更新日:2023年2月1日
「大量のCDを捨てたいけど、燃えるごみ?燃えないごみ?」
「データを入れたCD-ROMはそのまま捨ててもいいの?」
好きだったアーティストの音楽CDや、映画やドラマのDVD。
長い年月で大量に溜め込みやすく、家のスペースをとってしまいますよね。
また、機密情報が入ったCD-ROMをどのように処分すれば良いのか分からず、お困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、CDやDVDの正しい捨て方や、個人情報が記録されているCD-ROMの処分方法について詳しく解説します。
実家の部屋に、たくさんCD・DVDが残っている方は、ぜひ参考にしてください。
適切な方法でCD・DVDを手放して、部屋をすっきりさせましょう!
目次
いらないCD・DVDの捨て方6選
ここでは、不用になったCD・DVDの手放し方を大きく6つに分けて紹介します。
しばらく手にとっていない音楽アルバムやDVDが実家に眠っている方は、自分に合った方法を選んで処分してくださいね。
自治体でごみとして捨てる
CD・DVDをごみとして処分したい方は、自治体のルールに従って分別・処分しましょう。
一般的に多くの自治体では、CD・DVDは「可燃ごみ」として処分できます。
●愛知県のCD・DVDのごみの捨て方
愛知県の地域では以下のようにCD・DVDのごみ分類が明記されています。
- 名古屋市:可燃ごみ(Blu-rayやケースも含む)
- 豊橋市:こわすごみ(ケースも含む)
- 稲沢市:不燃ごみ(ケースも含む)
- 北名古屋市:可燃ごみ(ケースも含む)
このように自治体によっては、CD・DVDが燃えるごみに該当しない場合もあるので、お住まいの地域のホームページを確認することをおすすめします。
●CD・DVDのケースはプラスチックではない
CD・DVDの処分方法を自治体のホームページで調べると、ケースについての表記がされています。
実際に、私たちがCD・DVDをごみに出そうとする時も、ケースを分けて捨てた方がいいのか迷うことが多いです。
プラスチックとして捨てるごみは、「容器包装プラスチック」に分類されるトレイやパックなどのプラマークがついているものが該当します。
CD・DVDや歯ブラシなどは「製品プラスチック」に分類され、各自治体により扱いが変わるようです。
環境を守るためにも、正しくごみ分別を行うことが大切ですね。
フリマアプリ・オークションで売る
まだ新品同様にきれいな状態のCD・DVDを持っている方は、ごみにするのはもったいないと思っているのではないでしょうか?
CD・DVDはフリマアプリやオークションで高く売れることがあります。
特に需要のあるものの特徴は、以下の通りです。
- 人気アーティストの初回生産限定盤
- トレカやグッズなどの付属品も出品する
- コンプリートボックス(全集)
コレクターやファンにとって価値のあるCD・DVDなら、すぐに買い手が見つかる可能性が高いです。ごみとして捨てる前に一度出品してみると良いかもしれません。
買取専門業者を利用する
「CD・DVDを売りたいけれど、写真を撮ったり梱包するのは大変そう‥。」
と感じている方は、買取専門業者を利用することも一つの方法です。
- まとまったCD・DVDを売りたい
- 出品作業は面倒
- 個人間取引をする時間がない
などの要望・悩みがある方におすすめです。
買取専門業者を利用する際は、主に以下の3つの方法から選べます。
- 店頭買取
- 出張買取
- 宅配買取
店頭買取・出張買取
店頭買取は、CD・DVDの取り扱いがある買取ショップに直接持ち込んで査定依頼する方法です。何十枚もまとめて売りたい方や。すぐに現金を受け取りたい方に向いています。
出張買取は、自宅まで査定スタッフが来てくれるので交通費もかからず、箱詰め作業も必要ありません。ただ、査定スタッフの対応をしないといけないので、仕事や家事で忙しい方には不向きです。
宅配買取
宅配買取は、自宅から買取専門業者にCD・DVDを送って査定を依頼する方法です。
ダンボールに箱詰めする作業は必要ですが、自宅まで配達員が取りにきてくれるので、手間はかかりません。業者によっては伝票作成も行ってくれます!
一方デメリットは、店頭買取よりも入金までに時間がかかることです。また、査定金額に満足がいかない場合、返品してもらうのに費用が発生することも。
買取専門業者を利用する際は、査定金額が低くても処分したいと思えるCD・DVDを選ぶことが後悔しないポイントです。
人に譲る
問題なく再生できるCD・DVDは、人に譲る方法で手放すことができます。
ここ数年で、CD自体の需要が徐々に減って、ダウンロードやストリーミング配信で音楽を楽しむ人が増えてきました。
しかし、CDそのものに価値を見出している人や、音質重視でCDを選んでいる人も少なくありません。
友人・知人に直接譲るか、地域の掲示板などを活用して喜んで受け取ってもらえる人を探しましょう。
しかし、知らない人に譲る場合は、待ち合わせのやり取りに手間がかかることに注意が必要です。トラブルに合わないように気をつけながら、不用なCD・DVDの譲り先を見つけてくださいね。
図書館や大学に寄贈する
「誰かに使ってほしいけど、売るのは大変だなぁ」
このようにお考えの方は、CD・DVDを図書館や大学などに寄贈することで、躊躇することなく手放せます。
CDを図書館へ寄贈したい場合は、ホームページで条件などを確認できます。しかし、DVDは著作権法により貸し出し不可なので、寄贈をできないところも多いです。
愛知の名古屋大学では、「名大応援エコギフト」というプロジェクトを立ち上げています。
CDなどの不用品を寄贈することで、研究費や人材育成に役立てるので、社会貢献に興味のある方は申し込んでみてはいかがでしょうか。
参照:名大応援エコギフト
不用品回収業者に依頼する
「CD・DVDをごみに出したいけれど、大量にあって面倒」
壊れたCDや視聴できないDVDなどの処分に困っている方は、不用品回収業者を利用することで、一気に捨てられます。
一般的な利用の流れは、以下の通りです。
- メールなどで見積りを依頼
- 費用を提示してもらう
- 訪問日調整
- 回収作業
- 作業完了、清算
数百枚単位のCD・DVDや、その他の要らないCDラックなども、まとめて回収してくれるので便利です。
一方で、回収費用は最低数千円かかってしまうことには注意しなければなりません。
費用は、基本料金と回収する物の種類や量によって変わるので、見積もりをきちんと提示してくれる回収業者を選ぶと安心です。
個人情報が入ったCD・DVDを安全に処分する方法
個人情報の入ったCD・DVDは、どのように処分したらいいのでしょうか?
この章では、個人情報・機密情報が入ったCD・DVDを安全に処分する方法について解説します。
「手付かずのままで、なかなか作業が進まない‥」と困っている方は、ぜひ参考にしてください。
個人情報が入ったCDやDVDをそのまま捨てるとどうなる?
会社のデータや家族の個人情報が入ったCD・DVD。
パソコンの管理はしっかり対策を講じていても、CD・DVDを誤った方法で処分してしまうと、情報漏洩のリスクが大きいです。
捨てたはずのCD・DVDから機密情報が漏洩した場合、損害賠償責任が問われるだけでなく、企業の社会的信用に関わる問題に発展してしまうことも。
さまざまなリスクがあることを把握して、トラブルなく処分できるように気をつけたいですね。
CD・DVDのデータは自分で消去できる?
秘密保持の観点から、CD・DVDのデータを消去したいと考えている方も多いようです。
CD-ROMやDVD-ROMは、読み出し専用なので、データを消去したり上書きすることはできません。
一方で、CD-RWやDVD-RWは、初期化することでデータ削除ができます。
ただし、書き込み形式や機種によって異なるため、その都度調べる必要があるでしょう。
セキュリティ面で不安な方は、機密情報の入ったCD・DVDやパソコンを処理してくれる専門業者の利用も検討してください。
カッターで傷をつける
「業者に頼まずに、自分で簡単に対処できないかな?」とお考えの方は、カッターを使ってデータの読み込みを出来ない状態にする方法がおすすめです。
自分で対処する際は、以下のものを準備してください。
- カッター
- 軍手
- ガムテープまたは布テープ
安全に処分する手順は以下の通りです。
- CDの表側にカッターで傷をつける
- ガムテープを貼る
- ガムテープでCDの表面を剥がす
CD-ROMに入っているデータは、表面から約0.01mm下に記録されています。
そのためカッターで傷をつけることでデータの漏洩を防ぐことが可能です。
さらに、データが記録されている部分をガムテープで剥がしとることで、確実に処分できますよ。
DVDは分割する
DVDは、一見CDと似ていますが、薄くしたCDを2枚重ねた作りになっています。
データが記録されている部分は内側にあるので、重なった部分を2枚に分割しましょう。
安全に処分する手順は以下の通りです。
- 軍手をはめる
- 重なった部分にカッターを差し込み分割する
- 分割したDVDにガムテープを貼る
- 記録が入っている表面を剥がす
カッターを使った作業は、ケガをする恐れがあるため慎重に行ってください。
シュレッダーを使う
「1枚1枚手作業で壊すのは大変‥」
個人情報の入ったCD・DVDが何枚もある場合は、専用のシュレッダーを使うことで、手軽に処分できます。
家庭用のシュレッダーでもクレジットカードやCD・DVDを裁断できる商品があるので、今後も利用したい場合は購入を検討してください。
シュレッダーでCD・DVDを確実に割れば、情報を読み取ることができなくなるので、安心です。
「燃えないごみ」として処分する地域の場合は、シュレッダーにCD・DVD専用トレーがついているものを選ぶと、ごみ捨てが楽になります。
不用品回収業者にCD・DVDの処分を依頼するメリットと注意点
「引っ越し前に要らないものをなんとか片付けたい‥」
「部屋のものを断捨離してすっきりしたい!」
CD・DVD以外にも捨てたいものがある方は、不用品回収業者に依頼すると、さまざまなメリットがあります。
不用品回収業者を選ぶ際の注意点についても、あわせて紹介していくので、安心して利用できるところを選んでください。
メリット①大きな不用品も一度にまとめて処分できる
不用品回収業者を利用すると、大量のCD・DVDを一度に回収してくれるだけでなく、自分一人で運べない大きな家具なども回収してくれます。
見積り依頼を行って回収日時が決まれば、あとは自分でやるべきことはありません。
プロのスタッフが手際よく片付けてくれるので、体力に自信のない方でも安心です。
ごみ出しの分別や回収日を気にする必要がないため、「手間をかけたくない」「忙しくて時間がない」という方におすすめです。
ただし、処分するものが少ない場合は割高になってしまうことがあるので、見積もりで費用を確認してください。
メリット②片付けや清掃を依頼できる
不用品回収業者は、清掃業も合わせて行っているところも多いため、部屋の片付けを依頼できます。
大量のCD・DVDやその他の不用品を保管している部屋は、掃除がしにくいため、ほこりだらけになっていることも少なくありません。
その他の気になる水回りや床などのクリーニングも依頼できるので、年末の大掃除や断捨離にぴったりです。
メリット③機密情報の入ったCD-ROMを回収してくれる
不用品回収業者によっては、機密情報の入ったCD-ROMや、会社や個人情報が入った文書なども一緒に回収してくれるところがあります。
一人で迷いながら、データ消去や裁断などの作業をしなくて済むという点が大きなメリットです。
提携しているリサイクル工場で厳重に裁断・融解処理を行うため、情報漏洩のリスクがありません。
メリット④不用品買取を行ってくれる
不用品回収業者の中には、価値のあるものを選定し、買取を行ってくれるところもあります。
CD・DVDなど不用なものを処分して、少しでもお金に変えたいと思っている方におすすめです。
フリマアプリへの出品作業や、きれいに拭くなどメンテナンスする必要もありません。
ごみだと思っていた不用品が高額査定される可能性もあるので、断捨離や引っ越し作業の前に依頼することをおすすめします。
不用品回収業者を選ぶ際の注意点
不用品回収業者は、CD・DVDなどを捨てる際に便利ですが、中には悪質な業者が少なからず存在することに注意しなければなりません。
無許可で営業していたり、機密情報の入ったCD-ROMの処理がずさんだと情報漏洩や悪用のトラブルになることも。
きちんとした工程で処理をしてくれる不用品回収業者は、「融解証明書」を発行してくれるので、依頼する際に確認しておくことをおすすめします。
その他にも、
- 不用品回収に実績がある
- 事前に見積もりをきちんと提示してくれる
- ホームページで会社情報が記載されている
などの基準を満たしたところを選ぶと安心です。
まとめ:適切な捨て方を選んで、CD・DVDを手放しましょう!
CD・DVDの捨て方は、ごみとして処分する以外にも、買取業者やフリマアプリ・寄付などの方法があります。
ごみの処分が面倒な方や、たくさんのCD・DVDを楽に回収してほしい方は不用品回収業者も検討してみてはいかがでしょうか。
愛知・名古屋を拠点とするラクタスは、不用品回収や買取、機密情報の入ったCD-ROMの回収も行っています。
LINEから無料でお見積りができますので、CD・DVDの片付けにお困りの方は、ぜひご相談ください。