更新日:2024年9月2日
「実家がごみ屋敷になってしまい、帰りたくない」「恥ずかしくて実家に家族や恋人・友人を呼べない」「衛生面が気になり、子供を連れて帰れない」「ごみ屋敷に住む親のことが心配」など、実家のごみ屋敷問題で困っている方は意外と多いです。
物が溢れかえり、足の踏み場もない「ごみ屋敷」は、実家であれ自宅であれ、深刻な問題です。
しかし、ごみ屋敷の住人やその家族は、片付けたい気持ちがあっても、恥ずかしさから他人の目を気にして行動できずにいることもあります。
結論から申し上げますと、ごみ屋敷の片付けを依頼することは決して恥ずかしくありません。
「プライベートな問題だし、ごみ屋敷の専門業者に依頼するのは抵抗がある」と思っていても、解決への一歩を踏み出すことで心が楽になるかもしれません。
この記事では、特に実家のごみ屋敷に困っている方々に向けて、高齢者がごみ屋敷になる原因や親に向けての説得の仕方、そして専門家による支援の重要性について詳しく紹介します。
ごみ屋敷問題から一歩前に進むためにも、ぜひこの記事を参考にしてください。
目次
実家のごみ屋敷で悩むのはあなただけではない
「実家に帰るたびにあふれる物の山に気が滅入る」「親と片付けの話をすると必ず喧嘩になる」など、実家のごみ屋敷で悩んでいる人は予想以上に多いです。
悩みの内容も様々で、「物を捨てようとすると親が激怒する」「掃除を手伝おうとしても拒否される」「兄弟と責任の押し付け合いになる」など、一筋縄ではいかない問題が山積みです。
この悩みは、決して珍しいものではありません。
高齢者の親がいる子ども世代の約7割が、実家の片付けの必要性を実感しているというデータまであるのです。(参照:一般社団法人 日本ホームステージング協会)
しかし、多くの人が抱える悩みである一方、実家の片付け問題はプライベートな側面もあり、相談することをためらう人は少なくありません。
自分だけで抱え込んでしまう人もいますが、実家の片付け問題で悩んでいる人は想像以上に多く、周りも同じような悩みを抱えていることを知れば、自分を責めて思い悩む必要はないことがわかるでしょう。
実家のごみ屋敷問題は、確かに肉親が関わっていますが、家族の問題と重く考えすぎないことが大切です。
客観的に、ほどよい距離感で、気分を楽にしながら関わる姿勢を保ちましょう。
本当に辛いときは、行政の窓口に相談したり、匿名のSNSなどのコミュニケーションツールに吐き出したりして、自分自身のケアも忘れずにいてください。
実家のごみ屋敷を放置するデメリット5つ
多くの人が直面する実家のごみ屋敷問題ですが、放置することで様々な悪影響が生じる可能性があります。
実家のごみ屋敷を放置することで、どのような問題が起こりうるのでしょうか。
ここでは、主な5つのデメリットについてくわしく見ていきましょう。
- 心理的負担
- 家族関係の悪化
- 健康上の問題
- 家計問題
- 近隣トラブル
心理的負担
- 帰省したくても帰省できない
- 親の状況が心配
- 罪悪感や恥ずかしさ
- いつかは片付けなければならないという心理的プレッシャー
ごみ屋敷では害虫や害獣が大量に発生している場合もあり、帰省のときには実家でリラックスしたいという気持ちが不衛生な環境により台無しになることも考えられるでしょう。
帰省したくても帰省できないというストレスだけでなく、ごみ屋敷で暮らす親が心配だったり、恥ずかしくなったりする心労も考えられます。
年に数回くらい家族で集まりたいと思っても、ごみ屋敷と化した実家では快適に過ごせる空間がなく、家族の絆を深める貴重な機会を失ってしまいます。
家族が疎遠になり、兄弟同士のコミュニケーションが不足すると、将来の親の介護問題についても話し合うきっかけがなくなり、将来のトラブルにつながりかねません。
いつかはごみ屋敷を片付けなければならないという心理的プレッシャーも、作業量やどのくらい時間がかかるのか考えると大きなストレス源となり、日々の生活にも影響を及ぼしかねないでしょう。
家族関係の悪化
- 親子間の対立や葛藤
- 兄弟姉妹間での責任の押し付け合い
- 親戚付き合いが疎遠になる
実家のごみ屋敷問題は、家族関係に大きな亀裂を生む可能性があります。
ごみ屋敷に住んでいる本人は、自身の住宅環境を問題だと思わずに普通に暮らしている場合が多く、片付けの必要性を訴える子供と現状を変えたくない親との間で激しい対立が起こりがちです。
一方、兄弟姉妹間では、誰が率先して片付けを行うべきか、費用をどう分担するかなどの問題で意見が割れることがあります。
地理的に近い兄弟に責任が集中してしまったり、経済的に余裕がある兄弟に負担が偏ったりすることで不満が生まれ、これまで良かった兄弟関係に溝ができてしまうケースも少なくありません。
このような家族間の対立は、単にごみ屋敷の問題だけでなく、長年の家族の歴史や感情が複雑に絡み合って深刻化する場合があります。
結果として、本来協力して解決すべき問題が、さらなる家族の分断を招いてしまう悪循環に陥りやすいのです。
また、結婚するときに実家に連れていくのを躊躇ってしまったり、相手の親に良い印象を与えなかったりすることで、将来の親戚付き合いが疎遠になることすら考えられます。
不衛生なごみ屋敷には、小さな子供を連れていくのも危険なので、孫と祖父母が会えないという子育てへの悪影響があるのも見逃せません。
健康上の問題
- 衛生状態が悪く、健康被害が発生
- 転倒や怪我のリスク増大
実家がごみ屋敷化すると、大きな健康問題が発生するかもしれません。
まず、大量の埃や汚れによってカビやダニなどの害虫が繁殖しやすくなり、呼吸器系の疾患やアレルギー反応を引き起こす原因となります。
特に高齢の親にとっては、免疫力の低下もあり、深刻な健康被害につながります。
また、物やごみが散らかった状態は、転倒や怪我のリスクを高めるのも大きな問題です。
通路が物で塞がれていたり、床に不安定な物が積み重なっていたりすると、つまずいたり滑ったりする危険が常にあります。
特に高齢者の場合、骨折などの重大な怪我につながる可能性が高く、一度転倒すると寝たきりになるリスクも考えられます。
さらに、ごみ屋敷だとちゃんとした食事の準備や服薬が難しくなり、栄養が偏ったり、持病の薬の飲みわすれによって別の健康問題が出てくることも心配です。
家計問題
- 実家の資産価値の低下
- 重要書類の紛失
実家がごみ屋敷になると、家の資産価値が大きく下がってしまいます。
ごみが溜まった状態の家は、不動産市場での評価が低くなるためです。
厄介なのが、物が散らかっていることで重要書類や貴重品が見つからない点です。
預金通帳や印鑑、保険証書などが必要なときに見つからないと、銀行での手続きや保険の請求などができなくなってしまいます。
これらの再発行には時間がかかるので、日常生活に大きな支障をきたすでしょう。
そして高齢の親の場合、介護サービスや年金など、行政からのサポートを受ける機会が増えてきます。
そんなとき、必要な書類が見つからないことで、受けられるはずの支援を逃してしまうかもしれません。これは親の生活の質を下げてしまうことにつながりかねません。
さらに、将来的な問題も挙げられます。
親が亡くなったあとの相続手続きや遺品整理のとき、家中がごみで溢れていると、必要な書類や遺品を探すだけでも大変です。
近隣トラブル
- 悪臭や害虫による苦情
- 地域コミュニテイからの孤立
- 火災の危険性
ごみ屋敷になると、近所との関係も悪くなりがちです。
まず問題になるのが、悪臭や害虫です。
特に夏は臭いがひどくなり、ゴキブリやネズミも増えて、隣の家まで迷惑がかかることもあります。
そうなると、苦情が来たり、自治体から指導や勧告を受ける可能性もあります。
もう一つ気をつけたいのが、地域から孤立してしまうことです。
ごみ屋敷のうわさが広まると、近所付き合いが減り、町内会の行事にも呼ばれなくなるかもしれません。これは単に寂しいだけでなく、災害時の助け合いなど、地域のつながりから外れてしまう危険もあります。
特に親が一人暮らしの場合は心配です。
そして、ご近所トラブルどころか、命を奪いかねないのが火災で、ごみ屋敷ではほんの少しの火種で家事が発生してしまう危険があります。
実際にごみ屋敷からの出火が原因で、近隣も巻き込む大規模な火災が発生しています。
片付けや掃除を放置すると、コンセントの隙間にほこりが溜まり、容易に発火してしまうのです。
通常はボヤ騒ぎで終わるところも、出火した際にごみに埋もれて対応が遅れてしまうので、非常に危険です。
ごみは引火すると燃え広がりやすいので、最悪の場合、逃げ遅れて死亡事故につながりかねません。
実家がごみ屋敷になってしまう原因
実家のごみ屋敷の深刻な影響について理解したところで、次は問題の原因に目を向けてみましょう。
なぜ実家はごみ屋敷になってしまったのでしょうか。
その原因を知ることは、効果的な解決法を考えるヒントになります。
様々な要因が複雑に絡み合っているので、具体的に1つずつ紹介します。
一般的なごみ屋敷の原因
年齢に関係なく、ごみ屋敷になりやすい原因として挙げられるのが以下の3つです。
- 溜め込み症で物が捨てられない
- 精神疾患や発達障害がある
- セルフネグレクト(自己放任)
高齢の親の場合、戦前戦後の日本がまだ豊かではなかった時代を生きています。
「もったいない」「いつか使える」という思いで、物を溜め込んでいる人が少なくありません。
うつ病などの精神疾患は、無気力の状態が続き、部屋の片付けをしようと思えないことがあります。
ごみ出しができていない部屋にいると、更に気分が塞ぎこみ、ごみ屋敷になってしまうといった悪循環になることも少なくありません。
ADHDなどの発達障害がある場合、不注意や多動の症状により、片付けに集中して最後まで取りくむことが困難になります。
注意力が無く、同じものを買ってきたりと物が増えることもあり、整理整頓が苦手な人が多いのが特徴といえるでしょう。
セルフネグレクトは、「自己放任」「自己放棄」などと訳され、必要不可欠な自分自身へのケアを怠ることです。
ごみ屋敷の住人の典型的な状態で、高齢者だと介護や福祉サービスを拒否したり、病院に行かねばならない状況でも受診を拒んだりします。
高齢者のごみ屋敷の原因
- 認知症
- 足腰の衰え
- 家事の担い手が亡くなる
高齢者特有の原因としては、認知症の影響は大きいです。
物の管理や整理が難しくなり、ごみと大切な物の区別がつかなくなることで、だんだんとごみ屋敷になっていきます。
また、加齢に伴う足腰の衰えや体力の低下により、高い所や床に置いてある物を動かすのが難しくなり、少しずつ物が溜まっていくこともあります。
二階建ての一軒家の場合、足腰が弱くなって階段が登れなくなり、二階の掃除ができなくなってしまうのもよく見られるケースです。
さらに、長年家事を担当していた人が亡くなると、残された家族が対応しきれず、急激に家の中が荒れてしまうのも原因の一つです。
親世代は母親である女性が専業主婦になり、男性が稼いでくるという家庭が一般的な時代でした。
家事を半世紀以上にもわたってしてきていない高齢者が、担い手がいなくなったからといって、片付けや掃除をすぐにできるとは考えにくいです。
ディオゲネス症候群
上記の原因に加えて、高齢者のごみ屋敷問題と深く関連するのが「ディオゲネス症候群」です。
ディオゲネス症候群とは、「ごみ屋敷症候群」とも呼ばれる精神疾患で、主に一人暮らしの高齢者に見られます。
これは主に高齢者に見られる行動障害の一種で、次のような特徴が挙げられます。
- 極端に物を溜め込む
- 強いセルフネグレクト(自己放任)
- 社会的孤立
- 不衛生な生活への無関心
この症候群の名前は、樽の中で質素に暮らしたとされる古代ギリシャの哲学者ディオゲネスに由来します。
ディオゲネス症候群の人は、周囲から見ると明らかに不衛生で危険な環境にいても、本人はその状況を問題だと認識しないことが多いです。
ディオゲネス症候群は、認知症や他の精神疾患を伴うこともありますが、それらとは別の独立した症状として捉えられています。
この症候群の人々は、知的能力に問題ないことが多く、自分の選択による生活だと主張し、家族や周囲の人々が介入しようとしても強く抵抗し、支援や治療が難しいケースが少なくありません。
実家のごみ屋敷問題に直面した際は、ディオゲネス症候群の可能性も考え、専門家の助言を求めることが重要です。
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ごみ屋敷の改善に向けて親を説得する方法3つ
どれだけ実家のごみ屋敷を改善したくても、親の家の主は親なので、親の協力なしでは前に進むことはできません。
長年の生活習慣や愛着のある物を手放すことに抵抗する親も多いので、適切なアプローチでコミュニケーションをとる必要があります。
ここでは、3つの効果的な親の説得方法について詳しく解説していきます。
- 頭ごなしに否定しない
- ごみ屋敷を放置するデメリットを説明する
- 自分が片付けを主導し、小さな変化を体験してもらう
頭ごなしに否定しない
「こんな状態で片付けないわけにいかないでしょ」「こんなごみ、残しておいてどうするの」など、頭ごなしに否定したくなる気持ちはわかります。
しかし、そうすると親も感情的になり、話し合いがうまくいきません。
親の生活スペースである実家を無理やり片付けることは、親にとって侵略されたのと同じです。
否定するのではなく、相手の気持ちを尊重しながら「なぜごみ屋敷になってしまったのか」「なぜこれを捨てたくないのか」優しく冷静に聞いてみてください。
ごみ屋敷になっているのにもかかわらず、親が「まだまだ自分は動けるから、自分の家のものは自分で片付けたい」とプライドを持っている場合もあります。
その際も、プライドを傷つけることなく「私と一緒に片付けよう」と優しく誘導するのがおすすめです。
ごみ屋敷を放置するデメリットを説明する
コミュニケーションの中では、「捨てる」「処分する」といったネガティブな言葉を避け、「整理する」「きれいにする」などポジティブな表現を使うよう心がけましょう。
また、ごみ屋敷状態が引き起こす可能性のある健康上の問題や事故のリスクなど、具体的なデメリットを説明することも効果的です。
火災や敗血症などの命に関わる問題をイメージすることで、このままでは危険だと親に実感してもらい、改善の必要性を理解してもらうきっかけになるかもしれません。
自分が片付けを主導し、小さな変化を体験してもらう
実家が長い間ごみ屋敷になっていると、親はその状態に慣れきっています。
ごみ屋敷を放置するデメリットを説明しても、問題だと思わない可能性もあります。
まずは、部屋の一部分だけを片付け、小さな変化を体験してもらいましょう。
ごみを捨てさせてくれなくても、整理整頓されている空間にすっきりしてもらうだけでも効果的です。
掃除や片付けに対してプラスのイメージを持ってもらうと、その後がスムーズに動きやすいです。
実家のごみ屋敷を片付けるコツ
計画的にごみ屋敷を片付けるにはコツがいります。
ここでは、できるだけ短い時間で実家のごみ屋敷を片付ける方法をご紹介します。
汚れ度合いや物の量を把握し、優先順位を決める
住んでいるわけではない実家を片付けるには、スピードが大事です。
まずはゴミ袋、段ボール、手袋、マスクなどを用意しましょう。
そして、全体像を把握するために、どこの部屋が一番汚れていて、ごみがあるのか、徹底的に調べて掃除する順番を決めましょう。
害虫の駆除を最初にしたり、悪臭を放つ生ごみから掃除したりするのも、作業中の不快感が減らせるのでおすすめです。
物を必要・保留・不要の3種類に分ける
ごみを「捨てる」「残す」「保留」の3つに分けます。
保留にしたものは、できるだけ早く仕分けを行うことが重要です。
そして、この分類は親と一緒にすることが大切です。
親と話しながら作業を進めていくと、親の気持ちを理解するきっかけになります。
片付け業者に依頼する判断基準
ごみ屋敷の程度によっては、前述した方法によって自力で掃除道具やごみ袋を用意して片付けることも可能です。
「自分だけで終わるのだろうか?」「どのくらいなら依頼すべき?」といった疑問をお持ちの方は、片付け業者に依頼した方が良いとごみ屋敷の程度を把握する必要があるでしょう。
ここでは、片付け業者に依頼する判断基準を紹介します。
天井近くまでごみが積もっている
ごみ屋敷のレベルが進行していると、押し入れの襖が開かないほど物が押し込まれていたり、生活スペースの部屋の天井近くまでごみが積み上げられていたりすることがあります。
このような状態だと、足元が不安定なので作業中にケガをしてしまう危険も考えられます。
ごみを詰めても、一見すると変化を感じにくいため、果てしなく感じるかもしれません。
さらに注意したいのは、足腰を痛めることです。
片付け作業に慣れていないと身体に負担がかかってしまい、途中で挫折してしまうことも考えられます。
床に多少のごみが散らばっていても、まだ天井近くまで増えていない場合は、1人で作業することも可能です。
水回りが使えない状況になっている
ごみ屋敷の特徴として、キッチンやトイレ・浴槽などの水回りにごみが溜まっており、使用できないことが挙げられます。
部屋の中から溢れたごみをスペースの空いている水回りにも置くようになると、生活もできません。
掃除をするにしても、水を出すまでに苦労して、余計に片付けが嫌になってしまいます。
水回りの掃除は後回しにしている期間が長い程、がんこな汚れが付着しているので、1人で対処するのは難しいです。
手が止まってしまうなら早くに相談しましょう
キッチンやトイレ・浴槽などの水回りにごみが溜まっており、使用できない場合があります。
部屋の中から溢れたごみをスペースの空いている水回りにも置くようになると、生活もできません。
掃除をするにしても、水を出すまでに苦労して、余計に片付けが嫌になってしまいます。
水回りの掃除は後回しにしている期間が長い程、がんこな汚れが付着しているので、1人で対処するのは難しいです。
実家のごみ屋敷を片付け業者へ依頼するメリット3選
実家のごみ屋敷問題に直面したとき、多くの人が片付け業者への依頼を躊躇してしまいます。
しかし、専門家の力を借りることは決して恥ずかしいことではなく、得られるメリットは多岐にわたります。
実家のごみ屋敷を片付け業者に依頼するメリットを3つご紹介します。
プロとして片付けしているから客観的に対処してくれる
片付け業者は、仕事として数々のごみ屋敷を見てきています。
そのため、どのような状態であっても依頼を拒否するようなことはありませんし、家族間の感情的な対立を避け、客観的な視点で問題に取り組むことができます。
片付け業者は、素早くごみを分別しながら、残しておくべき物をしっかり見極めて作業してくれます。
また、適切な清掃方法を選択するために汚れ具合を見定めて、淡々とこなしてくれるでしょう。
プライバシーに配慮してくれる
部屋に溜め込まれた大量のごみを外に出す際は、周囲の目が気になり、なかなかごみを減らせない人も多いのではないでしょうか?
片付け業者は、無地の段ボールを使用するなどの配慮で、ごみ清掃の業者が来ていると思わせないように対応してくれるところもあります。
また、少人数で短時間に作業を進めることも可能です。
心理的サポートがある
ごみ屋敷は一度綺麗にしても再発する可能性が高いです。
ゴミ屋敷の原因となっていた生活習慣や精神的ストレス、病気や障害などが解消されていないため、同じことを繰り返してしまうのです。
片付け業者の中には、再発防止のための独自プログラムがあるところもあり、このような心理的サポートがあると、再発の予防ができるので、離れて暮らす子どもの立場からしても安心です。
当社「ラクタス」は、オプションで次のようなサービスをご用意しています。
- 継続的なカウンセリングによる、信念・考え方の書き換え
- 整理収納アドバイザーの定期訪問
- LINEなどを使ったお部屋の状況報告、お片づけの相談
- 家事代行、家政婦サービス
- 照明やお部屋の色などの空間コーディネート
- 整理しやすい家具やインテリアへの変更
当社「ラクタス」は、ごみ屋敷専門業者として12年以上の実績があります。
スタッフ全員がプロの有資格者であり、お客様一人ひとりの状況に応じた最適な解決策を提案いたします。
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実家のごみ屋敷問題に困ったらラクタスに相談を!
実家のごみ屋敷問題は、多くの人が直面する深刻な課題です。
放置することで心理的負担、家族関係の悪化、健康上の問題、経済的損失、近隣トラブルなど、様々なデメリットが生じる可能性があります。
問題の解決には、原因を理解し、適切なアプローチで親を説得することが重要です。
自力での対応が難しい場合は、専門業者への依頼を検討するのも一つの選択肢です。
ごみ屋敷の片付けは、単に物理的な整理整頓だけでなく、家族関係の改善や生活の質の向上にもつながります。
一人で抱え込まず、家族で協力し、必要に応じて専門家の力を借りながら、前向きに取り組んでいきましょう。
ラクタスは、あなたの実家のごみ屋敷問題解決のパートナーとして、専門的なサポートを提供いたします。
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あなたの一歩が、家族みんなの幸せにつながります。