更新日:2023年6月21日
座り心地の良いビーズクッションは、使わなくなると部屋のスペースをとって邪魔になってしまいますよね。
もし誤った方法で捨ててしまうと、ビーズが飛散して大惨事になることもあるため注意が必要です。
そこでこの記事では、ビーズクッションの正しい捨て方や費用についてまとめて紹介します。
手間をかけずに楽に捨てたい方は、ぜひ参考にしてください!
目次
ビーズクッションの捨て時は購入から約5年
ビーズクッションの寿命は長くても5年程度といわれています。
長く使っていると中身のビーズが潰れてヘタり、ボリュームが減ることも。
使用頻度が高ければ5年も経たずに座り心地が悪くなる場合も考えられます。
ビーズの補充や交換で長持ちすることも
外側のカバーを洗っても、ビーズ本体に臭いがつくと衛生面が気になるのではないでしょうか?
ビーズクッションは、中身のビーズを新しく補充・交換して長く使える場合があります。
交換用のビーズが売られている主なメーカーは、ニトリとヨギボー、Moguです。
無印良品では補充用クッションが販売されているので、処分する前に検討してください。
無印良品やニトリで修理・回収サービスはある?
ヘタって使いにくいビーズクッションはメーカーで修理や回収できるか事前に確認しておきましょう。
無印良品、ニトリ、Moguは、ビーズクッションの修理・回収サービスは現在行われていません。
愛知県のクッションメーカー「ハナロロ」では、SDGsの取り組みの一環として使ったビーズの回収を行っています。
処分のことまで考えると、メンテナンスやリサイクルのしやすさを重視して商品を選ぶことも大切です。
ヨギボーはリペアサービスが充実している
ヨギボーのビーズクッションなら、下記のサービスが利用できます。
- アウターカバーのクリーニング
- インナーカバーの交換
- ビーズの補充
料金はクッションの種類によって変わり、5,800円〜です。郵送を希望する方は別途送料がかかります。
ただし、カバーに穴が空いているなど破損があるとリペアの対象外となるため注意してください。
ビーズクッションを捨てる際は飛散に注意!対策法
ビーズクッションは、パウダービーズと呼ばれる白い粒子状の発泡ポリスチレン(発泡スチロール)でできています。
荷物の梱包資材などに用いられる無害の素材ですが、捨てる際は飛散しないように注意しなければなりません。
安全に処分するために、具体的な対策をみていきましょう。
誤飲しないようにマスクを着用
パウダービーズのサイズは直径1mm程度と非常に小さいため、万が一カバーが破けて漏れると誤飲のリスクがあります。
MOGUの公式サイトによると、ビーズを万が一誤飲した場合は消化されずにそのまま排泄されるのことですが、事前にマスクを着用しておけば安心です。
作業する部屋は閉め切る
お子様やペットのいるご家庭では、作業する部屋に入って来れないように配慮することが必要です。
発泡ポリスチレンは柔らかくて軽い素材で、誤飲すると窒息の恐れがあります。
ビーズが一度飛散してしまうと収拾がつかないため、安全な場所で処分の準備を行ってください。
家族や友人に協力してもらう
パウダービーズは静電気を帯びるため、服や家のものに付着して片付けが大変になってしまいます。
インナーカバーが劣化しているときは、1人で作業をするよりも複数人で協力して作業する方が確実です。
ビーズクッションの捨て方は4通り!費用相場の比較
ビーズクッションの処分方法は大まかに分類して、下記の4通りあります。
- 自治体でごみとして処分する
- フリマアプリ・オークションで売却する
- 買取サービスを利用する
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれの費用相場はこちらです。
捨て方 | 処分費用相場 |
①自治体 | 粗大ごみ 250円~300円 自己搬入 200~300円/10kg 一般ごみ 無料 |
②フリマアプリ・オークション | 送料負担の場合 1,700円~ (サイズにより異なる) |
③買取サービス | 無料 |
④不用品回収業者 | 軽トラック1台 3万円~ 1個なら3,000円~要見積もり |
それぞれの捨て方について詳しく解説します。
ビーズクッションの捨て方①自治体でごみとして処分する
使わなくなったビーズクッションは、自治体でごみとして処分できます。
大きさや状態に合わせて、適切な廃棄の方法を選びましょう。
粗大ごみの戸別収集を依頼する
ビーズクッションをそのまま処分したい方は、粗大ごみ回収を事前に申し込む必要があります。
粗大ごみの基準は、自治体によって異なるのでホームページなどで確認してください。
▷粗大ごみの基準について(愛知県の場合) 名古屋市:一辺の直径が30cmを超えるもの 豊田市:指定ごみ袋に入らないもの 一宮市:一辺の直径が60cmを超えるもの、または6kg以上のもの |
申込手順は下記の通りです。
- 粗大ごみ受付センターに電話・WEBで連絡する
- 処分したいごみを伝えて収集日時を予約する
- 粗大ごみ処理手数料納付券を購入する
- 納付券をビーズクッションに貼る
- 指定日時にごみを出す
粗大ごみの戸別収集は予約が混雑していると、1ヶ月待ちになることも少なくありません。
安さ重視で、時間に余裕がある人に向いています。
一般ごみとして処分する
粗大ごみの基準より小さいビーズクッションは、一般ごみの日に処分可能です。
分別は自治体によって異なるのでホームページで確認してください。
- 名古屋市:可燃ごみ
- 一宮市:不燃ごみ
- 三田市:燃やすごみ
愛知県三田市では、袋の空気を抜いて二重にして処分しなければなりません。
「ビーズ注意」「パイプ注意」と記載した紙をごみ袋に貼って周囲から何のごみなのかひと目で分かるようにしましょう。
危険!ビーズクッションは解体しないでください
大きなサイズのビーズクッションを解体して袋詰めすることはおすすめできません。
愛知県三田市をはじめとする多くの自治体では、ビーズの飛散防止のために解体を禁止しているところも多いです。
既に破けているビーズクッションは、穴をガムテープで塞ぐなど対策をして厳重に袋詰めしましょう。
実際に大阪府大東市や兵庫県神戸市などの自治体では、ごみ収集中にビーズクッションが破裂して、回収が困難になったという事例が報告されています。
作業員の業務に支障をきたすため、ビーズクッションの解体はやめましょう。
ビーズクッションの捨て方②フリマアプリ・オークションで売却する
状態の良いビーズクッションは、フリマアプリやオークションで出品して売ることができます。
メルカリでは、人気のメーカーなら出品して20分〜3時間で売れることも。
価格は送料込みで3,000円前後が相場となります。
出品を検討している方は、下記に注意しましょう。
- 梱包用の段ボールが必要
- サイズが大きいと送料が高い
- 汚れや臭いなどの情報は明確に記載する
フリマアプリやオークションは、個人間取引のためトラブルのないように行うことが大切です。
特に中古品は、商品の状態を文章や写真で正確に伝えることで、スムーズに取引できるでしょう。
臨時収入が得られるというメリットがある一方で、売れるまでは家のスペースをとってしまうことや発送までの作業が大変であることに注意しなければなりません。
ビーズクッションの捨て方③不用品買取サービスを利用する
ビーズクッションは、不用品買取で売却して手放すことができます。
不用品買取の方法は下記の3通りです。
- 店頭買取(リサイクルショップ)
- 宅配買取
- 出張買取
宅配買取は、自宅から専門店へ不用品を郵送して査定を依頼できます。
しかしビーズクッションのような大きな不用品は取り扱えない場合があるため対象ジャンルを確認しましょう。
出張買取なら楽に処分できる
出張買取とは家にスタッフが訪問し、不用品を査定買取・運搬してくれるサービスのこと。
店頭に持っていくのが大変なビーズクッションなどの大型の不用品を売りたい時におすすめです。
梱包の準備も必要ないため労力をかけずに捨てられます。
買取価格を高く売るコツは下記の4点です。
- カバーを洗ってシミ取り・清潔にする
- 取扱説明書など付属品を用意する
- ビーズがヘタる前に早めに査定を依頼する
- 買取実績が豊富な買取サービスを選ぶ
海外やネットショップ・実店舗など複数の販売ルートを持っていると、高く売れやすいです。
ノーブランドのビーズクッションでも買い取ってもらえますが、需要のあるメーカーなら更に高価買取が期待できます。
無印良品
「人をダメにするソファ」として2011年に口コミで話題となった無印良品のビーズクッション「体にフィットするソファ」。
伸縮性の異なる生地を使用しており、下にする面を変えることで座り心地に変化が出ます。
国産のビーズを使用しており、安全性が高くヘタりにくいことが特徴です。
ニトリ
ニトリのビーズクッションは豊富なサイズバリエーションと安価で購入できることが魅力です。
肘置きクッションやすっぽりと座れる椅子型タイプなど用途は様々。
夏に快適な冷んやり素材のカバーも販売されています。
ヨギボー(Yogibo)
アメリカのブランドであるヨギボーは、家族で座れる大型サイズのYobiboMaxが人気です。
明るく鮮やかなカラー展開で、インテリアのアクセントにもなるでしょう。
カバーの耐久性が高いことが特徴であり、どの面を使っても体にフィットしてくれます。
モグ(Mogu)
国内ブランド「モグ」のビーズクッションは、抱き枕や肩こり・腰痛対策クッションなどあらゆる生活シーンに適したクッションが販売されています。
プレミアムシリーズはもちもち・すべすべとした肌触りにこだわった生地を使っており、介護用クッションも人気です。
ビーズクッションの捨て方④不用品回収業者に依頼する
古くなったビーズクッション以外にも捨てにくい不用品がある方や、処分に時間をかけられない方は、不用品回収業者に依頼して処分することも検討しましょう。
信頼できる不用品回収業者の選び方、メリットについて解説します。
悪質な不用品回収業者の見分け方
国民生活センターによると、不用品回収業者を利用してトラブルに巻き込まれた方の相談は年々増加しているといいます。
事例①作業後に高額な請求をされ、拒むと荷物を下ろすと脅された 事例②トラック詰め放題の広告を見て依頼したが荷物の制限があり断ろうとしたら、キャンセル代金を請求された 引用:国民生活センター│不用品回収サービスのトラブル |
こうした悪質な業者は「無許可」で回収しているため、不法投棄や環境汚染問題にもつながります。
トラブルに遭わないためには、下記ポイントに該当する優良な不用品回収業者を選ぶことが大切です。
- 一般廃棄物収集運搬業の許可を持っている
- 運営会社の名前や住所、連絡先が分かる
- 事前見積もりの作業内容・料金体系が分かりやすい
- キャンセル代が無料である
不用品1つからも見積もりができるので、電話やWebで相談することをおすすめします。
メリット①土日や夜間でも回収依頼できる
不用品回収業者は、自治体やごみ処理センターが受付していない時間帯に依頼できる点がメリットです。
夜勤や残業、家庭の都合で平日の朝にごみ出しが難しい人でも、自分の生活に合わせた時間に処分できるので部屋がすっきりと片付きます。
メリット②ごみ分別や運搬を自分でする必要がない
不用品回収業者では、事前の見積もりで捨てたいものを伝えるだけで、事前に準備することは一切ありません。
ビーズクッションを袋詰めしたり集積所まで持ち運んだりと面倒な作業は全て行ってくれます。
作業スタッフはさまざまな不用品の正しい取り扱いや運搬方法を熟知しているので、余計な心配をせずに任せられるでしょう。
メリット③他の不用品もまとめて処分可能
不用品回収業者なら、ビーズクッションだけでなく家具、洋服なさまざまな不用品を一気に回収してくれます。
リサイクルが必要な本や大型家電、大きな自転車なども処分可能です。
引っ越しや断捨離のタイミングで大量の不用品が発生する時も、電話一本で済むので手間がかかりません。
また、不用品買取にも対応している業者なら相場よりも費用が安くなることもあります。
まとめ:捨てにくいビーズクッションの処分は片付け専門業者「ラクタス」におまかせください!
大きなビーズクッションが不要になったら、安全でお得に処分できる方法を選ぶことをおすすめします。
- 粗大ごみの予約が一カ月待ちだった…
- 今すぐビーズクッションを処分したい
- 引っ越しまでに部屋を綺麗にしたい
- ビーズクッション以外にも処分したいものがたくさんある…
このようなお悩みがある方は、愛知・名古屋に拠点を持つ片付け専門業者「ラクタス」におまかせください!
ラクタスではスピード訪問に力を入れており、粗大ごみの予約が混雑する時期でも即日対応が可能です。
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