更新日:2021年5月24日
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増加する遺品整理代行サービスへの依頼
核家族化が進む昨今。ご遺族が遠方に住んでいたり、高齢者の単身世帯だったり、などの理由で、遺品整理や生前整理を専門業者へ依頼する方が増えています。また、高齢者の孤独死が増え、大家や行政が業者へ依頼するケースも増えています。
こうした社会的背景を踏まえ、「中日新聞」さんから当社のホールディングス会社代表の白石が取材を受け、記事の中で当社をご紹介頂きました。
題して、【遺品整理、代行します 進む核家族化で遺族に負担】 (2015年9月16日付)
今回の記事では、遺品整理・生前整理が増えた背景や、当社の遺品整理事業部「ウィルケア」のサービスについてもご紹介頂いています。
葬儀を終えるので精一杯。遺品整理まで手に付かない…
ご遺族にとって、遺品整理は精神的に辛い作業です。大切な家族や親族を失ったショックや悲しみが癒えぬまに、思い入れのある遺品を片付けていくからです。遺品の中には、故人が大切にしていたものや思い出の品もたくさんあります。それらを見つける度に故人を偲び、悲しみがこみ上げて、作業が止まってしまう、という話はよくある話です。
また、核家族化や共働きが進んだ現代において、葬儀の後に遺品整理を行うのは、時間的にも肉体的にも困難です。「遺品整理」と一口に言っても、一人の人間が長年暮らしていた証である遺品は、かなりの物量になっているからです。遺品を片付けるために仕事を何日も休んだり、遠方から何度も往復したりすることは、なかなかできることではありません。「葬儀を終えるだけで精一杯」そんなご家庭が多いのが実情です。
また、近年はお年寄りの単身世帯が増え、その結果「孤独死」も増加しています。「孤独死」の中には身寄りがなく、遺品整理をする人がいないケースもあります。当社が加盟している一般社団法人遺品整理師認定協会によると、依頼の約1割がお年寄りの孤独死だそうです。こうしたケースの場合、家主である大家さんや行政などから業者へ遺品整理の依頼が入ります。
遺品整理は、単なるお片付けではないから
世の中には色々な業者があります。運送屋、ハウスクリーニング屋、何でも屋、不用品回収屋、家政婦…。こうした異業種から遺品整理業界に参入してくる会社が近年増えています。ですが、遺品整理のお手伝いは、一見誰にでもできる作業のようで、実は奥の深い、専門性の高い仕事でもあります。なぜなら、遺品は単なる不用品やゴミではないからです。
遺品の中には、ご遺族にとっては思い入れのある品や、相続に関わる貴重品や価値のある品、重要書類などが紛れ込んでいます。そのため、丁寧な仕分けはもちろんのこと、ご遺族に寄り添った親身な対応が求められるのです。
記事の中では、当社の遺品整理サービスの姿勢として、アルバムや日記などの思い出深い遺品は必ずご遺族に細かく確認を取り、仏壇や人形は供養をしたりするなど、ご遺族のご意向を何より優先させた丁寧なサービスで差別化を図っていることをご紹介頂きました。
また、金額についても、ご不安やトラブルを払拭できるよう、お見積もり以外に追加料金が一切発生しない安心価格であることもご紹介頂きました。加えて当社では、企業努力による業務の効率化と不用品買取などを組み合わせることで、地域最安値水準の価格設定になっています。
大手企業も参入する遺品整理代行サービスの現状
遺品整理の市場が拡大する中、遺品整理代行サービスへ参入する企業が増えています。運送会社やスーパーなど、異業種の大企業による参入も相次いでいます。
その一方で、遺品整理業者とのトラブル事例も全国的に増えています。
・格安料金を謳っていたのに、作業後に高額な追加費用の請求があった ・まるで全てゴミのように雑に扱われ、残しておきたかったものまで回収・処分されてしまった ・貴重品類があったはずなのに、一部持っていかれてしまった ・見積もり時と作業時の担当者が異なり、事前に約束していたはずの作業をしてもらえなかった など
こうしたトラブルに巻き込まれないためにも、金額の安さだけで選ばず、遺品整理に関する豊富な経験や実績があるか、明朗会計になっているか、メディア掲載をされている会社か(社会的信用度の高い会社か)、などの基準で業者選びをされることをお勧めします。
ラクタスでも、遺品整理や生前整理を実施中!
実はゴミ屋敷の片付け・清掃業者のラクタスにも、毎月遺品整理や生前整理のご依頼があります。お片付けから探し物の捜索、不用品の回収・処分、買取、ハウスクリーニングなどまで、全部まとめてスピーディーにお任せ頂けます。