更新日:2023年3月3日
徐々に気温が暖かくなる3月は、ニットやダウンコートなどから薄手の服に衣替えをしようかなと思っている方も多いのではないでしょうか?
「衣替えはめんどくさい‥」と思っている方こそ、このタイミングで服の見直し・処分を行うことがおすすめです。
衣替えは、手持ちの服がどのくらいあるのか一通りチェックできる良い機会なので、量を減らしてスッキリできますよ。
この記事では、衣替えで処分する服を判断する基準や、衣類を保管する際の注意点・お手入れのポイントを解説します。
また、いらない衣服の処分方法についても紹介していくので、持っている洋服を厳選して、衣替えを楽にしましょう!
目次
衣替えで捨てる服の基準
クローゼットやタンスの衣類を出し入れする衣替えの時期は、服を手放すのにおすすめのタイミングです。
しかし、その時の気分でやみくもに服を捨ててしまうと後悔することも少なくありません。
捨てる服の基準や捨て時が分かると、途中で迷ったり後悔したりせず、さくさく処分できます。
収納場所がパンパンでお悩みの方は、ぜひ参考にしていただき、残す服・処分する服に分けてみてくださいね。
ほつれ・毛玉・黄ばみがある服
どんなにお気に入りだった服でも、裾がほつれていたり、食べこぼしや汗ジミで黄ばみが目立ったりする場合は、今すぐ捨てる服です。
服の寿命は、きちんとお手入れしても約3年といわれています。特にニット・Tシャツは傷みやすいので、客観的に見たら「ボロボロで恥ずかしいかも」と思えるかもしれません。
- 襟元が伸びている
- 毛玉や毛羽立ちが目立っている
- 洗濯や日焼けで色褪せている
上記に当てはまるような洋服は処分しましょう。
1シーズン着ていない服
1シーズン着ていなかった服は、捨てても問題ない服です。
- 着回しがしにくい
- 今の気分に合わない
- 着心地が悪い
しばらく袖を通していない服は、上記のような理由があるはず。
冠婚葬祭用などでなければ、残しておく必要はないといえます。
「もったいない」「まだ着れるから」と思っても、今後も出番がない可能性が高いです。
服が少なくなれば、コーディネートに迷う時間も省けるでしょう。
サイズが合わない服
サイズが合っていない服は、衣替えの機会に思い切って処分しましょう。
- 痩せたら着ようと思っている服
- 肩幅が合わず、少し窮屈な服
- マタニティ服
など体型に合わない服でも念のためとっておこうと思うと、それだけで大部分の収納場所を占領してしまいます。
自分の体型に合わないと、バランスが悪くだらしない印象になってしまうことも。
タンスの肥やしになっている服は、捨てることをおすすめします。
似た系統の服
衣替えのタイミングで、似た系統の服を見直すことで服の量を減らせます。
- デザインが似ているTシャツ
- 色違いで買ったボトムス
- 同じような色のシャツ
など、似たような服ばかり買って、持て余してませんか?
実際にはほとんど着ずにシーズンが過ぎてしまったなんてことも少なくありません。
似ている服は、気に入っていて状態の良い服を1.2着に絞って残すと良いでしょう。
トレンドだった服
おしゃれが好きな人は、毎年の流行りに応じていろんな服が増えやすいです。
もう着ないのに、過去のトレンドの服をたくさん持っていませんか?
どんなに高かったブランドの服でも、持っていることを忘れていた懐かしい洋服は捨てて良いものです。
買った当時に活躍した服は、十分に役目を果たしているはず。
「また流行りが来るかも」と取っておいても、結局着る機会は訪れないのです。
似合わなくなった服
買ったばかりの頃は似合っていた服でも、今の自分にしっくりこない服は処分して良いものです。
年齢を重ねて体型や髪型が変わると、昔褒められた洋服でも鏡の前で「あれ?」となってしまうのは仕方のないこと。
自分に似合う服を見つけるには、骨格診断・パーソナルカラー診断を受けてみることがおすすめです。
スタイルが良く見える服が分かったり、顔色がぱっと華やぐ似合う色が学べたりするので、服選びに失敗することも少なくなるでしょう。
名古屋市でも受けられるので、興味のある方は利用してみてはいかがでしょうか?
Beauteria
住所:名古屋市中村区名駅2-45-14 東進名駅ビル
アクセス:「名古屋駅」 徒歩1分 KITTE前
衣替えで服をしまう時の注意点・やっておくべきこと
衣替えで残す服・処分する服を仕分けたら、収納ケースにしまう前にきれいな状態にすることが大切です。
間違ったしまい方をすると、次に着る時に傷んでいたり臭いがきつくなったりすることもあるので注意しなければなりません。
ここでは、衣替えで衣服を収納する前に注意したいポイントを紹介します。
お気に入りの服を長く着るためにも適切な環境に整えましょう!
一度着た服は必ず洗濯する
衣替えの前には必ず洗濯をして汚れを落としましょう。
「一度しか着ていないし、わざわざ洗わなくて良いのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、目に見えない皮脂汚れやフケなどは、ダニのエサとなって繁殖する原因になります。
汚れた状態で半年以上保管すると、次の衣替えの季節には、袖や襟元、脇などに黄ばみができていることも。
しっかり汚れを取るためには、
- 40度のお湯と洗剤で浸け置きをする
- 水位を上げて洗濯機を回す
- すすぎの回数を2回にする
など少し工夫をするだけでも、皮脂汚れが残りにくいです。
またダニが繁殖しやすいシルクやカシミヤの衣類は、クリーニングに出すことをおすすめします。
しっかり乾燥させてから保管する
シーズンオフになる服を洗濯したら、しっかり乾燥させることも大切です。
少しでも湿気が残った状態で、収納ケースに密閉してしまうと、ダニが繁殖することになりかねません。
衣類の乾燥には、部屋干しで除湿器やサーキュレーターを使うことがおすすめです。
最近では、洗濯乾燥機を使っているご家庭も多く、干さずに乾燥している人も多いですよね。しかし、乾燥機のタンブル(タンブラー)乾燥は、衣類には向いていません。
- コットン、ウール
- タイツ
- 装飾のついた服
などは、縮んだり、ほつれたりと型崩れの原因になるでしょう。
また、長い時間外干しをすると紫外線の影響で、変色や繊維が傷むこともあるため日陰で干すと安心です。
収納場所の掃除をする
衣類をきれいにしたら、収納ケースやクローゼットの掃除を忘れずに行います。
衣替えで服を全て出すついでに掃除をすれば、普段届かない場所のほこりも隅々まで取り除くことができるでしょう。
収納場所の掃除には、以下のものがあると便利です。
- 掃除機
- ハンディモップ
- ドライシート
- 消毒用エタノール
- 雑巾
大まかな手順はこちらです。
- ハンディモップで壁やケースに溜まったほこりを取る
- ドライシートですき間やポールなどのほこりを拭き取る
- 掃除機で床に落ちたホコリを吸い取る
カビが生えている場所は、エタノールを雑巾に染み込ませてやさしく拭き取ってください。
収納場所をきれいにすれば、アレルギー症状を引き起こすダニの死骸も一掃できます。
ベッド下収納など空気の循環が悪いところも、同じように掃除をすると良いでしょう。
防虫剤を入れ替える
衣類を出し入れする時は、防虫剤の交換も忘れずに。
防虫剤は、約半年から1年程度効果が持続するので、衣替えのタイミングで新しいものを用意しましょう。
きちんと防虫効果を得るためには、以下のポイントに注意してください。
- 「クローゼット用」や「衣装ケース用」など用途に合っているか
- 広さに対して適正な量を入れているか
- 服を詰め込み過ぎていないか
また、防虫剤は揮発性の成分で下に流れていくので、衣装ケースの一番上に置くことで、きちんとした効果を得られます。
湿気対策をして保管する
衣替えする服を保管するには、カビ予防に下記のような湿気対策をすることが大切です。
- 除湿剤や乾燥剤を置く
- 晴れた日に衣替え、換気をする
- 圧縮袋でかさばる服を密閉する
また、クリーニングに出した後のビニール袋のカバーはすぐに外しましょう。
ビニールは湿気がこもりやすく、カビや変色の原因に。衣替えでコートなどを長期保管するときは、不織布カバーをかけると安心です。
服のお手入れ・長く着るためのコツ
衣替えで取っておく洋服は、毎日のちょっとした心がけで長持ちさせることができます。
ここでは、衣類のお手入れの方法を紹介していきます。
シミがついたらすぐに対処
真っ白なブラウスにコーヒーやパスタのシミがついたらショックですよね。
外出先で服についたシミは、できるだけ早急に対処することでダメージを最小限に抑えることができます。
すぐに対処できるシミ取りの手順はこちらです。
- 裏地に乾いたハンカチを置く
- シミの部分に水で濡らしたティッシュをポンポンと押し付ける
- 乾いたティッシュで汚れた水分を押さえる
衣類の素材やシミの種類によっては、水だけで落ちないこともあるので注意しなければなりません。
携帯用のシミとりを持ち歩いて、帰宅後に早めにもみ洗いすると良いでしょう。
服に合ったハンガーにかける
服に合った適切なハンガーにかけることで、型崩れやシワを予防できます。
- ジャケット:肩が厚くて丸みがあるハンガー
- ブラウス:カーブが緩やかな薄いハンガー
- スカートやパンツ:クリップの跡がつきにくい吊るせるハンガー
など、形状に合わせてハンガーを選ぶと、きれいな状態をキープできます。
一方で、重みのあるニットやパーカーなどは、ハンガーにかけると伸びる原因に。
丁寧に畳んで、潰れないように余裕をもたせて収納すると、型崩れしにくいです。
洋服ブラシをかける
部屋に置きっぱなしにしてしまうとホコリや湿気が溜まってしまう厚手のニットやコート。
長く着るためには、洋服ブラシでお手入れすることがおすすめです。
毛流れと反対の方向にブラッシングすると、汚れが浮いて繊維のからまりや毛玉も防いでくれます。
ホコリを払ったら、仕上げに全体をブラッシングして整えましょう。
慣れたら数分でできることなので負担に感じることもありません。お手入れをすることで洋服にますます愛着が持てますね。
ローテーションする
大事な服を長く着るためには、ローテーションを組んで、毎日同じものを着ないようにすることが大切です。
ローテーションすることで以下のようなメリットがあります。
- シワを伸ばせる
- 汗や雨による湿気がとれる
- 摩擦による毛玉やテカリを防ぐ
洋服ブラシをかけた後は、風通しの良い場所に保管して服を休ませましょう。
特に、傷みやすいスーツやカシミアのニットなどは、最低でも3日に1回のローテーションを組むと自然に元の形に戻りやすいです。
いらない大量の服はどうやって捨てる?おすすめの処分方法
衣替えで手放すことにした沢山の服は、どのように捨てれば良いのでしょうか。
ここでは、おすすめの服の処分方法を5つ紹介します。
お得で簡単に手放したいと思っている方は、ぜひご覧ください。
フリマアプリ・オークションで売る
ごみとして処分するのに抵抗がある方は、フリマアプリやオークションを利用しましょう。
人気ブランドだけでなく、ファストファッションや子ども服などは特に売れやすいです。
- 服の状態が分かる写真を複数掲載する
- サイズを採寸して出品する
- 出品した経緯を記載する
など情報が多いほど、安心して購入できるでしょう。
しかし、容量がかさばる冬服は、送料が高くて利益が出ない場合も。
また、売れるまで時間も手間もかかり、結局保管しなければならないというデメリットもあります。
近くのリサイクルショップで買い取ってもらう
古着をまとめて売りたいと考えている方は、リサイクルショップで買い取りを依頼をするのも一つの方法です。
気軽に手放せることはメリットですが、新品に近い状態でも一着あたり数十円だったり、値がつかなかったりすることも珍しくありません。
また、ノーブランド品の場合は、買い取り不可のリサイクルショップもあるので、事前に調べる必要があるでしょう。
古着回収サービスを利用する
衣替えで処分する服は、衣類ブランドの古着回収ボックス等を利用してリユースすることができます。
ブランドによって、対象品や特典はさまざまですが、割引クーポン券がもらえることもあるのでお得に回収してもらえることがメリットです。
ただし、ブランドによっては対象商品に合った服を選ばないといけないので、手間がかかることも。
名古屋市では、下記の店舗で衣類回収サービスが利用できます。
詳細は、公式ホームページを参照してください。
店舗名 | アクセス | 対象商品 | 特記事項 |
H&M イオンモール名古屋茶屋 |
港北駅からバスで約20分 | レザー以外の全ての衣類 | 1袋につき500円引きのデジタルクーポン付与 |
ユニクロ 名古屋店 | 名古屋駅から徒歩2分 | ユニクロ・GU・ プラステ |
事前に洗濯をする必要あり |
無印良品 名古屋名鉄百貨店 |
名鉄名古屋駅から徒歩3分 | 無印良品 | ・スタッフに直接渡す必要あり ・MUJI Passportの提示で1,000マイル付与 |
自治体でごみとして処分
衣替えで手放した服は、自治体でごみとして捨てることができます。
分別方法は、自治体によって異なりますが、「燃えるごみ」や「資源ごみ」に分類されることがほとんどです。
ただし、地域によってはボタンや装飾品を外して分別しなければならないところもあるので注意しましょう。
名古屋市では、衣類は全て「リサイクル」として処分できます。
お住まいの地域によって回収日やルールが異なるため、掲示板等を確認すると安心です。
不用品回収業者に依頼する
- フリマアプリで服が売れなかった
- お店に持っていく時間がない
- ブランド毎に衣類を分けるのは面倒
上記のようなお悩みがあり、衣替えで大量の服を一気に処分したい方は、不用品回収業者に依頼することを検討してください。
不用品回収業者に服の処分を依頼するメリットはこちらです。
- 都合の良い時間に自宅まで回収に来てくれる
- 汚れていても洗濯する必要なし
- ボタンや装飾品もそのままでOK
- 服以外の不用品も一緒に回収してくれる
そのほかに、水回りのハウスクリーニングや部屋の片付けなども、まとめて依頼できるので、お家が一気に片付きます。
まとめ:衣替えのタイミングで服をすっきり処分して、新しい季節を迎えましょう!
衣替えは手持ちの服を一気に見直して、処分する良い機会です。
お気に入りの服は、来年も気持ちよく着られるように、日頃からお手入れして適切に保管しましょう。
手放す服は、フリマアプリなどで売る以外にも、衣類回収ボックスなどを活用して処分できます。
「家族の服もまとめて処分したい」「手間をかけずに短時間で片付けたい」という方は不用品回収業者の利用がおすすめです。
愛知・名古屋に拠点のある片付け専門業者「ラクタス」なら、衣類・不用品の回収だけでなく、適正な査定による高価買い取りも行っています。
年2回の衣替えのタイミングで服もお部屋もきれいに片付けたい方は、ぜひラクタスにおまかせください!