更新日:2023年6月5日
引っ越しは、家の物を一気に減らす絶好の機会。
チャンスを逃さずに引っ越しの荷物を減らせば、さまざまなメリットがあります。
この記事では、引っ越しのタイミングで荷物を減らすコツや、お得に不用品を処分する方法を紹介します。
「物が多くて荷造りが憂鬱・・」という方は、引っ越しを楽に終わらせるためにも家の物を見直しましょう。
目次
引っ越しの荷物を減らすメリット
引っ越しの前に荷物を減らすと、金銭面の負担が減り、荷造りの作業が楽になるなど多くのメリットがあります。
荷物を減らすことのメリットをきちんと把握することで、モチベーションが上がり作業が進みやすくなるでしょう。
大量の荷造りに困っている方は、処分の決断をするためにもぜひチェックしてください。
荷造り・荷ほどきに時間がかからない
引っ越し前に荷物を減らす一番のメリットは、荷造り・荷ほどきが楽になるということです。
物が多い分、荷造りに必要な段ボールが増えるため、仕分けに迷ってギリギリまで荷造りが終わらない人も少なくありません。
また、せっかく新居に引っ越ししても、段ボールが何十個もあると、荷ほどきが億劫になって後回しになることも。
引っ越し前に荷物を適正に減らせれば、新居での荷ほどきが楽になり、すぐに日常生活を送れるようになるでしょう。
引っ越し代が安くなる
引っ越し代は、荷物の量が多ければ多いほど高くなってしまいます。
荷物を減らした分だけ、安い費用で引っ越せるということも大きなメリットです。
引っ越しの見積もりの内訳には下記のような項目があります。
- 運搬するトラックの大きさ
- 人件費
- 運搬方法(クレーン等)
- 移動距離
- 引っ越し時期による加算
引っ越しの距離・時期にかかるコストは変えられませんが、荷物を減らしてトラックを小さいサイズにできれば、その分お得になります。
物が多すぎて荷造りが終わらないとなると、引っ越し業者のスタッフに荷造りも依頼しなければならず、作業代が追加で発生することも。
引っ越し代を節約したい方は、荷物を減らして予定外の出費を抑えましょう。
新居を広々と使って生活できる
引っ越し前に、必要最低限の荷物にまとめることで、新居でゆったりと快適に過ごせるようになります。
物が少ないと収納スペースも不要になるため、部屋の空間が生まれて気持ちの面でもリフレッシュしやすいです。
また、荷物が減ると整理整頓された状態がキープしやすくなり、片付けの手間もかかりません。
引っ越しするタイミングで断捨離に取り組めば、収納用品を不用意に買い足すことなく生活できます。
不用品を売ってお金を得る
引っ越し前に荷物を減らす時は、不用品を売って換金することも可能です。
処分する物の中に、状態が良くて使える物がないか、高く売れそうな不用品がないか確認してみると良いでしょう。
数点でも売却できれば、引っ越し代や新居での家具購入など費用の足しにもなります。
引っ越し前に効率よく荷物を減らすコツ
持ち物を少なくして、荷物をコンパクトにしたいと考えていても、なかなか捨てられない人も多いはず。
処分する物と持っていく荷物を選ぶ時の基準がわかれば、効率よく分別できます。
引っ越し前に迷わず荷物を減らせるように、処分を判断する時のコツを押さえましょう。
1年間使っていない物は処分
「もったいない」と思っていると、なかなか荷物は減りません。
まずは1年間使っていない物がないか確認して、思い切って処分しましょう。
「いつか使う時が来るかもしれない」と保管している物も、時間が経てば結局ゴミになることも多いです。
年間を通して使う機会の少ない冠婚葬祭の持ち物は、引っ越し前に見直すことをおすすめします。
迷った時は、下記に当てはまっていないか確認すると捨てやすくなることも。
- 傷んでいないか
- サイズが合っているか
- 似合っているか
パーティドレスなど流行りがある服は、レンタルサービスを利用することも検討してください。
思い出の品はデータ化する
引っ越しの荷物を減らす際に、整理すると楽な物は「思い出の品」です。
趣味で集めたグッズ・子供の服やオモチャなどは、年月と共に増えていき捨てにくいと感じる人も多いかもしれません。
しかし、思い出の品が多いと結局段ボールにしまったままで見返すことも少なくなってしまいます。
- アルバム写真や年賀状はスキャンでデータ移管する
- 子どもの作品やオモチャは写真にして残す
- 趣味のグッズやフィギュアなどは数を決める
など、思い入れのある物は後悔のないように処分しましょう。
迷ったら一つの段ボールに保留する
効率よく荷造りを進めるためには、迷った時に保留するための段ボールを一つ用意しておくと安心です。
手放すことに抵抗がある物は、無理に処分する必要はありません。
日を改めて気分転換すると、すぐに判断できることも。
引っ越し日までに処分したい場合は、他の人に相談して客観的な意見を聞いてみるのもおすすめです。
また、新居での置き場所や使い道を具体的にイメージすると捨てやすくなります。
引っ越し前に捨てるのがおすすめの荷物4選
引っ越しで捨てておくべき荷物には下記のような特徴があります。
- 大きくてスペースをとる
- 気付くと増えやすい
- 処分方法が難しい
引っ越し代を安くして楽に荷造りするために、捨てた方がいい荷物を紹介します。
洗濯機・冷蔵庫などの大型家電
冷蔵庫やエアコン・テレビなどの大型家電は、引っ越しのタイミングで新しい家電に買い替える人も多いのではないでしょうか。
古くなった家電を処分すれば、初期費用はかかりますが電気代がお得になるなどメリットもあります。
ただし大型家電は、自治体でゴミとして処分できません。
家電リサイクル法に則り、量販店やメーカーに引き取ってもらえるよう手続きを進めましょう。
引っ越し前に回収してもらい、購入した家電は新居で取り付けてもらえば、トラックで運ぶ荷物を減らせます。
タンスや食器棚・本棚など収納家具
収納家具も家電と同様に、引っ越し前に捨てることを検討すべき荷物です。
新居に備え付け収納がある場合は、今使っている収納家具が不要になることも少なくありません。
事前にサイズを測り、色やデザインが新居のインテリアに合うのか確認しましょう。
せっかく運搬しても引っ越し後に処分したいとなると、粗大ゴミになって捨てるのが面倒になることも。
収納家具は物を増やす原因にもなるため、必要最低限だけ荷物にしましょう。
衣類
服は、段ボールの数が増える原因になる荷物の一つです。
特に家族の人数分となると、新居のクローゼットに収まりきらない衣類は思い切って断捨離する必要があります。
整理する際は、持っている服を全部出してみると良いでしょう。
衣類の荷物が減れば、衣装ケース・ハンガーなども一緒に処分できます。
本・マンガ・雑誌
書籍は、小さいサイズの段ボールに荷造りしなければならず、水濡れ対策など詰めるのに手間がかかります。
読み返さない本は、引っ越し前にまとめて処分するか古本屋などで売ることも検討しましょう。
マンガ喫茶・図書館を利用したり、電子書籍に切り替えたりすることで、荷物を減らせます。
荷造りする際は大きさごとにジャンル分けして、傷まないように梱包しましょう。
引っ越し前の荷物を片付けるベストな時期・全体スケジュール
引っ越しでスムーズに荷造りをするためにも、荷物の処分や片付けをするタイミングを把握しておくことが大切です。
大まかな引っ越しのスケジュールと荷造りする時期を把握しましょう。
引っ越し前に荷物を処分する際の注意点
引っ越しで荷物を捨てる時期は、約2~1カ月前が理想的です。
しかし、仕事や家事で忙しく、まとまった時間がとれない人も多いかもしれません。
後悔なく荷物を減らすためにも、遅くとも「2週間前」から始めましょう。
- 粗大ゴミに相当する不用品
- 食器、電池など捨てにくい物
- リサイクルが必要な家電
上記のような荷物は、計画的に準備を進めないと、引っ越しまでに処分が間に合わなくなることがあるため注意しなければなりません。
- 自治体での分別ルールと処分できる曜日を把握する
- 粗大ゴミの回収日を予約する
- 大型家電の引き取りを依頼する先を決める
など、余裕を持って不用品処分の準備に取り掛かりましょう。
2~1カ月前:処分するもの・購入するものを決める
引っ越し2~1カ月前には、持ち物の量を把握して、何を処分して新調するのか決めましょう。
特に、ルームシェア・結婚などでそれぞれが家電・収納家具などを持っている場合は、事前に話し合って荷物を決めることが大切です。
- カーテン
- 照明家具
- カーペット
これらの荷物は、新居でのサイズを測って、合わないものは処分しなければなりません。
1カ月前:引っ越し業者に見積もり依頼をする
不用品と荷造りする物を決めたら、引っ越しの見積もりをしましょう。
引っ越し業者の繁忙期である2月・3月は、早期に予約が埋まることもあるので注意してください。
段ボールの枚数は目安よりも少なめに準備すると、荷物を減らすのを後押ししてくれます。
平均的な段ボールの必要枚数は下記の通りです。
- 単身者:10~15枚
- 2人:20~30枚
- 4人:50~80枚
参考:日本通運│引越しの時ダンボールってどれくらい使いましたか?
2週間前:不用品処分・荷造り開始、冷蔵庫の中身を消費
引っ越し2週間前になったら、捨てるものは、袋に詰めて処分し始めます。
- オフシーズンの衣類
- インテリア雑貨やおもちゃ
- 使用頻度の少ないキッチン用品
- アルバムなど思い出の品 など
上記のような荷物は、引っ越し後にすぐ使わないので、優先的に梱包していきましょう。
冷蔵庫の中身や食材のストックは、引っ越しまでに出来るだけ消費すると荷造りの手間が減ります。
1週間前~3日前:食器・衣類を段ボールに詰める
引っ越し1週間前からは、食器や衣類などを使う分だけ少し残して、どんどん段ボールに詰めていきましょう。
食器を梱包する際は、Tシャツ・タオルなどを緩衝材代わりに詰めると、ゴミも減らせて便利です。
トイレットペーパーや洗剤などストック品は、新居での収納先を考えて段ボールを分けておくと荷ほどきがスムーズになります。
また、ガムテープで封をしない段ボールやエコバッグを用意しておけば、入れ忘れた物を後から詰めやすいです。
引っ越し前日:日用品は直前に梱包、貴重品・掃除道具をまとめる
引っ越し前日は、当日の手荷物と日用品以外は全て荷造りを終わらせていきます。
キッチンや洗面台・浴室など水回りの荷物は、水気を拭き取り梱包しましょう。
ビニール袋やタオルは余分に残しておくと、段ボールに入れる時に使いやすいです。
新居ですぐ使う下記のような荷物は一つの段ボールにまとめておくと、たくさん荷ほどきせずに済みます。
- 歯磨き粉やドライヤーなど衛生用品
- パジャマ
- 充電器 など
手荷物となる財布・鍵などの貴重品は、引っ越しの荷物と分けて置いておきましょう。
雑巾やゴミ袋などの掃除道具は、退去時の片付けのために最後まで持っておくと便利です。
引っ越しでお得に不用品を処分する方法
引っ越しで荷物を減らして、不用品をお得に処分する方法を紹介します。
荷造りのタイミングも考慮して、自分に適した方法を選んでくださいね。
自治体の集団資源回収・リサイクルに出す
多くの自治体では、無料で衣類・本を「資源ごみ」としてリサイクルに出せます。
ただし、自治体によっては汚れた衣類は燃えるごみとして処分しなければならない場合もあるため、事前にルールを確認しましょう。
愛知県名古屋市では、衣類の状態を問わず、全てリサイクルに出して処分できます。
コートやカーテンなども透明の袋に入れれば回収してくれるので、分別する必要もありません。
ただし、集団資源回収は月に1回程度なので、早めに地域の回収日をチェックして忘れずに処分してください。
フリマアプリ・オークションに出品する
引っ越しまで数カ月など時間に余裕がある方は、不用品をフリマアプリやネットオークションで売却することも可能です。
価値がある限定品やブランド品などは、相場より高値で売れることも。
一方で、商品1つずつの出品作業や梱包・発送手続きなど、面倒に感じることも少なくありません。
個人間の取引は、トラブルにならないためにも迅速なやりとりを心がけましょう。
リサイクルショップ・出張買取で売る
不用品をまとめて売却したい方は、リサイクルショップや出張買取サービスなどがおすすめです。
新居のインテリアに合わない家具や、買い替えで処分予定の家電、バッグ・小物などジャンルを問わず何でも売れます。
出張買取なら、自宅に査定スタッフが訪問してくれるので、リサイクルショップに行く時間のない人も利用しやすいです。
しかし、状態の悪い物など値段がつかない場合は、引き取ってもらえないこともあるため注意しましょう。
不用品回収業者に依頼する
引っ越しギリギリに処分したい不用品が見つかった時や、捨てたい物がたくさんある方は、不用品回収業者に依頼すると楽に荷物が減らせます。
引っ越し前に、不用品回収業者に依頼するメリットは下記の通りです。
- ゴミ出しの曜日や時間を考慮しなくてよい
- 大型家電のリサイクル処分もOK
- ゴミを仕分け・運搬を全ておまかせできる
- 退去前の片付け・掃除も対応可能
- 引っ越し前日でも処分してくれる
- 不用品買取で臨時収入が得られる
不用品回収業者は、自宅まで不用品を引き取りに来てくれるので、忙しい方や体力に自信のない方におすすめです。
賃貸物件の退去直前に「掃除が間に合わない」という方、ハウスクリーニングを一緒に依頼できるところを選びましょう。
不用品買取に対応している業者なら、売れた物が多いほど回収費用が安くなるので安心です。
まとめ:引っ越し前の荷物の処分は「ラクタス」におまかせください!
- ゴミが大量で、仕分け作業が進まない
- 退去までに荷造り・片付けが間に合わない
- 引っ越しのタイミングで家の物をすっきり処分したい
このようなご要望・お悩みがある方は、愛知県・名古屋市を拠点とする不用品回収業者「ラクタス」におまかせください。
ラクタスでは不用品回収・買取に10年以上の実績を持っており、ハウスクリーニングやゴミ屋敷の特殊清掃にも対応しております。
ゴミと必要な荷物が混ざっていても、貴重品を選別しながら不用品買取でお得に処分することも可能です。
お急ぎの方は引っ越しサービスもまとめて対応できますので、まずは無料見積りでご相談ください!