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投稿日:2023年2月13日
更新日:2023年2月13日

「形見分けってどうやって行うの?」
「形見分けとして何を贈ればいいのか知りたい」

ご家族や大切な人が亡くなり葬儀が終わった後に、行われる形見分け(かたみわけ)。
悲しみが癒えない中、慣れないことをするのは大変です。
実際に形見分けをするとなると、贈る品の選び方や贈る方法など、疑問がたくさん湧いてくるのではないでしょうか?
形見分けは、あらかじめ基本的な知識や注意点を把握していないと、親族間でトラブルが起こることも少なくありません。

そこで今回は、形見分けを行う際に押さえておきたいマナーや宗教による違い、時期について紹介していきます。
遺品整理や形見分けを行う予定のある方は、ぜひ参考にしていただいてスムーズに準備できれば幸いです。

形見分けとは?

形見分けとは、故人の愛用品を、親族や親しい友人の間で分け合うことです。
奈良時代から根付いている日本の伝統ある風習で、故人の魂が宿るとされる衣類を分配することから「裾分け」「垢つき」と呼ぶ地域もあります。
遺品整理で、思い入れがあって処分できないものは、故人の親しかった人達と相談して、形見分けをすると良いでしょう。

形見分けと遺品整理、何が違うの?

形見分けと遺品整理は、混同されやすいものですが異なるものです。
ここでは、形見分けと遺品整理の違いについて紹介します。

形見分け

形見分けは、故人と親交が深かった友人や親戚に、故人が愛用していた品を贈ります。
遺品を見て、故人が思い出されるような時計や衣類などを分けることが多いです。
しかし、形見分けは任意で行うもので、無理に遺品を分ける必要はありません。
親しかった人々が故人の愛用品を持ち帰り、故人を偲ぶという「供養」の意味合いが強いです。

遺品整理

遺品整理では、故人が生前使っていた生活用品など全ての持ち物を、処分するものと残すものに分けて整理します。
まだ故人の死を受容しきれていない段階では、精神的に負担のかかる作業かもしれません。
家電や家具など処分するものはごみに出し、残すものは整理し終わった後に、形見分けを行います。

形見分けはいつ行う?宗教によって異なる時期

形見分けは、宗派によって行う時期が異なります。
故人が信仰していた宗教にあわせて、形見分けをするタイミングを検討してください。

仏教:四十九日法要の後

仏教では、四十九日法要が終わってから形見分けを行います。
四十九日法要とは亡くなった日から49日目の「忌明け」に行う法要のことで、極楽浄土に向かって旅ができるよう家族や僧侶が供養するものです。
親戚が集まる四十九日法要の後に形見分けをするとスムーズでしょう。

神道:五十日祭の後

神道では、五十日祭が終わってから形見分けを行います。
五十日祭りとは、それぞれの家や墓で執り行う、亡くなってから50日目の「忌明け」にあたる儀式のこと。
故人を神棚に迎え入れて家を守る守護神として祀るために行われます。
五十日祭り後または翌日の「清祓いの儀」を執り行った後に形見分けを行うと良いでしょう。

キリスト教:命日から30日目の追悼式の後

キリスト教では、形見分けを行う習慣がありませんが、亡くなってから30日目の召天記念日に行うことが一般的です。
召天記念日には、プロテスタントでは「ミサ」、カトリックでは「礼拝」と呼ばれる追悼式が執り行われ、故人が生涯を終えたことを神に報告し感謝します。
地域や宗派によって死に対する考え方が異なるようですが、親族や友人が集まる追悼式の後に、形見分けを行うのが一般的です。

時期は気にしなくてもいい

宗教によって形見分けのタイミングは異なりますが、必ずこの日に行わなければならないという決まりはありません。
法事までは遺族は慌ただしく準備に追われるため、まだ気持ちの整理がついていないことも多いです。
遺族や親しかった友人に形見分けを行うことを伝えて、希望者が集まれる日に形見を選んでもらうことが望ましいでしょう。

形見分けする品の選び方や注意点・活用方法

形見分けは、受け取る人の趣味や価値観に合わせて選び、喜んでくれるような品を贈ることが大切です。
相手がいらないと思ったら、形見分けを無理に贈る必要はありません。
この章では、一般的に形見分けとして贈る品や、現金を贈る際に注意することについて紹介します。

形見分けに適したもの

形見分けは、故人が愛用していたものを贈ることが一般的で、厳格な決まりはありません。
相手が望む場合は、何気ない日用品を贈ることもあります。
故人が長年愛用していたものなので、きれいにして渡すと良いでしょう。
主に形見分けで贈られる品は以下のようなものがあります。

  • 衣類や着物、帯
  • 時計やネクタイピン、数珠など
  • 髪飾りや指輪などのアクセサリー
  • 愛読書
  • 故人の写真
  • 絵画など美術品
  • 釣り道具など趣味のもの

現金を形見分けする際に注意すること

形見分けでは、現金を贈ることが可能です。
しかし相手の受け取った現金や品の合計額が、年間110万円を超えると贈与税がかかるので注意しなければなりません。

本来であれば、形見分けは故人が愛用していた品を贈るもの。
そのため現金のみを贈る場合には、形見分けをする品が無かったことを一筆添えて白い封筒などに入れると良いでしょう。
受け取る側は、故人をいつでも思い出せるように、身に付けられる時計や数珠を購入する方も多いようです。

形見分けの品でリメイクする

形見分けでよく贈られる着物や帯は、受け取る側が扱いに困ることも少なくありません。
このようなサイズが合わない品は、相手が使いやすいようにリメイクをして渡すと喜ばれます。
例えば、ポーチや日傘・ふくさなど実用品に変えることで保管もしやすくなるでしょう。
また、すでに形見分けで譲り受けた指輪をネックレスにするなどリフォームをして普段使いしやすい形に変えることもおすすめです。
リメイク専門店などを利用して、相手に合った形見分けの品を贈りましょう。

押さえておきたい形見分けのマナー【贈る側と受け取る側】

形見分けには厳格な決まりがないため、何に気を付ければいいのか戸惑う方も多いです。
ここでは、形見分けを滞りなく行うために、押さえておきたいマナーについて紹介します。

贈る側のマナー①目上の方には贈らない

形見分けは、親族や親交の深い友人に贈るものであり、目上の方に贈ることは失礼にあたるとされています。
しかし故人が希望していた場合には、相手の了承を得た上で形見分けを行うことも可能です。

贈る側のマナー②最低限のお手入れをする

形見分けをする品は、最低限のお手入れをした上で渡すことが望ましいです。

  • 衣類:クリーニングに出す
  • 時計:動作確認・電池交換など修理する
  • バッグやアクセサリー:破損していないか確認する

など、きれいに汚れを拭き取り、使用できるようにメンテナンスしてから贈ると良いでしょう。

贈る側のマナー③華美な包装はしない

形見分けは、華美なラッピングをする必要はありません。
あくまでも遺品なので、何も包まずに渡しても良いとされています。
直接お渡しすることに抵抗がある場合は、半紙や奉書紙に包んで渡すのが一般的です。
仏教は「遺品」、神道・キリスト教は「偲び草」と表書きすると、より丁寧かもしれません。
偲び草には、故人を偲ぶ気持ちを粗品に代えるという意味が込められています。
もし、郵送で親戚などに贈りたい場合は、事前に了承を得てから一筆添えて贈ると良いでしょう。

受け取る側のマナー①お礼は必要ない

形見分けは故人を供養する目的で行うものでお祝いごとではないため、お礼は不要です。
手紙も基本的には必要ないですが、郵送で譲り受けた時などは一報を入れても失礼にはあたりません。
もし何かお返しをしたい場合は、お彼岸などの法事にお供え物を持参します。
親しかった友人・親族で、故人の思い出話をすることが、喜ばれるお礼となるでしょう。

受け取る側のマナー②いらない場合は、遺族に配慮した形で断る

形見分けは、故人を偲ぶために行うので、基本的には受け取るのがマナーです。
しかし、どうしても受け取れない事情がある場合は、断っても良いとされています。
「いらない」とそのまま伝えてしまうと、遺族に対する配慮に欠けており、辛い思いをさせてしまうことがあるため注意しなければなりません。
「まだ思い出すと悲しい気持ちになってしまうため、お気持ちだけ受け取らせてください。」
など、柔らかく伝えることが望ましいです。

トラブルを回避して形見分けをするためのポイント

形見分けは、誰に何の品を贈るのかということで、何かとトラブルが発生しやすいものです。
相続に関する問題や、故人の人間関係を把握しておくことで、スムーズに形見分けができるでしょう。
ここでは、トラブルを回避し、スムーズに形見分けをするためのポイントを紹介します。

高価なものは贈与税がかかる

「形見で税金がかかるなんて知らなかった!」

形見分けでは、高価なものを贈ると受け取った相手に贈与税がかかる場合があります。
資産価値の高い以下のようなものは、注意しなければなりません。

  • ロレックスなどの高級時計
  • バーキンなどの高級ブランドバッグ
  • 宝飾品
  • 骨董品
  • 絵画 など

受け取る側が、贈与税の申告について了承していれば、トラブルになることはないでしょう。
購入時の価格ではなく時価評価で判断されるため、形見分けの前に買取業者に鑑定を依頼すると安心です。

遺言書を確認する

トラブルなく形見分けを行うためには、故人の遺言書に形見に関する記載がないか最初に確認することが大切です。
もし形見の譲り先の記載があれば、遺言書には法的効力があるため故人の意思を尊重しなければなりません。

遺産分割が終わった後に行う

遺言書がなかった場合の形見分けは、遺品整理・遺産分割が終わった後に行うのが、一般的な流れです。
遺産分割とは、相続のことで故人が所有していた資産価値のある遺品(共有財産)を相続人で分配すること。
通常の流れであれば形見分けは、故人の愛用していた生活用品や写真など、資産価値のないものを分け合うことになります。
しかし、遺産分割協議の前に下記のような行為があると、後々トラブルになってしまいます。

  • 一部の相続人が形見分けと称して高価な品を持ち帰ってしまった
  • 共有財産である遺品を隠して他の人に勝手に譲った

形見分け自体に法的な決まりはありませんが、相続人全員が集まった上で行うことが望ましいでしょう。

生前整理で形見分けを行う

形見分けや財産に関する親族間のトラブルは、想像するだけでも心苦しいもの。
家族の精神的・身体的負担を少しでも軽くして、トラブルを防ぐためには、生前整理で形見分けすることも検討してみると良いかもしれません。
自分の意思が尊重される遺言書を作成することで、親しい人にふさわしい品を譲ることができるでしょう。

形見分けをしない遺品や受け取った形見の手放し方

「いただいた形見を保管する場所がない」
「遺品をどう処分したら良いのかわからない」

必ず行うわけではない形見分けですが、いざ処分となると抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか?
遺品の中でも、故人を思い出すような衣類や写真は特に捨てにくいですよね。
しかし全てを自宅にとっておくことは難しく、遺品整理では話し合った後に適切な方法で手放さなければなりません。
この章では、形見分けをしない遺品や、すでに受け取った形見の手放し方について解説します。

ごみとして処分する

故人が生前使っていた鏡台やタンス、衣類などは、家庭ごみとして自治体で処分できます。
お住まいの地域の自治体のルールに沿って、ごみの分別を行ってください。
愛知・名古屋市を始めとする多くの自治体では、古着や毛布、雑誌などは「リサイクル」に分別され、再利用されます。
リサイクルとして出したい遺品がたくさんある場合は、各地域のリサイクルステーションに持ち込みましょう。

お焚き上げ供養をする

「ごみとして処分するのは罪悪感がある‥」という方は、お焚き上げを行い、供養してもらう方法がおすすめです。
お焚き上げとは、故人の愛用していた品や写真などを焼却して、供養する儀式のこと。
燃えないごみはお焚き上げとして供養できないので注意しなければなりません。

愛知県名古屋市でお焚き上げ・供養ができる神社を紹介します。

 

尾陽神社

供養祭として毎月1日、15日に開催
祭礼後は、不燃ごみの廃棄処分も行っています。 
予約が必要ですので、詳しくは尾陽神社ホームページを参照してください。
住所:名古屋市昭和区御器所2-9-19
アクセス:地下鉄鶴舞線「荒畑駅」から徒歩8分

 

上野天満宮

人形供養として毎日受付、翌朝供養
人形だけでなく、写真やアルバム、思い出の品も祈祷・供養します。
陶器類は袋を分けて、持ち込み可能です。
9時~17時に受け付けているので、初穂料などの詳細は上野天満宮ホームページをご確認ください。
住所:名古屋市千種区赤坂町4-89
アクセス:名城線「砂田橋駅」から徒歩10分

寄贈する

形見分けをしない遺品は、寄贈することも検討してください。
書籍や文具、家電などは、きれいな状態であれば受け付けてくれるところが多いです。
寄贈できる場所として、主に以下のようなところが挙げられます。

  • 図書館‥本やCD・DVD
  • 小学校‥文具・絵
  • 児童養護施設‥家電・漫画
  • 高齢者福祉施設‥ドライヤー・絵具
  • 美術館‥絵画・骨董品 など

遺品を寄贈する際は、事前に各施設に確認をしなければなりません。
もし迷われた場合は、市の福祉課などで相談してみると良いでしょう。

遺品整理・買取業者に依頼する

親族に突然の不幸があると、葬儀が終わった後にもやるべきことがたくさんあり、さまざまな悩みや問題を抱えている人も少なくありません。

  • 形見分けをしない遺品を買い取ってほしい
  • 遠くに住んでいて、遺品整理の時間がとれない
  • 初めてのことでよくわからないからプロに相談したい

このような方は、遺品整理業者の利用を検討することをおすすめします。
遺品整理業者に依頼するメリットは以下の通りです。

  • 遺品の買取査定
  • 遺品整理の分別作業
  • お焚き上げ供養の手配
  • 故人の不用品・リサイクル回収
  • 故人宅の片付け・清掃

長く住んだお部屋の片付けや形見分けの作業は想像以上に精神的・身体的に疲れるもの。
一人で悩まずにプロの遺品整理業者に相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ:形見分けとは故人を偲ぶ大切な儀式。遺品の対応に困ったときは専門業者におまかせください!

形見分けとは、故人をいつでも思い出せるように、愛用品を親しかった友人・親族で分け合うことです。
宗教による時期の違いや、知っておくべきマナーはありますが、贈る人と受け取る人が故人の死をゆっくりと受け入れて供養することが大切なのではないでしょうか。
愛知・名古屋を拠点とする遺品整理専門サービス「ウィルケア」では、遺品整理士の資格を持ったスタッフが、故人の遺品整理や形見分けの配送、供養の手配など一つひとつ丁寧に対応いたします。
生前整理のお手伝いや、遺品の買取・片付けなどでお困りの方は、ぜひご相談ください。

 

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