更新日:2021年5月24日
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コロナ禍でゴミ屋敷の片付け依頼が急増!?
2019年の12月に中国の武漢で感染が拡大し始めた新型コロナウィルス。日本でも翌月には初の感染者が確認され、いまだに世界的なパンデミックが収束していません。
その影響で私たちの生活も大きく様変わりし、「3蜜」「リモートワーク」「外出自粛」「巣篭もり」など…、新しい生活様式を強いられています。
そんなコロナ禍で、関東を中心にゴミ屋敷の片付け依頼が相次ぎ、特に東京は前年同月比45%増と急増しています。そのため当社では、より迅速に対応できるよう、ゴミ屋敷清掃専門「ラクタス」の東京支店を、12月21日に開設いたしました。
今回、「全国唯一のブロック経済紙」である「中部経済新聞」さんに、当社の事業や東京支店開設のニュースを掲載していただきました。
題して、【ゴミ屋敷清掃事業拡大 〜コロナ禍で依頼が急増」】
(2020年12月31日掲載)
※追記※ 別の日に、別枠でも当社のホールディングスグループ代表、白石の紹介記事を掲載して頂きました。有り難うございました。
ゴミ屋敷が増えている社会的背景とは?
もともとコロナ以前から、現場レベルでは年々ゴミ屋敷の片付け依頼が増えていました。ゴミ屋敷の原因は、本人の怠惰な性質によるもの、と捉えられがちですが、実際には、様々な社会的要因によるものが大きいと感じています。
単身世帯の増加、仕事のストレスや拘束時間が長く家事の気力がわかないこと、高齢や障害・病気によりゴミ捨てができないこと、失業や離婚・離別などのショックと社会的孤立…などです。
また、コロナ禍により巣ごもり時間が増えたこと、ゴミの出やすい通販やUber Eats、ピザの宅配などのデリバリー、飲食店やコンビニのお弁当の利用が増えたことも、ゴミ屋敷の増加の一因だと思います。
さらに、長期にわたる感染不安や失業、孤立、急激な生活の変化など、これまで経験したことがないような強いストレスにより、精神的不安定やうつ病、セルフネグレクト(自己嫌悪や無気力で生活を放棄する状態)に陥り、ゴミ屋敷化してしまう人も少なくないと予想しています。
特に、新型コロナとの戦いの最前線にいる「エッセンシャルワーカー」の方々、特に「看護師」をはじめとした過酷な労働環境にいらっしゃる医療従事者の方からのご依頼が増えています。
一人でも多くのゴミ屋敷で悩む方の力になりたい
年齢や性別、性格に関わらず、孤立しやすい一人暮らしをしている方であれば、どんな方でもゴミ屋敷になる可能性があります。不衛生なゴミ屋敷で暮らすことは、ご自身も当然望んでいませんし、新型コロナを始めたとした感染症のリスクや、アトピー、皮膚炎などの健康被害も招きかねません。
ですが、一度ゴミ屋敷化してしまうと、自分一人ではもう手に負えず、かと言って恥ずかしくて誰にも相談できない…、そんな状況で困っている方がとても多いのが実体です。
そのためラクタスでは、一人でも多くのゴミ屋敷で悩む方の力になりたいという想いで、コロナ禍で先が見えない経営環境ではありますが、東京にも支店を開設することに致しました。
東京支店を開設し、全国展開へ
今回の記事では、「リプロズホールディングス(RE PROZ)、東京支店開設。全国展開へ」という見出しで、当社の概要やビジョンなども掲載して頂きました。
当社は2006年に名古屋で先駆けとなる不用品の出張回収・買取事業を開始しました。法規制の厳しい業界で15年以上着実に事業を行い、延べ33万件以上の出張回収・買取実績と、その件数は名古屋No.1です。
現在は、エリア子会社として関東地区担当のリライズ(本社横浜市)、関西地区担当のリライフ(本社大阪市)を展開し、ゴミ屋敷清掃専門部隊の「ラクタス」は、関東地区から先行して行っています。
今年に入り東京からのゴミ屋敷の片付け依頼が急増したことを受け、東京都港区に東京支店を新設し、人員の増員も行いました。今後はこれを皮切りに、全国展開をしていく予定です。
周りに知られずに、素早くお片付け
天井まで積もったゴミ屋敷、身動きがほとんど取れないゴミ屋敷、近隣から苦情がくるほど悪臭のするゴミ屋敷など…壮絶な現場も数多くあります。こうした現場は、経験の浅い業者や片手間の業者では対応できません。
ラクタスは、ゴミ屋敷清掃専門だからこその豊富な実績とノウハウで、どんなお部屋でも手際良くスピーディーにお片付けします。ご近所や大家さんに知られないよう、様々な工夫で隠密作業を行うため、周囲にバレずにお部屋をキレイにすることができます。
もしお近くにゴミ屋敷の疑いのある方がいらっしゃれば、さりげなくラクタスをご紹介して頂ければと思います。