更新日:2024年9月11日
ゴミを出すとき、きちんと分別していますか?「ついうっかり」「細かすぎてよく分からない」という理由で、いい加減なゴミの分別をしていると、罰金などのペナルティをうける可能性があります。
家庭ゴミの分別は環境への配慮だけでなく、安全に廃棄するためにも必要な大切なルールです。
面倒に感じるかもしれませんが、ご近所トラブルや罰則を避けるためにも徹底するよう心がけましょう。
本記事では、ゴミの分別の重要性や違反した場合のペナルティなどを詳しく解説します。
罰金を避けるための対策方法もまとめているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
なぜ家庭ゴミの分別は必要なのか?
家庭ゴミの分別は、環境保護と安全な廃棄処理をするために欠かせない作業です。
ゴミにはさまざまな種類があり、それぞれに適した処分方法があります。
正しい分別が行われなければ、リサイクルできる資源が無駄になるだけでなく、回収や処分の過程で危険な事故が発生するリスクも高くなります。
たとえば、燃えるゴミとして扱われる生ゴミや紙くずは、焼却処分が可能ですが、プラスチックやガラス、金属などは再利用できる資源ゴミです。
分別せずにまとめて捨ててしまうと、リサイクルできる資源が埋め立てられるか、焼却されることになり、貴重な資源を無駄にすることになるでしょう。
また、電池やスプレー缶などの危険ゴミが混ざっている場合、処理の過程で爆発や有毒ガスの発生など重大な事故を引き起こす危険もあります。
そのため、正しい分別は環境保護だけでなく、ゴミを収集する作業員の安全を守るためにも非常に重要です。
分別するゴミの種類
家庭から出るゴミは、その種類によって適切な処理方法が異なります。
- 燃えるゴミ(可燃ゴミ)
- 燃えないゴミ(不燃ゴミ)
- プラスチックゴミ(ペットボトルなど)
- ビン・缶
- 危険ゴミ(有害ゴミ)
正しい分別を行うことで、環境への負荷を減らし、資源の有効活用につながります。
ここでは、家庭ゴミの種類とその処理方法について詳しく解説します。家庭ゴミを細かく分別する理由が分かるので、ぜひチェックしてみてください。
燃えるゴミ(可燃ゴミ)
燃えるゴミは、焼却処理によって安全に処分ができます。
一般的に燃えるゴミは収集後、直接「焼却処理場」に運ばれるか、一度「中間処理施設」で仕分けが行われます。
「中間処理施設」で仕分けする目的は、燃えるゴミのなかに資源として再利用できるものや危険物が混入していないかを確認するためです。
生ゴミは中間処理施設で除去され、肥料化施設で堆肥として再利用できます。
その他の可燃物は800℃を超える高温で焼却され、最終的に灰や燃えかすとして埋め立て処分されるのが一般的です。
一人ひとりが正しくゴミの分別を行えば、中間処理施設での仕分け作業が短時間で終わり、焼却処理の効率が向上します。
その分、環境への負荷やゴミ処理のコストも減らせるため、一人ひとりの意識と努力がゴミの処理に重要であることがわかるでしょう。
燃えないゴミ(不燃ゴミ)
燃えないゴミは、そのままでは焼却できないゴミを集めたものです。
燃えないゴミは、収集後に刃物類などの危険物を取り除き、その後、破砕機で細かく砕かれ、ゴミの体積を減らします。
細かくなったゴミは機械でさらに仕分けされ、「アルミ類」「鉄類」などの資源ゴミと、その他の不燃ゴミに分類します。
資源ゴミとなった金属類はリサイクルされ、新たな製品の原材料として再利用される仕組みです。一方、リサイクルできない不燃ゴミは埋め立て処分されます。
例えば、陶器やガラスなどはリサイクルが難しいため、適切に分別して埋め立て処分するのが一般的です。
プラスチックゴミ(ペットボトルなど)
プラスチックゴミは、リサイクルによって新たな製品に生まれ変わる貴重な資源です。
プラスチックゴミは回収後、主に2つの方法で再利用されます。
ひとつは「マテリアルリサイクル」で、プラスチックを溶かして新しいプラスチック製品を作る方法です。
もうひとつは「ケミカルリサイクル」で、プラスチックを化学的に処理し、他の化学物質に変換して再利用します。
たとえば、キリンビバレッジと三菱ケミカルが共同で進めるプロジェクトでは、ケミカルリサイクルを用いてペットボトルを再資源化する技術開発が行われています。
そのため、一人ひとりが正しい分別を行えば、きちんとプラスチックが循環し続ける社会を目指せるのです。
ビン・缶
ビンや缶は、リサイクルによって繰り返し利用できる資源です。
ビン・缶は「資源ゴミ」として別日に回収され、リサイクル施設に運ばれます。
その後、機械によって「スチール缶」「アルミ缶」「ビン」に分別され、それぞれ異なるリサイクルプロセスに従って処理されるのです。
たとえば、ビンは色や材質ごとに分別され、洗浄されて異物を取り除きます。
次に、粉砕されてガラスの破片(カレット)となり、新しいガラス製品や他のガラス製品の原材料として再利用されます。ビンは何度でもリサイクル可能なため、環境負荷が少ない素材です。
缶はアルミ缶とスチール缶に分けられ、それぞれ溶解されて再生金属になります。
アルミ缶は主に新しい缶や建材などに再利用され、スチール缶も再生鋼材として工業製品に使われます。
缶もビンと同様にリサイクル率が高く、エネルギー消費を削減できる素材です。
危険ゴミ(有害ゴミ)
危険ゴミは、適切に処理しなければ事故や環境汚染の原因となるゴミを集めたものです。
たとえば、ライター、乾電池、スプレー缶などは危険ゴミに分類されます。
収集後は、ライターは破砕され、金属部分をリサイクルし、その他の部分を安全に処理します。
乾電池は高温で加熱して水銀を回収し、その後金属部分をリサイクルするのが一般的です。
スプレー缶は穴を開けてなかのガスを完全に抜き、鉄やアルミとしてリサイクルされます。
ただしスプレー缶のなかにガスが残っていると、処理の過程で爆発事故が起こる危険があります。
そのため、家庭での分別時にしっかりとガス抜きを行うことが大切です。
ゴミを分別しないとどうなる?
ゴミを分別しないまま放置すると、さまざまなリスクやペナルティが発生します。
- 条例違反になる可能性がある
- 不法投棄とみなされる恐れがある
- 火災や事故になるリスクがある
- 環境負荷がかかる
日本では自治体ごとにゴミの分別方法が細かく定められており、ルールを守らないと罰則を受けることもあります。
ここでは、ゴミを分別しないとどのようなことが起こるのかまとめました。
条例違反になる可能性がある
ゴミ分別を怠ると、地域の条例に違反する可能性があります。
多くの自治体ではゴミの分別が義務付けられており、従わない場合、指導や罰金が科せられるリスクがあります。
一度ミスをしただけで、すぐにペナルティがあるわけではありませんが、分別されていないゴミは回収してもらえないため、周辺住民とのトラブルの原因になる可能性はあるでしょう。
そのため、自治体によっては繰り返し違反する人がいる場合、本人を特定し、罰金を科すケースもあります。
地域住民とのトラブルを避け、ストレスなく生活をしたいのなら、ゴミ分別の重要性を認識し、ルールを守ることが大切です。
不法投棄とみなされる恐れがある
ゴミを出す場所や時間を誤ると、不法投棄とみなされ、法律違反になる可能性があります。
具体的には、公道や公共のゴミ箱に無断でゴミを捨てる、または他人の敷地に許可なくゴミを捨てた場合、不法投棄と判断されるでしょう。
個人が不法投棄をした場合、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方の刑に処する。 |
さらに、指定された日時や方法に従わずにゴミを出す行為も、不法投棄として扱われる可能性があるので注意が必要です。
不法投棄を行った場合の罰則は、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金になります。
火災や事故になるリスクがある
ゴミの分別が正しく行われないと、火災や事故が発生するリスクが高まります。
たとえば、可燃ゴミの中にライターやスプレー缶などの危険物が混ざっている場合、焼却処理時に爆発を引き起こす可能性があります。
また、不燃ゴミの中に電池やガラス片が混入すると、収集作業中や処理場での事故につながることもあります。
こうしたリスクを避けるためにも、ゴミを分別し、適切な処理を行うことが重要です。
環境に負荷がかかる
ゴミ分別をしないことで、環境への負荷が大きくなります。
リサイクル可能な資源が適切に分別されずに埋め立てられると、埋め立て地が早期に満杯になり、新たな処理場の建設が必要になるからです。
また、リサイクル可能なものが適切に処理されないことで、新たに資源を採掘・製造するために多くのエネルギーが必要となり、CO2排出が増加します。
分別が不十分なゴミを焼却すると二酸化炭素や有害物質が増加し、地球温暖化や大気汚染を悪化させる点も大きな問題です。
ゴミの正しい分別は環境保全の観点からも重要な作業であることが分かってもらえるでしょう。
ゴミを分別しないとバレる?
ゴミを分別しないと、ゴミ収集の段階で指摘されることがあります。
自治体やゴミ収集業者は、ゴミ袋の内容を確認し、分別が不十分だと回収を拒否したり、注意書きのシールを貼ったりする試みを行っています。
たとえば、リサイクル可能なペットボトルや缶が燃えるゴミに混ざっていた場合、それが原因でゴミが回収されないことがあるのです。
また、近隣住民や管理組合によって、ゴミ出しの状況が確認される場合もあるでしょう。
分別が不適切だと、他の住民に迷惑をかけることになり、トラブルの原因にもなりかねません。
なによりご近所の前で指摘されるのは、かなり恥ずかしいことでもあるでしょう。
ゴミの分別ルールを守ることは、環境に配慮するだけでなく、自分自身や地域全体の秩序を守るためにも重要なことなのです。
ゴミの分別をしやすくする方法
きちんとルールを守ってゴミを出すには、分別をしやすくする工夫も大切です。
- ゴミの種類別にゴミ箱を用意する
- 地域のゴミ分別表を見やすい場所に貼る
- ゴミを出す前にもう一度確認をする
ここではゴミの分別をしやすくする方法やコツをまとめました。
ゴミを出すたびに不安にならずに済むよう、しっかりした仕組みづくりで対応しましょう。
ゴミの種類別にゴミ箱を用意する
ゴミ分別をスムーズに行うには、種類ごとにゴミ箱を用意するのがおすすめです。
燃えるゴミ、燃えないゴミ、リサイクルゴミなど、それぞれに対応するゴミ箱を自宅に設置するようにしましょう。
たとえば、キッチンには燃えるゴミ用のゴミ箱、ベランダや玄関近くにはリサイクルゴミや燃えないゴミ用のスペースを設けると間違いにくくなります。
また、分別に慣れていない家族や子供に協力してもらいたいのなら、ゴミ箱に「燃えるゴミ」「リサイクル」などのラベルを貼り、視覚的に分かりやすいようイラストを載せるのも良い方法です。
ゴミの種類に応じた専用のゴミ箱を使うことで、日々の分別作業がラクになり、ゴミのルールを守りやすくなるでしょう。
地域のゴミ分別表を見やすい場所に貼る
ゴミ分別を正確に行うためには、地域の分別ルールをしっかりと理解しておくことが重要です。
そのために、地域のゴミ分別表を見やすい場所に貼っておくようにしましょう。
たとえば、キッチンの壁や冷蔵庫の横など、日常的に目にする場所に分別表を貼ることで、ゴミ出しの際にすぐ確認できるようになります。
分別表には、燃えるゴミ、リサイクルゴミ、危険物などの分類が詳しく記載されており、分かりにくいゴミの処理方法を一目で確認できます。
そのため、ゴミの分別でミスしたくない方は、見やすい場所に地域のゴミ分別表を貼っておくようにしましょう。
ゴミを出す前にもう一度確認する
ゴミ出しでミスをしたくないのなら、出す前にもう一度正しく分別されているかを確認することが大切です。
ゴミ袋に全てのゴミを入れた後、簡単に分別が正しいかどうかをチェックしてみましょう。
たとえば、リサイクルできる紙類やペットボトルが燃えるゴミに混ざっていないか、危険物が適切に処理されているかを確認するだけで、うっかりミスを防ぐことができます。
こういったちょっとした確認作業が習慣になれば、毎週のゴミ出しがスムーズにできるようになるでしょう。
分別のミスが減れば、ゴミの回収がスムーズに行われ、罰則を受けるリスクも避けられます。
ゴミを分別せずにそのまま捨てる方法
ゴミを分別せずに捨てる方法も存在します。ここではゴミを分別せずにそのまま捨てる方法を詳しく解説します。
- ゴミ処理センターに直接搬入する
- 不用品回収業者に依頼する
ゴミ出しは正しく行わなければ罰則の対象となる可能性があります。
そのため、ストレスなくゴミを捨てたいのなら、分別せずに捨てる方法も検討してみましょう。
ゴミ処理センターに直接搬入する
ゴミ分別を行わずにゴミを処理したい場合、自治体のゴミ処理センターに直接持ち込むという方法があります。
通常の家庭ゴミ収集とは異なり、処理センターに持ち込むことで、分別が不十分なゴミでも引き取ってもらえる可能性があります。
ただし、ゴミ処理場では重量に応じて料金がかかるため、コスト面では良いとはいえないでしょう。
料金の相場としては、1kgあたり15円から100円程度の費用が発生します。
しかし、すべてのゴミが分別不要というわけではありません。
自治体によって持ち込めるゴミの種類が異なるため、最低限の分別は必要です。
たとえば、危険物や大型家電などの特定のゴミは、事前に確認が求められるケースもあるでしょう。
また、粗大ゴミやリサイクル可能なゴミは別途処理が必要なことが多いため、事前に自治体のホームページや電話で確認することが重要です。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼すれば、ゴミの分別の手間を完全に省略できます。
なぜなら、不用品回収業者なら依頼すれば、ゴミをそのままの状態で引き取ってもらえるからです。
ただし、不用品回収業者への依頼は、ゴミ処理センターへの持ち込みより費用が高くなります。
不用品回収業者はゴミの種類に関係なく引き取ってくれるうえに、作業員も手配してくれるため、利用者は何もする必要がありません。
大型家具や大型家電など、一人で運び出せない粗大ごみの処理にも便利なので、ある程度、ゴミの量がまとまったタイミングで依頼するとよいでしょう。
分別せずにゴミを捨てたいのならラクタスがおすすめ!
ゴミを分別せずに捨てたいのなら、横浜・東京を中心に全国でゴミ屋敷の清掃を行う片付け専門業者ラクタスにご依頼ください。
ラクタスでは、最短即日に対応できるため、早く家のなかをスッキリさせたい方にもおすすめです。
ここでは片付け専門業者ラクタスの魅力を3つ紹介します。
問合せから作業までがスピーディー
ラクタスなら問合せから作業まで最短即日で対応しています。
専用コールセンターを設けているため、問合せがしやすく、迅速に対応できる体制が整っている点がと魅力です。
また、32,000件以上の実績をもとにした社内研修制度により、しっかり教育されたスタッフが効率良く作業を行います。
そのため、「退去日が迫っているので、早急にやって欲しい!」「分別されていないゴミをまとめて回収してほしい」という方にも満足いただけます。
当社のスケジュールにもよりますが、可能な限りお客様のご要望に合わせて作業させていただきますので、ぜひラクタスへのご依頼を検討ください。
不用品の買取ができる
ラクタスでは、家電や家具など、使わなくなった不用品の買取も行っています。
買取専門の実店舗とネット事業部などが社内にあるため、現場に出る社員は全員、大半のものを適正に査定できます。
また、再販ルートを多数持っているため、他社では買い取ってもらえない不用品もラクタスなら買取できる場合があります。
買取価格と不用品回収の費用を相殺することもできるため、安くゴミの回収をしたい方にもおすすめです。
ゴミのなかから失くし物の捜索も可能
分別していないゴミが部屋に溢れると、何がどこにあるのか、分からない状態になることもあるでしょう。
ラクタスではお客様の大切なものや買取・リサイクルに回すものを作業前のヒアリングで明確にし、要望に合わせて作業を進めていきます。
「部屋で失くしてしまい見つからない貴重品がある」「重要な書類をどこに置いたかわからない」という相談にも積極的に対応しています。
貴重品や書類、現金などは、見つけ次第専用ボックスに入れて保管するため、安心してお任せいただける点も魅力です。
また、必ずしも立ち合いは必要ないため、作業中はお客様の用事を優先していただくことも可能です。
分別のルールを守って、正しいゴミ捨てを行いましょう!
ゴミの分別は、環境保護だけでなく、安全な廃棄処理をするためにも、守る必要がある重要なルールです。
ゴミの分別を怠ると、思わぬ罰則が待っている可能性があります。とくに不法投棄とみなされると、重い罰金や懲役刑の対象となるため注意が必要です。
ゴミの分別をしやすくするために、種類別にゴミ箱を複数用意したり、地域のゴミ分別表を見えるところに貼ったりして工夫するようにしましょう。
どうしても分別が難しい場合は、地域のゴミ処理センターに直接搬入したり、不用品回収業者に依頼する方法もあります。
家庭ゴミの分別でミスをしたからといって、すぐに罰金になるわけではありません。
しかし、ご近所トラブルに発展する可能性はあるため、困っているのならラクタスにご相談ください。
ラクタスなら、リサイクルできる不用品は買取ができるため、費用を抑えてゴミの処理が可能です。
お見積りは無料ですので、ぜひ気軽にラクタスの不用品回収をご検討ください。