更新日:2024年2月2日
- 壊れた電気ポットを安く処分したい
- 電気ポットは無料で捨てられる?
電気ポットの処分にお困りではありませんか?電気ポットはごみとして出す以外にもさまざまな処分方法があります。
まだ使える状態なら、譲る・売ることを検討しましょう。
この記事では、電気ポットの処分や売却方法、無料の捨て方について詳しく紹介します。
それぞれのメリットや注意点も解説するので、自分に合った方法で電気ポットを処分してください!
目次
電気ポットの処分の目安
すぐにお湯が使える電気ポットは、日常生活に欠かせない家電の一つです。
ここでは、電気ポットの寿命や故障のサインなどについて解説していきます。
電気ポットの寿命は約5年
電気ポットの処分の目安は、約5年とされています。
使う頻度やメンテナンスの状態によって左右されますが、湯気によって電子部品が劣化しやすく、他の家電製品と比較して故障するリスクが高いです。
また、多くのメーカーで部品保有期間を5年間と定めているため、製造から5年経過すると修理の際に部品が手に入らないことがあります。
一般的に、1年間の保証期間を過ぎると有料での修理となってしまうため、買い替えを検討すると良いでしょう。
電気ポットの故障の症状
お使いの電気ポットに、下記のような症状がみられたら、故障や異常のサインです。
- 電源コードやプラグが熱い
- 焦げた臭いがする
- ランプが点灯しない
- モーター音がうるさい
- お湯が出が悪い
プラグやコードの異常が、感電や火災のリスクがあるため、使用するのをやめましょう。ミネラルが固まることでポンプ内に詰まりが生じている場合もあるので、クエン酸で洗浄するか、パッキンの部品交換をしてください。
電気ポットと電気ケトルの違い
電気ポットを処分する際に、気をつけたいのが電気ケトルとの違いです。
- 電気ポット:保温機能がついており、お湯を一定の温度で保管できる。
- 電気ケトル:お湯を沸かすだけのもの。沸かす速度は速く、容量は小さめ。
電気ケトルは、シンプルな機能であり、今必要な分だけお湯を沸かす時に便利です。
また、比較的容量の小さい電気ケトルは、多くの自治体で「不燃ごみ」として処分できます。しかし、自治体のルールによっては「金属ごみ」や「小型家電」として扱う場合があるので、処分の前に確認してください。
電気ポットの処分方法は5通り!処分費用や特徴を比較
電気ポットの処分方法は、主に下記の5つが挙げられます。
- 自治体でごみとして捨てる
- ジモティーで人に譲る
- 家電量販店に引き取ってもらう
- フリマアプリやリサイクルショップで売却する
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれの処分費用や特徴については、下記を参考にしてください。
捨て方 | 処分費用 | 特徴 |
自治体 | 無料 粗大ごみの場合:250円~ |
・すぐに処分できない ・大きさにより、費用がかかる |
ジモティー | 無料 | ・まだ使える電気ポットのみ ・取引上のトラブルに注意 |
家電量販店 | 処分のみ:550円 | ・出張費用は別途かかる ・下取りサービスは店舗により異なる |
フリマアプリ、リサイクルショップ | 無料 ※フリマアプリ:送料・手数料の負担 |
・現金化できる ・まだ使える電気ポットのみ |
不用品回収業者 | 1点 3,300円~ ※要お見積もり |
・時間の融通がきく ・他の不用品も一気に片付く |
電気ポットの処分①自治体でごみとして捨てる
電気ポットの一般的な処分方法は、自治体でごみとして捨てることです。
- 燃えないごみ
- 小型家電
- 粗大ごみ
それぞれの捨て方について、解説していきます。
燃えないごみで出す
サイズが30cm未満の電気ポットは、多くの自治体で「燃えないごみ」として分別されます。
自治体のごみ分別のルールに従い、指定の曜日・時間帯に適切に集積所に出すことが必要です。この方法であれば、ごみ袋代のみで簡単に処分することができます。
小型家電として回収ボックスを利用する
電気ポットは「小型家電リサイクル法」の対象品目です。
小型家電リサイクル法とは、限られた資源を再利用するための法律であり、貴金属・レアメタルなどが含まれる製品が対象となっています。
公共施設やスーパーなどに設置されており、電気ポットがボックスの投入口に入るサイズであれば無料で処分可能です。
設置場所や営業時間は地域によって異なるため、事前に確認してから出向くことをおすすめします。
粗大ごみとして処分する
燃えないごみで捨てることのできないサイズの大きい電気ポットは、「粗大ごみ」としての手続きが必要です。
- 受付へ電話またはWebで申し込み
- 収集料金を確認する
- 粗大ごみ処理券を購入する
- 電気ポットに処理券を貼る
- 指定された時間・場所に従って排出する
粗大ごみ収集は連休や年末年始の期間は混雑しており、一カ月以上待つことがあります。処分費用は各自治体によって異なりますが、250~500円であることが多いです。
運び出しが難しい高齢者や障がい者の世帯を対象とした、搬出サービスが利用できることがあります。
すぐに処分できるわけではないので、早めに申し込みましょう。
愛知県名古屋市の電気ポットの処分方法
名古屋市では、回収ボックスを利用できない場合は、「不燃ごみ」または「粗大ごみ」として処分できます。(粗大ごみの定義:1辺が30cmを超えるもの)
小型家電回収ボックスの拠点はこちらを参考にしてください。
電気ポットの処分②ジモティーで人に譲る
電気ポットは、地元密着型フリマアプリの「ジモティー」で処分費用0円で処分できます。まだ使える状態の電気ポットは、新品で購入するよりもリーズナブルな価格で求めている人にとって魅力的です。
ジモティーは登録料・手数料は無料
ジモティーは、自宅から近い人に手軽に不用品を譲渡できるサービスです。
登録料や手数料は一切かかりません。電気ポットを早く手放したい方は、出品価格を0円にすると引き取り先が見つかりやすいです。
出品は、下記の手順でおこないます。
- アプリの投稿ボタンをタップ
- 商品の写真を撮影・アップロード
- 商品の説明文を入力
- 価格を0円に設定
- 取引エリアを指定
- 希望の受け渡し方法を選択
出品が完了したら、引き取り希望者からの連絡を待ちましょう。取引が成立したら、お互いの都合を確認して受け渡しを行います。
個人間取引はトラブルに注意しましょう
ジモティーは、いらなくなった電気ポットなどの不用品を無料で処分できることがメリットですが、トラブルに巻き込まれるリスクも少なからずあります。
- 連絡がとれなくなる
- 取引場所に来ない、ドタキャン
- 詐欺やビジネスの勧誘
- 商品を見た後にキャンセルされる
このようなトラブルがないように、相手と十分にコミュニケーションをとって信頼できる人なのか確認することが大切です。
取引場所は自宅近くを避けて、人目に付きやすい場所を選びましょう。
電気ポットの処分③家電量販店に引き取ってもらう
電気ポットは家電量販店の引き取りサービスを利用して処分できます。
有料処分となりますが、買い替えのタイミングで依頼すれば手間も少ないです。
店舗に持ち込んで処分する
購入店や家電量販店で、電気ポットの回収処分サービスを行っている場所もあります。
家電量販店 | 回収費用 | 特徴 |
ヨドバシカメラ | 550円 | 出張費用:2,200円 |
エディオン | 550円 | 100品目以上の小型家電を対象 |
ヤマダ電機 | 売場係員に確認 | ダンボールに詰め放題で、一括回収サービスあり(1箱:1,650円) |
これらの大手家電量販店では、大型家電やパソコン、電気ポットなどの小型家電のリサイクル回収を行っています。
しかし、電気ポットの引き取りは、全ての家電量販店で行っているわけではないため、事前に問い合わせることが必要です。
また自宅まで取りにきてもらう場合、さらに費用がかかることがあります。
買い替えの際に下取りしてもらう
電気ポットを購入予定の方は、古いものを下取りサービスで簡単に処分できます。
壊れて動かなくなった電気ポットも引き取ってもらえますし、無料で回収してくれる可能性が高いです。しかし、下取りを行ってくれるかどうかは店舗やメーカーによっても異なるので、事前の確認は欠かせません。
ビックカメラでは、電気ポットなどの家電製品の「買い替え無料下取りサービス」を行っています。店頭に持ち込む方法だけでなく、ネットで購入する際にも配送時に引き取ってくれるので楽です。
電気ポットの処分④フリマアプリやリサイクルショップで売却する
状態の良い電気ポットは、フリマアプリやリサイクルショップで売れることがあります。
それぞれの方法やメリット・デメリットを把握して、自分に合った方法を選びましょう。
フリマアプリのメリット・デメリット
メリット | ・自宅から出品・販売できる ・自由に価格設定できる |
デメリット | ・商品の撮影、説明文の記載が必要 ・価格設定を間違うと売れにくい、損をする ・いつ売れるか分からない |
フリマアプリの利用がおすすめの人は、処分までの時間に余裕がある人です。
電気ポットが売れるまで時間がかかることがあるので、引っ越し前に売りたいなどと期間が限られている方には向いていません。
フリマアプリの注意点として、販売価格から手数料や送料が引かれるということが挙げられます。メルカリの利用手数料は売却価格の10%であり、実際の受け取り額は少なくなるということを理解しておきましょう。
リサイクルショップのメリット・デメリット
メリット | ・その場で現金化できる ・商品の状態に応じて査定してもらえる |
デメリット | ・店頭買取の場合、持ち運びが手間 ・古い電気ポットは買取対象にならないことがある |
リサイクルショップは、フリマアプリのような出品作業が面倒な方におすすめです。電気ポットの動作確認や内部の水垢除去など、しっかりと掃除をして出しましょう。購入時の外箱や付属品、取り扱い説明書があれば、一緒に査定に出すことで、価格アップが期待できます。
店頭まで持ち運ぶ時間がない方は、ダンボールに入れて送る「宅配買取」や、自宅まで取りにきてもらう「出張買取」を検討してください。
売れやすい電気ポットの人気メーカー
フリマアプリやリサイクルショップで売却を検討する際は、電気ポットのメーカーやモデルの市場価格を調べることが大切です。
特にリサイクルショップでは、市場で売れ筋の電気ポットの高価買取が期待できます。
タイガー(TIGER)
タイガーの「とく子さん」シリーズの魔法瓶電気ポットは、蒸気レス技術が大きな特徴です。外部に蒸気を漏らさず水滴として再利用することで火傷のリスクを低減してくれます。また、真空二重構造によって省エネ効果も期待でき、空焚き防止やお湯漏れ防止などの安全装置もついているので、お子さまのいる家庭でも使用しやすいです。
象印(ZOUJIRUSHI)
象印の「優湯生」は、まほうびん技術で効率的に保温できる電気ポットです。
操作性に優れたパネルと、蒸気を抑える沸騰セーブ機能、自動の省エネ切り替え機能などが大きな特徴です。また、少量ずつ注げる「ゆっくりカフェドリップ給湯」がついているので、コーヒーを作る際に、お湯が飛び散りにくくなっています。
パナソニック(Panasonic)
パナソニックの「マイコン沸騰ジャーポット」は、ドリップコーヒーに最適な「カフェ給湯機能」を搭載し、30秒カウントで蒸らし時間を確認できます。高性能な真空断熱材「U-Vacua」を採用しており、電気代を削減しながら、高い保温効果を実現しています。
電気ポットの処分⑤不用品回収業者に依頼する
壊れた電気ポットを手間なく処分したい場合は、不用品回収業者に依頼することも一つの方法です。
不用品回収業者の費用相場は、1点3,300円~、または積み放題プランが33,000円~となっており、事前に見積もりをとることが大切です。
不用品回収業者に依頼するメリット
- 好きな日時に処分できる
- 梱包や運び出しの手間がない
- 他の不用品も処分できる
不用品回収業者に依頼するメリットは、都合の良い日時での回収が可能な点です。出品作業や梱包、運び出しの労力もないため、自宅にいるだけで楽に処分できるのも嬉しいポイント。
また、電気ポットだけでなく、他の不用品も一緒に回収してくれるので、部屋が一気にきれいになります。引っ越しや大掃除、断捨離を行う時など、多くの不用品を処分したいと思っている人や、忙しくてゴミの日に出せない人には特におすすめです。
費用を抑えるためのコツ
不用品回収業者を利用する際の、費用を抑えるためのポイントは下記の3点です。
- 複数の不用品を回収してもらう
- 不用品買取を行っている業者を選ぶ
- 無料見積もり時に料金やサービスを確認する
不用品を一点回収してもらうこともできますが、費用は少し高めになることがあります。しかし、複数の不用品をまとめて依頼することでコスパ良く処分できます。
また、不用品買取を行っている業者であれば、査定価格分を回収料金から差し引くことで、さらに節約することが可能です。
ただし、相場より明らかに安すぎる「無料回収」と宣伝している業者には注意しましょう。こうした業者の中には、後から不当に高い料金を請求されるリスクがあります。
トラブルを避けるためにも、業者選びの際は、無料見積もりの際の対応や実績を重視することが大切です。
電気ポットの処分は不用品回収業者「ラクタス」におまかせください!
電気ポットの処分は、自治体での回収が一般的ですが、処分にかかる手間や時間、費用、電気ポットの状態などによって、処分方法が異なります。
- 捨てるのに時間をかけたくない
- 面倒な作業は苦手
- 他にも家具や家電を捨てたい
このようなご要望・お悩みをお持ちの方は、愛知県名古屋市に拠点を持つラクタスにご相談ください!
ラクタスでは、「運びにくい・捨てるのが面倒」なごみの処分も最短即日・年中無休で対応可能です。不用品1点回収から、お家まるごとのお掃除・不用品買取も行いますので、お得に処分できます。
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