更新日:2024年2月26日
雑然としたお部屋を一刻も早くきれいにしたい時、どのように断捨離を進めていいのか迷いますよね。
ミニマリストのようなシンプルできれいな部屋に憧れはあっても、実際には理想と現実に大きなギャップを感じていることもあるのではないでしょうか?
さらに、無計画に何でも断捨離してしまうと、後悔することもあるため注意しなければなりません。
そこで、この記事では「とにかく急いで断捨離をしたい」とお考えの方に向けて、効率的な片付け・整理整頓の方法を紹介します。
スピーディーにお部屋をきれいにして、理想の生活空間を手に入れましょう!
目次
とにかく急いで断捨離すると失敗しやすい?
断捨離とは、不要なものを手放すことで執着をなくし、快適な生活空間を作ることです。
とにかく捨てることが目的となってしまうと、大切なものまで失ったり断捨離の行為自体に依存したりする恐れもあります。
正しい断捨離は、下記のような効果が期待できます。
- 整理整頓しやすくなる
- ストレスが軽減される
- 時間に余裕が生まれる
- 選択肢が減り生活が楽になる
- お金が貯まる
今ある物が自分にとって本当に必要なのか見極め、お気に入りのものだけを残すことが大切です。
とにかく急いで断捨離したい時に捨てるものリスト
ものが多くて、何から手をつければ良いのかわからない時は、捨てるものに優先順位をつけることが大切です。
ここでは、断捨離にすぐに取り組みたい方に向けて、捨てるべきものを解説していきます。
壊れているもの・古いもの
壊れたものや古いものは、「いつか修理する」と思っても、実際にはほとんど使われることなく、ただ場所を取るだけになりがちです。
処分を後回しにした結果、使うことなくただ劣化していくだけになります。
- 枯れた植物
- 古い下着、靴下
- タオル
- 壊れた家電
用途が分からないものや、使い古したボロボロのものは思い切って処分することが大切です。処分方法に迷うものは、一つ一つ調べて、自治体で処分するか、専門業者を利用して捨てていきます。
期限切れのもの
悩むことなく断捨離できるものの一つに、「期限切れのもの」があります。
定期的にチェックすることは、健康的な生活を送るためにも重要です。
- 冷蔵庫内の食品
- 医薬品
- サプリメント
- ペットフード
- スキンケア用品
保存食や調味料の期限を確認して、食品ロスを防ぎましょう。
複数あるもの
スピーディーに断捨離を進めたい時は、ストックされた同じ種類のものを減らすことをおすすめします。使用頻度が低いアイテムや似たような機能を持っているものがないか確認してください。
- ノート、ペンなどの文房具
- 似ているアクセサリー
- 同じデザインの服
- フライパン、鍋
一つに絞れない場合は、手持ちの数を半分にするだけでも部屋がすっきりします。まずは、ものがたくさん詰まった引き出しを一つ選び、一度全部出してみましょう。
新しいものや使い勝手の良いものだけを選び抜いて、その他は思い切って手放してください。
1年間使用しなかったもの
断捨離する基準として「1年間使用しなかったもの」を振り返ることは重要です。
衝動買いしたものや、一時の興味で購入したものは、今後もしまいっぱなしで使われる機会はないかもしれません。下記のようなものは、手放す対象として検討してください。
- 雑貨、CD、おもちゃ
- 衣類、靴
- キッチン用品
- 季節の家電製品
テーブルの上や棚の中など、普段よく見ているものでも、実際には使っていない場合があります。これらを手放して、必要なものだけを残すように意識することが大切です。
部屋のスペースを占領するもの
大きなものは部屋のスペースを取り、日常生活で邪魔になることがあります。
重くてかさばるものや、メンテナンスが大変なものは、本当に必要なのか考えて断捨離しましょう。粗大ごみを断捨離することで、一気に空間に余裕が生まれ、部屋が広々とします。
- 運動器具
- 本棚、机
- テレビ
- 装飾品、美術品
- 旅行用品
手放す際は、コンパクトで機能的なものに買い替えることも有効です。ミニマルな生活を目指したい方は、お手入れのしやすさも判断基準とすると長く使えます。
断捨離で処分するか慎重に判断すべきもの
明らかなごみや使っていないものは、どんどん断捨離できますが、焦って作業すると大切なものを誤って捨ててしまう恐れがあります。
ここでは、断捨離の際に、特に注意深く判断すべきものを解説します。
書類(契約書・免許証)
書類の整理整頓は、断捨離を急ぎたい人にとって最も手につけにくいものの一つです。カテゴリー分けせずに保管していると、重要な書類が不要なものに紛れていることもあるので注意しましょう。
- パスポート、運転免許証などの身分証明書
- 保険の契約書
- 資格証明書
- 卒業証書
- 契約書、法的文書
- 確定申告で必要なレシート
- 母子手帳
契約書や保険の書類は定期的に見直して、最新のものだけを残すとコンパクトになります。緊急で確認したいときにすぐに取り出せるように、一つの場所にまとめると良いでしょう。
思い出の品
思い出のものは、感情的な理由から手放すのが難しいアイテムです。断捨離すると二度と戻らないものなので、慎重に吟味する必要があります。
後悔なく処分するポイントは下記の通りです。
- スキャンしてデータ化する
- 家族と一緒に見て、残すものを決める
- 写真を撮る
- 直近1年間の思い出の品を整理する
断捨離をとにかく進めたい方は、時間のかかりやすい思い出の品にいきなり取り掛かるのはおすすめできません。3時間から半日程度の時間がある時に、少しずつ進めると負担なく選別できます。
家族の所有物
パートナーや子供が断捨離に非協力的で、なかなか片付けが進まないと悩んでいるケースも多いです。
しかし、「これは要らないだろう」と勝手に処分するのは、家族であってもご法度。断捨離をする際は、所有者と相談をして捨てていいか確認することが重要です。
リビングにある家族のものを整理する際は、収納ボックスにラベリングをして、自分のものが認識しやすくなるように工夫をすることが効果的です。
短時間でスピーディーに断捨離する方法
忙しい日々の中で、部屋の断捨離が思うように進まない方は、10分・30分と短時間でもコツコツと作業を続けることが大切です。
わずかな時間を活用して、どんどん断捨離するための手順・ルールを紹介します。
簡単に判断できるごみから捨てる
断捨離の最初のステップとして、明らかなごみを捨てることから始めましょう。
家の至るところに放置されていた不要なものを取り除くことで床面積が広がります。
- 使ったティッシュ
- 透明の袋
- ダンボール
- チラシ、DM
いきなり難易度の高いものから取り組もうとするのではなく、簡単な作業で断捨離に慣れることが目的です。
毎日のルーティンに取り入れる
断捨離を日常生活の習慣として行えば、忙しくても整理整頓が維持しやすくなります。緊急性がなくても重要なことは、タイマーを利用して期限を設けると集中しやすくなります。寝る前や昼食後など習慣にしやすいタイミングで断捨離する時間を作ることで、少しずつ不用品が減っていくでしょう。
継続することが大切なので、設定した時間が過ぎたら作業を終了します。
モチベーションも維持するためにも、自分の無理のない範囲で作業することがコツです。
残すものの基準を決める
断捨離の作業で大変なことは、一つひとつの判断に時間がかかることです。
一瞬で「これは必要」と判断できるものなら良いですが、「いつか使うかも」「もったいないから」と思うと作業が進みません。
少しでもスピーディーに終わらすためには、前もって残すものの基準を明確に設定することをおすすめします。具体的な判断基準として、下記を参考にしてください。
- 迷ったら捨てる
- 再度購入したいと思えるかで判断する
- 使えるけど不要になったものは捨てる
自分なりのルールを設けることで、断捨離の「決断疲れ」から解放されます。
1日3個の断捨離を継続する
時間を決めて断捨離する方法以外に、一日で捨てるものの数を決めるという方法も有効です。
毎日決められた数のものを断捨離することで確実に不用品を減らすことができます。レシート、食器、化粧品など、ものが多いところから「1日3つ」の断捨離を始めることで、溜め込む癖を改めるきっかけになるかもしれません。
毎日の断捨離したものを記録すると、成果が見えて片付けのやる気もアップします。
処分するものは、自治体のルールに従って分別し、決められた収集日に出しましょう。
効率良く断捨離を進めるコツ
とにかく急いで断捨離したいと思っているのに、捨てようか迷ったり、思うように作業が進まなかったりすることも多いですよね。
しかし、断捨離はコツをつかめば、誰でも簡単にできるものです。
ここでは、効率良く断捨離するポイントを解説します。
一度に作業する範囲を広げない
効率良く断捨離を進めるためには、一度に作業する範囲を広げすぎないことが大切です。
家全体の断捨離を一気にやろうとすると、終わりが見えず、途中で疲れて作業が停滞するリスクがあります。そのため、キッチンや寝室、リビングのように一室決めてから始めると良いでしょう。
ものが多い場合、部屋単位で考えるのではなく、引き出しやバッグの中など狭く区切って断捨離すると効果的です。小さな成功体験を積み重ねることで、達成感を味わえます。
売れるかどうか判断しない
とにかく急いで断捨離したい場合、不用品を売ることにこだわらないことがポイントです。ほとんど着ていない洋服やブランド品は特に注意したいアイテムです。
「これはどうやって売ろう?」「いくらで売れるかな」とお金に変えることに焦点を当てていると、出品作業やメンテナンス、写真撮影などに膨大な時間を費やしてしまいます。また、フリマアプリやオークションに出品してもすぐに売れないこともあるため、スムーズに処分できません。
ごみとして捨てる以外の方法で手放したいときは、買取業者への依頼や寄付をすることがおすすめです。
使っていないものはダンボールに保留する
スピーディーに断捨離を終わらせるためのコツは、保留用のダンボールを用意することです。
「使っていないけど捨てにくいもの」が本当に必要なものと一緒に置かれていると、なかなか部屋がすっきりしません。
使わないものを箱に詰めて、一時的に視界をすっきりさせることで作業が捗りやすくなります。
ダンボールは1~3つと数を決めて、半年を目安に中身をチェックすると処分する決断がしやすいです。
ぬいぐるみやおもちゃ、調理器具などは、そのまま海外へ寄付もできます。
とにかく急いで断捨離したいなら業者に依頼する
断捨離を効率良く短時間で終わらせたいときは、不用品回収業者に依頼することが最も確実な方法です。
時間や手間を省くことができるので、引っ越し前の断捨離など期限が迫っているケースにも向いています。
ここでは、不用品回収業者に依頼するメリットや料金相場を解説します。
メリット①迅速な対応で時間がかからない
不用品回収業者を利用するメリットは、断捨離したいタイミングで依頼できて、全体の作業時間が大幅に短縮されることです。
業者によっては24時間365日対応しており、突然の来客に備えることもできます。また、最短で1日以内で断捨離が完了するので、忙しい方に向いています。
コツコツと毎日作業することが難しい場合には、プロに依頼すると良いでしょう。
メリット②分別・処分方法を考えずに済む
不用品回収業者を利用して断捨離すると、ごみの分別や処分方法について悩む時間も省けます。
自治体の粗大ごみ処分は、事前に予約し、納付券を購入して指定日時に搬出するといった細かいルールを守らないといけません。
不用品回収業者なら煩わしい作業を行なうことなく、見積もりの電話1本で処分できます。捨てたいものをとにかく急いで処分したい方には特におすすめです。
メリット③片付け・掃除も依頼できる
断捨離を不用品回収業者に依頼するメリットには、片付けや掃除のサービスも同時に利用できることが挙げられます。
断捨離の作業で長期間使われていなかった部屋はほこりやごみが蓄積しており、手入れが大変です。不用品を搬出後にハウスクリーニングを行ってもらうことで、すぐに快適な部屋を取り戻すことができます。
また、不用品買取に対応している場合は、処分するものを一括して査定し現金化することも可能です。
断捨離を依頼した際の料金相場
断捨離で不用品業者を利用する場合、下記のような料金システムがあります。
- 単品回収:1個3,300円~
- トラック積み放題:軽トラック33,000円~
単品回収は不用品1個から依頼できますが、車両費や人件費がかかるため、割高になることもあります。
そのため、物量が多い場合はまとめて依頼して「トラック積み放題」プランを選ぶことがおすすめです。
ただし、捨てるものの種類や状態によって料金が変わるため、まずは無料の見積もりを依頼することを検討しましょう。
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- 断捨離が一向に進まない
- 捨てるものが多すぎて作業できない
- 片付ける時間がないのでまとめてお願いしたい
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