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投稿日:2024年1月22日
更新日:2024年1月22日

ここ数年、毎年のようにやってくる大規模災害。
災害大国と言われる日本に住む私たちにとって、災害は身近な存在です。

災害への備えとして「避難経路の確認」や、食料品などの「防災グッズの備え」をしている人は多いでしょう。
しかし、部屋の中の物を減らし、家の中を片付けておくことも防災の意味では大切なことなのです。

今回は防災を意識した部屋作りのコツをお伝えしていきます。

日本はなぜ災害が多いのか

ここ数年の日本で起きた大規模な災害を多い出してみてください。
1件、2件ではなく、たくさんの地震や大雨などによる災害が思い浮かぶのではないでしょうか。
そもそも日本は自然災害を受けやすい条件が揃っており、災害大国だと言われています。

1.地震

地球の地下にはプレート(岩盤)がありますが、これがズレることで地震が起きます。
普段はプレートにある力が加わっているため動くことはありませんが、あるとき力に耐えられなくなったプレートがズレることによって地震が起こるというわけです。

そして、日本はこのプレートが4枚衝突しているところに位置します。
世界には十数枚のプレートがありますが、これほど多くのプレートがぶつかっている場所はあまりありません。
このため、日本では地震や火山活動が活発になっています。

政府の地震調査委員会は今後30年以内に震度6弱以上の激しい揺れに襲われる確率を示した、予測地図を公表しているため、自身の住む地域の確率を知っておきましょう。

2.台風・豪雨

日本で台風が多い理由は日本の場所や周辺の環境が関係しています。
日本の南東の海上では、熱帯低気圧がたくさん発生・発達しやすい場所となっており、これが台風となります。
夏や冬は太平洋高気圧や冷たい空気に覆われて、台風が日本に来ることはないですが、秋になると高気圧が弱まるため、日本へやってくるというわけです。

また近年は地球温暖化の影響で豪雨が多くなっています。
温暖化によって気温や海面水温が上昇し、空気中の水蒸気の量が増加することで積乱雲ができやすく、狭い範囲で大雨が降ることも増えているのです。
このような「集中豪雨」「ゲリラ豪雨」は今後も増えることが予想されます。

3.水害・土砂災害

日本は国土の7割が山地であり、平地が少ない国土です。
森林が多いということはその分土も多く、雨が降り続いたときには地盤が緩くなり土砂災害が起きやすくなります。
また、都市は地盤沈下や天井川の形成などで海や河川の水位より低い土地に形成されている場合が多く、河川から水が溢れたり堤防が決壊したりすると大きな被害が生じることに。

しかし、日本は人が住むことができる土地の面積が狭いため、水害のおそれがある地域には住まないという選択肢は現実的ではありません。
水害や土砂災害への備えをしっかりおこなっておくことが重要です。

以下の地図ではお住まいの地域の「洪水・土砂災害・高潮・津波のリスク情報」などを検索することができます。

ハザードマップポータルサイト

災害の備えは「モノを減らす」こと

冒頭でもお伝えした、「避難経路の確保」や「防災グッズの準備」は大切なことです。
それに加え、家の中の持ち物を減らし、部屋の中をシンプルにすることで防災に強い家になります。

なぜ「モノを減らすこと」が防災に強くなるのでしょうか。

理由1.ケガや死亡のリスクが減る

災害のとき、ケガや死亡する原因の一つとして、家具の下敷きになってしまったり、物が頭や体に当たったりすることがあげられます。
実際、阪神淡路大震災のときに一番多かった死因は、建物や家具などの下敷きによって胸や腹部が圧迫されたことによる窒息死だったようです。

物が多いということはそれだけ収納する場所が必要だということ。
「家に物が多い」人の多くは、大きな収納家具を持っている人や、収納しきれない物を出しっぱなし・置きっぱなしにしている人もいるのではないでしょうか。

リスクとして地震などで部屋が揺れたとき、家具が転倒したり、物が飛んできたりしてあちこちに散乱することが考えられます。
ケガの危険だけでなく、避難の際に妨げになることや、可燃物が多いことで火災の原因になることも。
物が少ないということは命を守ることに繋がるということなのです。

理由2.持ち出すものがすぐに把握できる

いざ自分の身に危険が迫ったとき、家を出て避難しなければならないこともあります。
しかし、避難時には印鑑、免許証や保険証、通帳のコピーなどの貴重品や、大切なものを一緒に持って行きたいという人がほとんどではないでしょうか。

そんなとき、どこに大切なものがあるかわからないと探すのに時間がかかってしまい、避難が遅れることがあるかもしれません。
また、避難生活が長引くおそれがあるときは、服や下着、靴下などの着替えやタオル類なども持っていく必要があるでしょう。

持っているものが少なければ収納も省スペースで済み、取り出したいときにサッと取り出すことができます。
普段から古くなっているものや使わないものなどは処分し、必要なものだけを持つようにしましょう。

防災を意識した家づくりとは?

防災のためには家の中を片付けることが大切です。
でもどこから片付けていいかわからない…という方のために、片付けのポイントをお伝えしていきます。

ポイント1.避難動線を確保する

災害時には玄関や窓など、出口への経路を確保することが大切です。
特に注意したいのが玄関周りや階段、廊下など。
普段から通り道であるため、段ボール箱に入れたままの飲料や新聞・雑誌の束など、何かと物が置かれがちです。
これらは災害時に邪魔になるだけでなく、つまづいて転倒したり、背の高いものであれば倒れてきたりするおそれもあります。
もし廊下に本棚など背の高い家具がある場合は転倒防止器具を活用することや、別の場所へ移動するようにしましょう。

ポイント2.寝室はモノを少なく

近年、海外の地震研究者が「規模の大きい地震は日中よりも夜間に発生する傾向がある」という研究結果を発表しました。
実際に私たちの感覚でも災害は夜中や朝早くなど、寝ている間に起きた印象が強いのではないでしょうか。

気象庁の統計データによると、震度5弱以上の地震を観測した時間帯で、最も地震の発生回数が多いのは夜11時、次いで夕方6時となっています。
このデータから見ても、夜中に地震が起きやすいというのは間違いではないようです。

もし夜中や寝ているときに地震が起きた場合、昼間と大きく違うのは「無防備」という点です。
夜~朝方にかけては就寝中の人や部屋着である人が多いでしょう。
多くの人は寝室で過ごしているのではないでしょうか。

命を守るためには、寝室にはできるだけ家具を置かず、備え付けにすると安心です。
どうしても家具を置かなければならない場合は、ホームセンターなどでも売っている転倒防止器具や滑り止めシートを利用することや、万が一倒れても寝ている人に当たらないような配置に変えるようにしてください。
寝室を「安全エリア」にしておくことで、いざというときの避難所としても使用できます。

ポイント3.収納は見やすく・わかりやすく

「いつも収納スペースがパンパン」「どこに何がしまってあるかわからない」ということはありませんか?
収納場所を片付けていないと、いざというときにすぐ取り出せなかったり、どこに何があるかわからなかったりして探す手間や時間がかかってしまいます。
もし夜中に災害が起きた場合、避難するとなれば着替えなければならず、すぐに衣類を取り出さなければならないことも。
また、夜間に停電が起きた場合は、手探りや小さな明かりで必要なものを準備しなければなりません。

普段から収納を見やすく、わかりやすい状態にしておけば焦ることなく、すぐにモノを取り出せるでしょう。
収納は重い物を下に、軽い物は上にしまうようにしてください。
また、透明のプラケースやラベルなどを利用して、わかりやすく分類しておくのがおすすめです。

・おすすめの収納の記事

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これを減らそう!片付けの際に処分したほうがいいもの

防災のための家づくりで必要なのは「モノを減らす」こと。
普段使っていないものや不要になったものは処分するのがおすすめですが、特に減らしてほしいモノは以下の3つ。

  1. 衣類
  2. 食器類
  3. 紙類

減らすとよいもの1.衣類

片付けが出来ない人や、いつも部屋が散らかっている人の多くに共通するのが「衣類をたくさん持っている」ということ。
衣類はたくさん持っていても、よく着るのは一部であることが多いもの。
本当によく着るものだけを置いておけば、案外困らないものです。

衣類が多いと収納スペースを多く取り、それをしまう棚や衣装ケースなども必要になってしまいます。
普段からたくさんの量を持たないようにしておけば、災害時に失うものが最小限で済みますよ。

それでもどうしても捨てられないという人は、以下の3点に当てはまる物は処分するようにしましょう。

【処分する衣類を選ぶポイント】

  • ワンシーズン着ていない服(冠婚葬祭用は除く)
  • 体型が合っていない服
  • 生地が傷んでいる服

まず、ワンシーズン着ていない服を即捨てましょう。
約180日ほど着る機会があったにも関わらず着ていない服は、今後も着ることはまずありません。
また、女性・男性問わず年齢を重ねると体型が変わりやすいもの。
「昔よく着ていた」「高かったからもったいない」などの理由で体型が合わない服を持っているという人は、すぐに処分するようにしましょう。

衣類は消耗品です。
「毛玉がたくさんある服」や「生地にほつれがある」などがあれば、処分する時期がきたサインです。

減らすとよいもの2.食器類

家族が多い家庭や食器が好きな人はたくさん食器を持っているという人も多いのでは?
しかし食器も衣類と同様に、よく使う食器というのは限られてきます。
食器棚の奥に使っていない食器があることや、納戸やクローゼットにもらった調理家電や食器が眠ったまま…ということもありますよね。

食器が多いと食器棚など収納スペースも大きくなり、災害時に倒れたり、食器が飛び出してきたりすれば大ケガに繋がります。
また、割れた食器が散乱することで足元のケガや転倒のおそれも。
食器棚は扉が開かないようロックを付けたり、飛散防止フィルムを貼ったりして備えてください。
食器は必要な分だけを揃え、不要なものは処分するようにしましょう。

減らすとよいもの2.紙類

家の中には案外、紙製品が溢れています。
書籍や新聞紙、雑誌以外にも、取り扱い説明書などの書類や、店舗でもらった紙袋など、探してみるとさまざまな紙製品が見つかるでしょう。

紙類は災害時に濡れることや燃えることなどのリスクが高く、保管には注意が必要です。
例えばベランダや玄関に新聞紙や雑誌の束を置いているという人は、いざいという時に避難経路の邪魔になることや、火災が起きたときに燃焼を促進してしまうおそれがあります。
普段から溜め込まず、こまめに処分するようにしましょう。

また、取り扱い説明書などの書類は気付いたら大量に溜まってしまいます。
すでに家にない家電の説明書や、不要な保険の書類などはありませんか?
こうした書類系は普段まとめて収納しておき、定期的に見直すのがおすすめです。

普段の部屋の中も防災を意識しよう

ここまで防災を意識した家づくりのポイントをお伝えしてきました。
物を減らすことや収納をキレイにしておくことのほかにも大切なポイントがあります。

  • 床に物を置かない
  • 机・テーブルの上はキレイにしておく

1.床に物を置かない

災害時は避難経路の確保をするためにも床に物がないのが理想。
床に物がなければケガや転倒のリスクが低く、安全度が上がります。
普段から床にカバンや衣類など、使用したものを置いてしまう癖があるという人、また、常に段ボールや飲料などを床置きしているという人は注意しましょう。

床置きをしないようにするためにも、使ったら決められた収納場所へ戻すということが大事です。
そもそも、収納場所が決まっていない、スペースがないという人は物を減らし、収納できる分だけを持つようにしてください。

2.机・テーブルの上はキレイにしておく

机やテーブルの上に物を置いていると、地震が起きたときに散らばったり飛んだりする可能性があります。
インテリアとして花瓶やガラス類を置いているという場合は割れると危険ですので、なるべく置かないようにしましょう。

また、普段からテーブルにパソコンやグラスなどを出しっぱなしにしているという人は、落下しないようその都度片付けるか、どこかへ収納するようにしてください。
テーブルや机の上はつい物を置きがちですが、普段から片付けていると見た目もスッキリして気持ちがいいですよ。

物を減らせば防災グッズのスペースも生まれる

物を減らし、家の中がスッキリすれば防災グッズを置くスペースに余裕が生まれます。
最近では各家庭に「防災リュック」を置いているという人も多いでしょう。

いざというときには食料品や飲料以外にもトイレットペーパーなどがお店から無くなることが予想されます。
収納スペースに余裕があれば、災害用のストックとして多めに保管しておくことができますよ。

ストックしておく物リスト

家族構成によって多少異なりますが、災害時のためにストックしておくと良い物をあげてみます。
一般的に食飲料は5日分あるほうがよいと言われていますが、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどは普段のストックとは別にひとつ多めに買っておくと良いでしょう。

【食飲料】

  • レトルト食品
  • インスタント食品
  • 缶詰
  • フリーズドライ類
  • 乾物
  • アルファ米
  • パスタ
  • パスタソース

【衛生用品】

  • トイレットペーパー
  • ティッシュペーパー
  • 不織布マスク
  • 簡易トイレ
  • ビニール袋・ごみ袋・防臭袋
  • 生理用品
  • 除菌ウェットティッシュ
  • 常備薬
  • 救急箱

【調理器具】

  • カセットコンロ(ガスボンベ3本程度)
  • 給水タンク
  • 小型ナイフ

【電子機器類】

  • モバイルバッテリー
  • ソーラー充電器
  • 懐中電灯
  • 乾電池
  • 携帯ラジオ

【安全用品】

  • ヘルメット
  • 防災ずきん
  • 軍手
  • ロープ
  • ガムテープ

【あると便利なもの】

  • 紙コップ・紙皿
  • アルミホイル
  • キッチンペーパー
  • ラップ
  • 使い捨てカイロ(防寒用)
  • 歯磨きシート
  • 水なしシャンプー
  • マッチ・ろうそく

【その他】

  • 赤ちゃん用品(オムツ・お尻ふき・ミルクなど)
  • 使い捨てコンタクトレンズ

防災リュックに入れておく物

避難の際に持ち出す防災リュックには、以下のものを入れておくのがおすすめです。

  • 食品(最低3日分)
  • 防災用ヘルメット・防災ずきん
  • 衣類・下着
  • レインウェア
  • 紐なしズック靴
  • 懐中電灯
  • 携帯ラジオ
  • 予備電池・携帯充電器
  • マッチ・ろうそく
  • 救急用品
  • 使い捨てカイロ
  • ブランケット
  • 軍手
  • 洗面用具
  • 歯ブラシ・歯磨き粉
  • タオル

など

このほか、実際の避難時には貴重品(通帳、パスポート、運転免許証、診察券、マイナンバーカードなど)も一緒に持ち出すようにします。

防災グッズ・ストック品の理想の置き場所はどこ?

防災グッズや食飲料のストックの最適な置き場所はどこなのでしょうか。

非常用・防災リュック 玄関・寝室などすぐに持ち出せる場所
ストック品 玄関・寝室・クローゼット・キッチンなど
家具の転倒などで取り出せないおそれがあるため、分散して保管する

近年は在宅避難する人も多いですが、家の倒壊や火災を想定して「持ち出し用のリュック」を備えておきたいものです。
ストック品はリスク回避のため、分散して保管することがすすめられています。

実は、防災用品やストック品を用意していない人はまだ少ないと言われており、その理由のひとつが「置く場所がない」ということ。
これだけすべてを置いておくのは大変かもしれませんが、命を守るためにもなるべく備えるようにしたいものです。
そのためには家の中の物を減らしたり、片付けたりしてスペースを作るようにしましょう。

家の片付けが防災に強い家づくりに繋がる

今回は「防災」という観点から家づくりについてお伝えしてきました。
物が少ないことは災害時に身の安全や命を守ることだけではなく、いざというときの防災グッズや食飲料品を貯めておくスペースも確保できるなど、メリットがさまざま。
家の中が安全であれば、わざわざ避難所へ行くことなく、家で過ごすことができるかもしれません。

防災の観点だけではなく、普段から持ち物が少ないことは掃除や片付けがしやすく、暮らしやすい家になります。
なかなか片付けが思うようにできない…という方も、安全に過ごせるよう、家の見直しをしてみませんか。

2023-10-05

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