投稿日：2023年11月1日
更新日：2023年11月1日

引っ越しの荷造りに欠かせないダンボール。
自分でダンボールを用意しなければならない時、無料で手に入る場所や、安く買えるところがどこなのか気になりますよね。
梱包用ダンボールは、引っ越し業者だけでなくさまざまな場所で入手できますが、詰める荷物によって適切なサイズを選ぶことが大切です。
この記事では、引っ越し用ダンボールを安く入手できる方法や選び方、注意点についても紹介します。
丈夫なダンボールをお得に入手して、スムーズに引っ越せるように準備しましょう！

引っ越し業者で入手できるダンボール・資材

引っ越し業者を利用して引っ越す際は、多くの業者が無料でダンボールなどを用意してくれます。
見積もり時に、おおよその荷物の量を把握して、新品のダンボールを必要な分だけ事前に持ってきてくれるので安心です。
ここでは、主要な引っ越し業者で無償提供されるダンボール・資材を知っておきましょう。

引っ越し業者	段ボール	その他の資材
ハート引越センター	最大50箱	ハンガーBOX、われもの用包装紙、和装用ダンボール
日本通運	最大10箱	※単身パック テープ、布団袋、ハンガーボックス4個
アート引越センター	最大50箱	ガムテープ2個、布団袋2枚、食器ケース、ハンガーケース、シューズケース、テレビケース、照明ケース
サカイ引越センター	最大50箱	ガムテープ2個、シューズボックス、布団袋2枚、ハンガーケース
アリさんマークの引越社	最大50箱	ガムテープ2個、布団袋2枚、ベッドマットカバー、ハンガーボックス
アーク引越センター	最大50箱	布団袋、ハンガーボックス

引っ越し用ダンボールを無料で入手できる場所4選

荷造りしている途中でダンボールが足りなくなった場合、引っ越し業者などで有料で購入するか、中古のダンボールを自分で調達しなければなりません。

引っ越しに使える中古のダンボールは、下記のような場所で無料でもらえる可能性があります。

• ホームセンター
• スーパー、コンビニ
• ドラッグストア
• 家電量販店

それぞれについて解説していきます。

ホームセンター

生活用品や園芸品、DIYに必要な道具などさまざまな商品が販売されているホームセンターでは、引っ越し用ダンボールが無料で手に入りやすいです。
商品の品出しが終わった際に、梱包していたダンボールは廃棄されるため、タイミングが良ければもらえるかもしれません。
しかし、確実に入手するためには、事前にホームセンターの店舗に連絡をして交渉する必要があります。

スーパー・コンビニ

近所のスーパーやコンビニでも、食品や日用品を配送する際に使用したダンボールが無料で手に入ることがあります。
店舗によっては、一時保管している中古ダンボールを自由に持ち帰れるようなコーナーを設けていることも。店内が混んでいなければ、店員さんに声をかけてダンボールが欲しい旨を伝えてみると良いでしょう。
しかし、コンビニではコンテナから商品を補充することが多いため、使用済みダンボールの在庫がない可能性もあります。
また、生鮮食品を詰めていたダンボールは、害虫がついている恐れがあり、においや汚れが気になるかもしれません。引っ越し用ダンボールとして再利用できるか念入りにチェックする必要があります。

ドラッグストア

ウエルシアやスギ薬局といったドラッグストアでは、多様な商品が常に入荷しているので、不要なダンボールが生じます。
衛生品を取り扱っているため、比較的きれいな状態のダンボールが残っている可能性が高いです。
トイレットペーパーやオムツなどが収められていたダンボールは、大きなサイズで使い勝手が良いかもしれません。
しかし、ダンボールの厚みが薄い場合、引っ越し用としては強度が不足しており荷物が潰れてしまうこともあるため注意しましょう。
また、ディスカウントストアのドン・キホーテでは、ダンボールの無償提供はしていないようです。

家電量販店

ヤマダ電機やヨドバシカメラなどの家電量販店では、大きくてきれいなダンボールが無料で入手できることがあります。
ただし、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電が梱包されていたダンボールは、引っ越しの荷造りには向いていないかもしれません。
ちょうど良いサイズのダンボールが残っているとは限らないので、まずはサービスカウンターで相談してみることをおすすめします。
家電量販店はパソコンやプリンターなどの機密機器を扱うことが多いため、不要な緩衝材（プチプチ）が余っていることも考えられます。

引っ越し用ダンボールを格安で入手する方法

自力で引っ越しをしたい方は、引っ越しだけに利用するダンボール等の資材はできるだけ費用を抑えたいですよね。
しかし、いくつもの店を回って中古ダンボールを譲ってもらう手間を考えると、まとめて購入する方が効率的です。
ここではダンボールを安く買えるところを紹介します。

• 通販サイト
• ホームセンター
• 宅配業者

それぞれについて、詳しくみていきましょう。

通販サイト

通販サイトでは、引っ越し用のダンボールをまとめ買いすることができます。
ダンボールのサイズや種類が幅広く選べて、自宅に届けてくれるので、忙しい人も利用しやすいです。
ダンボールは、下記のような大手通販サイトで購入できます。

• Amazon
• ボックスバンク
• アスクル

Amazonでは、3枚セットから10枚・30枚単位でのまとめ買いができます。プライム会員なら、注文後に最短翌日で届けてくれるのも魅力でしょう。
ボックスバンクは、大型サイズのダンボールや緩衝材、楽器専用ダンボールなどさまざまなニーズに対応しており、60～200サイズの国産ダンボールを用意しています。
事務用品の通販サイト「アスクル」は、60～200サイズのダンボールを5枚・10枚単位で購入できます。
いずれの通販サイトもダンボールの価格は、1枚当たり200～300円前後です。引っ越し日までに荷造りができるように、余裕を持って準備してください。

ホームセンター

ホームセンターでは、店舗または通販サイトでダンボールを購入することが可能です。

ホームセンター	サイズ展開	120サイズの料金
カインズ	8種類	1枚　128円
ニトリ	3種類	1枚　199円
コーナン	10種類	1枚　272円

店頭で購入したい場合は、事前に取り寄せが必要になることがあります。
受け渡しまでに約7～10日かかる場合もあるため、早めに入手しましょう。
また、大きなダンボールは持ち運びが大変なので、車で行ける方におすすめの方法です。

宅配業者

引っ越し用ダンボールは、宅配業者の営業所で購入できます。
業者によっては、レジャーグッズの梱包資材やハンガーボックスなども手に入れることが可能です。

宅配業者	サイズ（mm）／サイズ展開	料金
ヤマト運輸	クロネコボックス６：縦200×横270×高さ130 全5種類（6・8・10・12・14）	140円
佐川急便	S（60）：縦200×横250×高さ150 全4種類（S・M・L・LL）	99円
郵便局	ゆうパック・箱（小）：縦175×横225×高さ145 全4種類（小・中・大・特大）	100円

【間取り・人数別】引っ越し用ダンボールの枚数

引っ越し用ダンボールは、間取りや人数で、必要な枚数が異なります。
あらかじめ目安を把握して、持ち物の量に合わせて余裕を持った枚数を準備しましょう。

世帯人数	ダンボールの枚数
単身・一人暮らし	10～20枚
カップル	20～30枚
4人家族	40～60枚

ダンボールは、家族1人あたり少なくとも10枚は必要です。
趣味のグッズや衣服が多い場合は、プラスして5～10枚追加して用意しましょう。
引っ越し先の間取りでのダンボールの目安は下記を参照してください。

新居の間取り	ダンボールの枚数
ワンルーム	10～15枚
1K・1DK	10～20枚
1LDK・2K	10～30枚
2DK・2LDK	15～40枚
3DK・3LDK	20～50枚

ダンボールに荷物を詰め始めるのは、遅くとも引っ越し日の2週間前には着手することがおすすめです。
間取り以上にダンボールが必要そうな時は、断捨離できるものがないか見直してみましょう。

引っ越し用ダンボールのサイズ選びについて

引っ越し用ダンボールを入手する際は、持ち物に合わせたサイズ選びが重要です。
近所の店で調達するときや引っ越し業者にダンボールを依頼するときに、役立ててください。

引っ越しに適した宅配用ダンボールは3サイズ

引っ越しで利用しやすいダンボールは主に3サイズあります。

サイズ	縦・横・高さの合計	容量	耐荷重
S（100サイズ）	100cm以内	24L	10kgまで
M（120サイズ）	120cm以内	47L	15kgまで
L（140サイズ）	140cm以内	84L	20kgまで

コンパクトなSサイズのダンボールは、書籍や文房具、食器などの重い荷物を収めるのに最適です。
Mサイズのダンボールは、洋服や靴、雑貨を入れることができ、容量的には1箱につきTシャツ約30枚分が入ることをイメージすると良いでしょう。
さらに大きなLサイズのダンボールなら、冬物のアウターが約7～10着も梱包することが可能です。軽くてかさばるものを収納するのに向いています。

引っ越し業者のダンボールのサイズを比較

引越業者のダンボールのサイズは主に2種類です。
業者によりサイズ感は異なりますが、100サイズと120サイズに相当するダンボールが用意されています。
荷物の種類に合わせて、それぞれの枚数を決めましょう。

引っ越し業者	100サイズ 幅×奥行×高さ（mm）	120サイズ 幅×奥行×高さ（mm）
ハート引越センター	390×330×300	485×365×335
日本通運	340×340×320	540×340×320
アート引越センター	404×379×361	504×404×411
サカイ引越センター	340×350×320	530x350x350
アリさんマークの引越社	320×355×345	520×350×345
アーク引越センター	380×350×350	500×350×350
アップル引越センター	400×258×318	540×346×410

引っ越し用ダンボールに上手に荷物を詰めるコツ

引っ越しの荷造りは、効率良くダンボールに詰めないと移動中の中身が崩れて破損する可能性があるため注意が必要です。
コンパクトかつ安全に荷物を詰めるためのコツを持ち物の種類ごとに紹介します。

本・CD

本やCDはまとめて梱包すると重みがあるため、小さい100サイズのダンボールに入れましょう。

1. 底抜け防止のために長辺と短辺が順番に重ねてダンボールを畳む
2. ビニール袋に本を入れて水濡れを防ぐ
3. 破損を防ぐために、本を寝かせて平積みにする
4. ダンボールの隙間に緩衝材を入れる
5. ガムテープをH字に貼ってダンボールを閉じる

100サイズのダンボールの場合、単行本・文庫本であれば60冊程度詰めることが可能です。
しっかり補強したいときは、底にガムテープを十字に貼ることで強度が高められます。また、CDはプチプチで梱包した後に封筒に入れると割れにくくなるので安心です。

食器

重量があり割れやすい食器は、注意深く取り扱う必要があります。
プチプチや新聞紙、タオルなどの緩衝材を用意して100サイズのダンボールに慎重に詰めていきましょう。
ダンボールの底に緩衝材を敷き、皿やコップを1枚ずつ包んで、負荷がかからないように縦に並べます。特に、ワイングラスの脚などの細い部分は丁寧に緩衝材で包んでください。
また、ダンボールを逆さまにしないように、上側に「ワレモノ」と大きく記載することも大切です。
その他、ワレモノとして扱う必要がある持ち物はパソコンやタブレットなどの精密機器が該当します。

衣類

洋服は畳み方を工夫すると、120サイズのダンボールにTシャツ30～50枚分を梱包できます。クルクルと筒状に丸めると、コンパクトになってダンボールの中に並べやすいです。
たくさん洋服を持っている方や、家族での引っ越しの際は、ダンボールの側面に中身の内容を記載しておくと、荷ほどきがスムーズになります。
また、子供部屋や寝室など収納場所をメモしておけば、引っ越し業者のスタッフも荷物を運びやすいです。
荷造りの手間を減らしたい方は、引っ越しを機に不要なものを断捨離することも検討しましょう。
引っ越し前の荷物の減らし方についてはこちらの記事も参考にしてください。

引っ越し前に効率よく荷物を減らすコツは？捨てるべき物と手順・処分方法を解説

引っ越し後にダンボールを処分する方法

無事に引っ越しが終わったら、不要なダンボールを早く処分したいですよね。
ダンボールをまとめて捨てる方法をいくつか紹介します。

自治体で資源ごみとして出す

引っ越し後のダンボールは、各自治体で資源ごみとして無料で回収してくれます。ダンボールを処分する際には、ガムテープをしっかり剥がして、サイズ毎に重ねて紐で縛りましょう。
また、水に濡れてカビが生えたダンボールは、資源化が難しくなってしまいます。そのため、天候が悪い時は避けて、晴れた日に指定の場所に排出してください。

 

名古屋市は集団資源回収・リサイクルステーションで処分できる

名古屋市では、集団資源回収かリサイクルステーションを利用してダンボールを処分できます。
リサイクルステーションは、スーパーの駐車場などで毎月開催しているので、自治体のホームページから確認してください。

参照：名古屋市│リサイクルステーション・古紙リサイクルセンター

引っ越し業者の回収サービスを利用する

引っ越し業者では、ダンボールの無料回収サービスを提供している場合があります。
ただし、回収期間や訪問回数に制限がある場合や、処分費用が有料なところもあるため、事前に確認しておくと安心です。

引っ越し業者	回収費用
アーク引越センター	無料　 ※一部地域のみ
日本通運	1回は無料回収 ※単身なら1カ月以内、その他は３カ月以内
アート引越センター	3,000円　 ※3カ月以内なら何回でも依頼可能
サカイ引越センター	3,300円
アップル引越センター	8,800円　 ※時間指定で追加料金3,300円～

古紙回収業者にダンボール処分を依頼する

ダンボールは古紙回収業者に頼んで処分することができます。

• 新聞、カタログ
• マンガ、雑誌
• チラシ、コピー用紙
• 紙くず、紙袋

ダンボール以外にも、上記のような再利用できる古紙は、まとめて回収してもらえます。
ただし、回収にはトラックの運搬料や出張代金、階段料金などが加算されるため、費用は割高になる可能性があります。
また、油汚れや水濡れしたダンボール・古紙は、回収の対象外となることがあるため注意してください。

不用品回収業者にダンボール処分を依頼する

不用品回収業者は、引っ越し後に、ダンボールやその他の不用品をまとめて捨てたいときにおすすめです。

• 古い家電や家具を自宅まで回収・搬出してくれる
• リサイクル対象の大型家電を引き取ってくれる
• 夜間や土日でも最短即日で処分が可能
• 不用品買取で処分費用が抑えられる

新居の間取りやインテリアに合わなかった照明や家具・家電は、スペースを圧迫してしまうものです。また、引っ越し後にダンボールに詰めたまま放置している衣類やキッチン用品は、結局使わないことが多く、処分して良いものかもしれません。
不用品回収業者では、こうした不用品を分別することなく、電話一本で全て処分できます。
また、不用品買取に対応している業者であれば、回収費用が安くなることがあるため、まずは見積もりを依頼して検討すると良いでしょう。

まとめ：引っ越し後のダンボールや不用品回収はラクタスにおまかせください！

• 回収期限が過ぎてしまったダンボールを捨てたい
• 新居で使いにくい家具・収納用品を処分したい
• 引っ越し前に捨てられなかった不用品がある

このようなご要望・お悩みがある方は、愛知県名古屋市に拠点を持つ不用品回収業者「ラクタス」におまかせください！
ラクタスでは、ダンボールや引っ越し前後で発生する不用品をまとめて引き取り可能です。不用品買取も同時に行うので、もったいなくて捨てられなかったものもスッキリ片付けることができます。また、引っ越し作業やハウスクリーニングにも対応できるため、退去日まで時間がない方のご利用も可能です。
まずは、電話やLINEで無料のお見積りを行いますので、お気軽にお問い合わせください！