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「親の死」は、だれもが必ず向き合うことになるものです。そしてそのとき人は、親との仲がどうであれ、必ず大きな衝撃を受けます。そしてそこから無気力状態に陥り、立ち直ることに長い時間を必要とすることもよくあります。

ここでは、実際に12月に父を亡くした私が、「親の死と無気力」をテーマに、

  • どんな状態であっても、親の死には必ずショックが訪れる
  • 「喪失」から人が立ち直っていく過程
  • 「悲しみ」は悪いことか
  • 親の死を乗り越えるための方法
  • 葬儀や遺品整理が持つ意味とは

について解説していきます。

どのような親との別れ方であっても、そこには必ず「ショック」が生じる

まず初めに知っておいてほしいことのひとつとして、「親の死は、その親との関係性がどうであれ、必ず子どもにショックをもたらす」という事実です。

親御さんとの仲が良かった人が、大きなショックを受けるということに関してはだれも異論がないことでしょう。
しかしたとえ親御さんとの仲が悪くても、疎遠であっても、実際にその死を迎えると、必ずショックを受けます。

これは何も、「どんな親であっても、親子の情があるのだから当然だよ」「どれほど仲が悪い親であっても、親の代わりになる人はいないからだよ」という感情的な話ではありません。
もちろんそのような感情にとらわれる人もいるかと思われますが、「親の死は、否応なく子どもを巻き込むから」という面も大きいといえます。

日本ではその法律上、人が亡くなるとまず血縁者に連絡が行きます。そして、「子ども」である以上、親が残した財産の処分や、親の死によって生じる書類手続きを避けて通ることができません。遺産の相続放棄をするためにも当然手続きは必要ですし(放置しておくと「単純承認」となり、マイナスの遺産まで相続することになります)、葬儀社などが代行できる書類手続きには限界があります。特に、「両親のうちの片方もすでに亡く、これで両方とも鬼籍に入ることになった」という場合は、書類手続きがより煩雑になることが予想されます。

「感情面」に関しては人それぞれ感じ方が違いますし、「絶対に悲しむことになるよ」ということはいえません。
しかし遺産・死亡に関する書類手続きという「現実」が、残された子どもに、多大な手間と、煩雑さからくるショックをもたらすことは不可避であるといえます。

喪失から人が立ち直っていくその過程について

では人は、この「親を失ったショック」からどのように立ち直っていくのでしょうか。

これに関しては、昔から多くの人が研究を繰り返しています。古今東西で多くの研究論文が出されていて、「喪失による心理的反応」に関する研究は後を絶ちません。たとえばフロイトは「悲哀“mourning”」として倫理反応を研究していますし、心理学の教授ハーヴェイは「親密な関係が失われたとき、人は4段階を経て回復していく」としています。日本の医学者平山正実は、7段階のステップを「喪失から立ち直るための心理的な動き」として取り上げています。

ただそのなかでも、もっとも有名なのは、精神分析学者ジョン・ボウルビィ(1907-1990)の出した「喪の作業」でしょう。今回はこれを取り上げます。

ジョン・ボウルヴィは、人は大切な人をなんらかのかたちで失ったとき、下記の4段階の心理的工程を辿るとしました。

1.無感覚

人は、大切な人が失われたとき、そのことが理解できずに茫然としてしまいます。これは、交通事故などで突然大切な人が亡くなった場合はもちろん、長患いなどである程度覚悟ができていたときにでも起きえます。

2.否認と怒り、思慕

「人が亡くなったこと」が現実感を持ち始めると、次に「否認と怒り、思慕」の段階がやってきます。
「あの人が死んだなどというのはうそだ」と否定したり、「なぜ私を置いて死んでしまったんだ」と怒りを抱いたり、まだその人が生きているかのように強い思慕を持ち続けて振る舞ったりというのがこの段階です。

3.絶望と失意、無気力

たとえ人の死を否定しても、死に怒りを感じても、亡くなった人が今もいるかのように振る舞っていても、そこにはやがて「限界」が訪れます。大切な人が亡くなったことを認めざるを得ない状態になった後、人は大きな絶望感や失意を抱くことになります。そして無気力状態に陥ったり、抑うつ状態が続いたりするようになります。
今回取り上げる「親の死による無気力状態」は、主にこの段階を指しています。

4.受容と再建

3の段階は非常に苦しいものですが、しかし大多数の人はやがてそれを受け入れ、自分自身の精神を立て直していきます。荒れ狂っていた感情がやがて穏やかになり、故人のことを優しい思い出として受け止められるようになっていきます。そして新しく人間関係を築いたり、故人がいない世界のなかで生きていこうとする前向きな気持ちが芽生えたりするようになります。

「人はどれくらいで、喪失の痛みから立ち直るか」についても見ていきましょう。

西宮市に住む人348454人を対象として取られたアンケートでは、「1年以上1年半未満で立ち直った」という人が全体の20.2パーセント、そして「3年以上3年半未満で立ち直った」という人が20.0パーセントとなっています。半数近くの人が2年未満で回復したとこのデータは記していますが、逆に「4年以上かかった」と答える人も9パーセント近く存在します。

このようなことから、人が立ち直るために必要な期間は、個々人で大きく差があることが分かります。

出典:
池内裕美 藤原武弘「[原著論文]喪失からの心理的回復過程」

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssp/24/3/24_KJ00005381242/_pdf

悲しみ、無気力になるのは決して悪いことではない

上記で述べて来たように、「親の死」「大切な人との別れ」によって、悲しんだり無気力状態になったりすることは、決して珍しいことではありません。むしろ、人の感情の自然な流れだといえるでしょう。

多くの人は、自分が親を見送る立場になります。また、長患いである程度その死を覚悟しているケースも珍しくはないでしょう。しかしそれでも親の死によって、「もう自分が生きている意味が見い出せない」「母がいない世界など意味がない」という気持ちにとらわれる人は数多くいます。特に親御さんとの仲が良かった人の場合は、このような感覚に襲われることが多いかと思われます。

このような感覚は、周りから「解消しろ」「そんなことは嘘だ」と言われても、すぐになくなるものではありません。また、「自分にも子どもがいるのに、悲しみにとらわれてばかりで自分は無能だ」「早く乗り越えなければ、亡くなった親に対しても親不孝だ」と思う必要もありません。
悲しんだり無気力になったりすることはごく当たり前の心の動きだと考え、自分を責めすぎることのないようにしましょう。むしろ、悲しんだり無気力になったり泣いたりといった、自分の感情とその動きにすなおになることで、4の「受容と再建」にたどり着きやすくなるかもしれません。

まずは「自分は今悲しいのだな」「大切な親を失って無気力になっているんだな」「とても泣きたい気持ちなんだな」という自分の気持ちを受け止めてあげるようにしましょう。たとえそれで一時的に生活に支障が出ることになったとしても、その自分を責めすぎないようにすることが重要です。

親の死を乗り越えるための方法とは

は、多くの衝撃とショックを私たちに与えます。その苦しみや悩みのなかにある人に、「こうすれば絶対に苦しみや悩みから脱却できる」「こうすれば、確実に親の死を乗り越えられる」と言うことは、だれにもできません。
しかし下記のような行動は、親の死を乗り越えるために有効な方法であると考えられています。

1.「時間薬」に期待する
2.悲しみの感情を抑え込もうとせず、人に相談する
3.専門家に頼る
4.葬儀や追悼行事、遺品整理を行う
ひとつずつ見ていきましょう(4番目に関しては、次の項目で解説します)

1.「時間薬」に期待する

多くの悲しみや悩み、痛みは、時間とともにそのかたちを変えていきます。
上でも述べた通り、人は大切な人を失ったときに、4つのステップを経て徐々にその痛みを受け入れていきます。言い方を変えれば、どれほど積極的に動こうと、時間が経たない限りは完全に親の死を乗り越えることは難しいともいえます。

「時間が解決してくれる」という言葉は昔からよく耳にするものではありますが、この「時間薬」に期待をして、故人のことを受け入れていく時間を持つことも必要です。
この「時間薬」とも言うべきものは、悲しみの渦中・回復の最中にある間はその効果を実感することが難しいものですが、自分が回復期に差し掛かったときに、「あのときに時間をおいてよかった」「時間が心を癒してくれた」と振り返ることができるものです。

2.悲しみの感情を抑え込まない

しっかりした人であったり、普段前向きな人であったり、小さなお子さんがいる人であったりした場合、「自分がしっかりしなければ」「早く立ち直らなければ」と考えて、無理をしてしまう傾向にあります。その結果として、「親の死をしっかりと悼む時間」を取れなくなってしまう人もいます。
湧き上がる感情や痛みに強引に蓋をしてしまった場合、逆に親の死をなかなか受け入れることができず、後からいびつなかたちでそれを引きずってしまうことになる可能性もあります。

「悲しいという感情はだれもが持つものだ」と考えて、まずは「しっかり悲しむ時間」「自分の感情を吐露できる場所」を作るようにしましょう。同じような痛みを抱える人に相談するのも効果的です。

3.専門家に頼る

辛いことが起きたときに、「同じ悩みを持つ人」「家族」「友人」などに話をすることは極めて有用な選択肢です。上でも述べたように、人に話す時間を持つことで、悲しみを吐き出すことができるからです。

ただあまりにも悲しみが深すぎて自分の身心に害が及んでいる(あるいは及びそうになっている)状態であったり、あまりにも長い期間に渡って落ち込みが続いていたり、時間をおいても状況が変わらなかったりする場合は、専門家に頼ることも考えるべきです。精神科に足を運び、自分の心の中にある悩みを吐露し、必要に応じて薬を処方してもらい、治療していくことを考えましょう。

厚生労働省の出したデータによれば、日本人のうちの5人に1人は生涯を通じて1度はこころの病気を患うとされていますし、現在も30人に1人が精神科の門を叩いているといわれています。
こころの病気を抱える人は決して珍しくはなく、多くの人が「喪失」から来る自分の病と向き合い、それを克服しようとしています。専門家はそれの手助けをしてくれる存在です。

出典:
厚生労働省「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス~こころの病気について理解を深めよう」
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/first/first01.html

「葬儀」「遺品整理」が持つ意味について

葬儀や追悼行事、遺品整理は、「行わなければならないもの」であると同時に、「行うことによって悲しみを癒すことができるもの」でもあります。

親御さんが旅立ってからすぐに行うことになる「葬儀」は、親御さんが亡くなったことを受け入れるためのきっかけとなりえます。
追悼行事は、亡き人のために祈ることで、「亡くなった親に触れることはもうできなくても、残された私たちが親のためにできることはまだあるのだ」という心強さを持たせてくれます。
また遺品整理は、親御さんの死と向き合い、親御さんの思い出を振り返り、親御さんの死を受け止めていくことに役立ちます。

葬儀や追悼行事、遺品整理は、手間とお金がかかるものではありますが、それを行うことにはこのように精神的な安定感をもたらしてくれるものでもあるのです。

葬儀や追悼行事のかたちに、決まりはありません。現在は無宗教の葬儀も多く行われていますから、宗教にとらわれない葬儀を挙げて、故人のことを偲ぶだけでも十分に意味のあることだといえます。
また遺品や遺産の整理は、早めに行わないと問題(固定資産税など)が生じる可能性があるものではありますが、亡くなった直後に行わなければならないものでもありません。
ご自身のペースで、「今が、遺品整理のタイミングである」と判断したときに着手するとよいでしょう。またその際には、ご兄弟や配偶者、お子さんと一緒に進めていくことをお勧めします。家族で故人のことを思い、話し合う時間は、「死の受容」を手助けしてくれるものとなるはずです。なお、「遺品整理をしていたら、大量のゴミが出てきた」「家財道具を処分したい」というご希望がある場合は、一般廃棄物運搬許可証・古物商の許可を持つプロに御連絡ください。

本記事の監修者

鍋谷萌子(ライター)
終活カウンセラーの資格を持つ、元葬儀会社勤務のライターです。自分自身が「遺された家」の片付けを行った経験も元に、分かりやすく、正しいデータを紹介しながら、ゴミ屋敷の問題や空き家のトラブル、遺品整理・生前整理についての解説を行っていきます。

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