと - 額縁に入った作品は買取されやすい
一般的に無名作家の作品の場合、何が描いてあるかわかりにくい抽象画よりも風景画のほうが売れやすいと言われています。
風景・花・動物がテーマの作品は万人受けしやすいため、買い取ってもらえる可能性が高くなるでしょう。
そして買い取ってもらえる絵画の特徴として「飾りやすい」ということもポイントです。
絵の内容以外にも、大きさ(大きすぎず小さすぎない)や色合い(明るいものが人気)で飾りやすいものは売れやすいでしょう。
ほかに、本画・肉筆画・原画のような、「作家本人が筆をとって描いたもの」は買い取ってもらいやすいと言えます。
これは世界に一つしかないということで希少価値が高くなるためです。
また、基本的に絵画の買取業者は額縁の買取もおこなっています。
額縁に入った状態で買取に出すと、額縁の価格(額代)も込みで査定してもらえるため、できるだけ額縁を一緒に売ることをおすすめします。
ネットオークションは避けたほうがいい?
買取業者以外に、ヤフオクやメルカリといったネット上でも絵画は売ることができます。
絵の価値がわかっている場合や、ネット上での取引に慣れている人であれば利用してみるのもよいかもしれません。
しかし、ネット上でのやり取りは購入者の素性がわからないことや、梱包・発送の手間がかるなどのデメリットもあるため、出品する際は気をつけておこないましょう。
「売却」以外の絵画の処分方法3選
業者に買い取ってもらえなかったもの、贋作などの値打ちのない絵画、自分で描いた作品など、売却して処分することができない絵画の処分方法はどのような方法があるでしょうか。
主な3つの処分方法をご紹介します。
処分方法1.ごみとして自治体で処分
基本的に絵画は「燃えるごみ」として処分することができます。
燃えるごみとして自治体で処分すると、無料(または指定ごみ袋代のみ)で処分することができるため、費用が安く済むでしょう。
ただしごみ袋に入らないような大きさのものは、粗大ごみとなる可能性がありますので注意してください。
自治体によっては30㎝角を超える大きさや、50㎝角を超えるものは粗大ごみとなり、粗大ごみで処分する際は200円~500円程度の費用がかかります。
また、額縁やガラスは外しておき、絵画とは別にして処分するようにしましょう。
粗大ごみで捨てるときの手順は以下のようになっています。
- 電話から申し込みをする
- 手数料納付券(シール)をスーパーやコンビニなどの指定販売店で購入する
- シールに受付番号や氏名などの必要事項を記入し、粗大ごみへ貼る
- 指定された日時に指定場所へ出す
例えば名古屋市で絵画の処分は以下のようになっています。
・30㎝角以下の大きさのパネル・キャンバス | ・可燃ごみ |
・30㎝角以下のフレーム(額縁) | ・木製・プラスチック製…可燃ごみ ・金属製…不燃ごみ ・ガラス部分…不燃ごみ |
・30㎝角を超える大きさのフレーム・パネル・キャンバス | ・粗大ごみ(手数料各250円) |
ごみ袋に入らないものや、自治体で粗大ごみとされている大きさのものであっても、自分で裁断したり壊したりして小さくすれば普通ごみとして処分することもできるでしょう。
作業する際はケガに気を付けておこなってください。
処分方法2.寄付をする
絵画を処分したいけど売ったり捨てたりするのではなく、誰かの役に立てば…とお考えの方は寄付をするという選択もあります。
寄付というと美術館や学校などを思い浮かべるかもしれませんが、基本的にこれらの場所では寄付は受け付けていません。
インターネットで探せば絵画の寄付を受け付けてくれるNPO法人や施設などが見つかるため、適切な場所へ寄付しましょう。
ただし寄付の方法や受付可能な絵画の条件など、事前に必ず詳細を確認してからおこなってください。
以下のような絵画は寄付できないことが多いため、注意しましょう。
- 破けているもの
- 目立つキズのあるもの
- シミ汚れのあるもの
- 趣味で描いた絵画
処分方法3.不用品回収業者へ依頼する
家にある不用品を回収し、処分してくれる「不用品回収業者」でも絵画の処分が可能です。
自宅まで来てくれることや土日祝日関係なく依頼可能なことで、手間なくスピーディに不用品を処分することができます。
もちろん絵画のみの単品でも回収は可能ですが、処分料金が発生するため絵画のみの処分だと割高になってしまうかもしれません。
不要な絵画が大量にある場合や、部屋を丸ごと片付けたい場合、遺品整理のついでに絵画や骨董品なども処分したい場合など、処分したいものが多いほどお得に処分できるでしょう。
業者によっては「トラック積み放題パック(定額プラン)」があるなど、料金プランがさまざまですのでご希望に合ったプランを利用してください。
また、不用品回収業者でも買取をおこなっている業者が増えており、家具や家電だけでなく絵画を含めた美術品の買取に力を入れている業者もあります。
「ラクタス」のグループ会社である「出張回収センター」では骨董品や古美術品専門の鑑定士が在籍していますので、適正な価格で買取が可能です。
処分のついでに買取もしてほしい…という方は利用してみてはいかがでしょうか。
もちろん査定のみや査定後のキャンセルもできますのでこちらからお気軽にご相談ください。
絵画の処分【まとめ】
今回は絵画の処分方法についてお伝えしてきました。
絵画は投資目的や趣味で購入する人も多いですが、遺品の中に見つけた、人に譲ってもらったなど価値がわからない人も多いのではないでしょうか。
絵画はブランド品のようにはっきりした価値が決まっておらず、売却が難しいとされがちです。
しかし、捨ててしまう前に一度、査定をしてみることをおすすめします。
捨てるとなると処分費用がかかりますが、売れたら思いもよらぬ副収入を得られるかもしれません。
ご紹介したポイントをもとに、お得な処分方法を選択してください。
2023-10-30