更新日:2024年5月14日
「自宅がごみ屋敷になってしまったので片付けたい」
「実家がごみ屋敷化しているので何とかしたい」
そんな風に悩まれている方が近年増えています。
ごみ屋敷に悩む方は忙しいことや身体的な理由などの、さまざまな事情によって部屋が片付けられないという人も多いもの。
そんなときは業者へ依頼すればいい…という話を聞いたことがあっても、依頼に踏み切れないのは「費用が心配だから」という理由が多いのではないでしょうか。
確かに、ごみ屋敷の片付け業者へ依頼をすれば、数万円の費用がかかってしまいます。
決して安い金額ではないため、躊躇してしまうのも当然ですよね。
しかし、ごみ屋敷の片付けをお金をかけずにおこなうのは可能です。
また、業者を依頼する際にもちょっとしたコツを掴んでおくだけで、依頼しやすくなるポイントがあります。
「お金がないから」と片付けを後回しにしていた方も、今回の記事を読んでお部屋をスッキリと片付けてみませんか?
目次
業者へ片付けを依頼するといくらかかるの?
部屋の片付けを業者へ依頼するといくらかかるのでしょうか。
一般的に片付け業者では、『作業費(人件費)』『車両費』『処分費用』『オプション費用』などが発生します。
基本的には部屋の間取りや物の量などで費用を見積もりますが、その他にも「部屋までエレベーターがあるか」や「家の前にトラックを停車できるか」といった状況によって金額が変動することもあるでしょう。
間取り別にかかる費用の相場は以下のようになっています。
間取り | 作業人数 | 費用 |
1R・1K | 1~2名 | 30,000円~80,000円 |
1DK・2K | 2~3名 | 50,000~120,000円 |
1LDK・2DK・3K | 2~4名 | 70,000~250,000円 |
2LDK・3DK | 3~7名 | 120,000~400,000円 |
3LDK・4DK | 4~8名 | 170,000~500,000円 |
4LDK~ | 4~10名 | 210,000~700,000円 |
ここに載せている費用はあくまで相場であり、部屋の状況によっては1Kでも10万円を超えることがあります。
イメージしづらい方は、当社「ラクタス」の片付け事例もチェックしてみましょう。
片付け費用の事例①作業2時間1Kのケース
間取り:アパート2階 1K
車両:軽トラックトラック1台
作業員数::2人
作業時間:2時間(13時〜15時)
料金:66,000円
作業内容:部屋に溜まったごみの片付けと、水回りクリーニング(トイレ・浴室)
片付け費用の事例②作業4時間2LDKのケース
間取り:アパート2階 2LDK
車両:2tトラック1台
作業員数:2人
作業時間:4時間(11時〜15時)
料金:110,000円
作業内容:衣類・家具の回収と清掃
片付け費用の事例③作業5時間一軒家のケース
間取り:一軒家 (押入れ・一室)
車両:2tトラック1台
作業員数:3人
作業時間:5時間(10時〜15時)
料金:不用品回収 165,000円+物移動 6,000円
作業内容:一室に溜め込んだ家具・家電の処分と、物の移動(1階→2階)
片付け費用の事例④作業7時間一軒家のケース
間取り:戸建て 3DK
車両:2tトラック 2台
作業員数:6人
作業時間:7時間(10時〜17時)
料金:330,000円
作業内容:家財整理・家財一式処分(粗大ごみや普通ごみなど)
片付け費用の事例⑤作業7時間3DKのケース
間取り:アパート 3DK
車両:2tトラック 2台
作業員数:6人
作業時間:7時間(10時〜17時)
料金:440,000円
作業内容:天井まで山積みになったごみ・不用品の処分や害虫駆除など
事例を見てもわかるように、ごみが大量にある場合や悪臭や害虫が発生している場合には、その分作業が増えるので費用が上がります。
自分で部屋を片付ける方法
ごみ屋敷や汚部屋となってしまった部屋をお金をかけずに片付けるには、自分で片付けをするしかありません。
しかし、大量にごみや不用品が溜まった状態であれば、やみくもに片付けをしても作業が進まず、途中で断念してしまう可能性もあるでしょう。
ここでは、自分で片付けを進めるときのポイントをご紹介します。
✔片付けに必要な道具を準備する
まずはじめに、自力で片付けをするには道具が必要です。
あらかじめ準備しておき、作業の途中で買いに行かなくても済むようにしておきましょう。
【準備するもの】
- ごみ袋
- 段ボール箱(モノの仕分け用)
- 軍手
- ゴム手袋
- マスク
- 洗剤
- 雑巾
- ビニール紐・ガムテープ
- 殺虫剤(害虫が発生している場合)
長い間片付けをしていなかった部屋には、大量の埃や汚れが付着しています。
吸い込まないようマスクをすることはもちろんですが、出来る限り窓を開けるなどをして換気をしながら作業しましょう。
✔協力してくれる人を探す
ごみ屋敷や汚部屋を片付けるのは容易ではありません。
出来れば友人や家族を頼って、一緒に片付けてくれる人手を増やすのがおすすめです。
また、誰かに手伝ってもらうことで「次は散らかさないよう気を付けよう」という気持ちが芽生え、再発防止に繋がるかもしれません。
✔片付けは玄関や部屋の入口から始める
ごみ屋敷と呼ばれる状態にある場合、家全体や部屋全体が散らかっていることがほとんどです。
どこから手を付けて良いかわからない…という方も多いでしょう。
片付けをスタートする場所は、部屋の入口や玄関がおすすめ。
まずは通り道を作っておくことで、ごみが捨てやすくなり作業がスムーズに進みます。
✔物の量を半分以下まで減らすことをイメージする
片付けのときに大事なのは「物の量を減らす」ということです。
以下のような手順で物を手放しましょう。
- 明らかにごみと言えるものから捨てる(空き容器やチラシ、紙袋など)
- 1年以上使用していないものは捨てる
- 持ち物は「必要」「不要」「保留」の3つに分ける
その後「不要」は処分、保留は定期的に見直し
✔物を捨てる
いくら物を仕分けしていても、捨てていなければ意味がありません。
②で仕分けした不用品やごみを自治体のルールに従って分別し、捨てていきます。
とはいえ、自治体では一度にごみを捨てることはできないでしょう。
「可燃」「不燃」「資源」「粗大ごみ」などに分別し、それぞれの収集日に出すようにします。
「粗大ごみ」や「不燃ごみ」は収集日が月に1回程度しか出せないこともあるため、片付けをおこなう前に確認しておくのがおすすめです。
また、粗大ごみが事前予約が必要な場合がほとんどなので、こちらも合わせて確認し、捨てるものがわかった時点で申し込みをしておくとよいでしょう。
✔片付ける場所を狭い範囲で決めてからおこなう
散らかった部屋全体を一度に片付けようとすると、なかなか作業が進まずにモチベーションが下がってしまいます。
片付ける範囲は狭い場所から決めておき、少しずつおこなうようにしましょう。
例えば今日は「キッチンだけ」「ベッド周りだけ」というような具合です。
もし片付けの時間を長く取れるなら、部屋ごとに決めてしまっても大丈夫。
その場合は出来る限り出入口に近い部屋か、物の量が少ない部屋から始めていきましょう。
やっぱり業者に頼みたいと思ったら…お得な利用方法
自分で片付けをしたほうが片付け費用は安く済みます。
しかし、自力での作業は時間・労力が必要なうえ、ごみ屋敷となってしまった家の片付けは悪臭や害虫、ひどい汚れが発生している可能性が高いため精神的にもキツイ作業です。
どうしても自力では難しいと思った場合、以下のポイントを押さえておけばお得に利用できるかもしれません。
✔クレジットカード払い・分割払いのある業者を選ぶ
費用を今すぐに現金で用意できない場合、支払い方法にクレジットカード払いや分割払いのある業者を選ぶことで負担が減るでしょう。
業者によってクレジットカードでの分割払いができるところや、現金での分割払いができるところなど、対応が異なりますので事前に確認してください。
ただし、分割払いを利用する際はしっかりと計画を立てて、無理のない範囲で支払うようにしましょう。
✔キャンペーンを利用する
依頼前に業者を複数比較し、もしキャンペーンがあればそれを利用するのも費用節約のポイントです。
キャンペーンがあれば業者のホームページに掲載しているため、チェックしてみましょう。
当社『ラクタス』でも、ホームページを見た方は最大1万円値引きになるクーポンを用意しています。
✔閑散期に依頼をする
不用品回収や片付けの業者は、引っ越しの多い3月や大掃除をおこなう人の多い12月は繁忙期になります。
また、自治体でのごみ収集は平日しかおこなっていないこともあり、土日の依頼も人気です。
そのため、予約が取りにくいだけではなく費用も高くなりがちなので、その時期を避けて依頼するとお得に利用できる可能性があります。
業者へ依頼する前にやっておきたい「費用を安くする」方法
片付けを業者へ依頼はしたいけど、できるだけお金はかけたくない…
そんなときは少し工夫をすれば費用を安くすることが可能です。
業者へ依頼する前に次のことをチェックしてみましょう。
✔出来るところまで自分で片付ける
片付け費用の基準はごみの量で決められています。
ごみの量が減ればその分、費用を抑えることができるでしょう。
費用を安くするためには、あらかじめ自分で処分できるものは処分しておくことがポイントです。
例えば普通ごみで処分できるようなもの(可燃ごみや資源ごみなど)は、自治体なら無料で捨てることができます。
また、ごみが全く仕分けられていないよりは、「袋に入っている状態」や「段ボール箱に仕分けられている状態」のほうが作業の時間が短くて済むため、安くなることもあります。
ごみの量が減ればトラックの大きさが小さくなり、数万円安くなることも。
無理のない範囲で、出来るところまで自分で作業してみてはいかがでしょうか。
✔あらかじめ予算を伝え、その範囲内での作業を依頼する
業者によっては、決められた予算内での作業を希望することもできます。
例えば予算が3万円と伝えておけば、その予算でできる作業を提案してくれるというわけです。
先ほどの「出来るところまで自分で片付ける」方法と同様ですが、こちらは業者に頼めなかった部分を自力で片付ける方法になります。
予算内に収まらない作業は自分で作業をしなければならないため、出来る限り自力では困難な作業をお願いするとよいでしょう。
✔買取サービスのある業者を選ぶ
不用品の中に価値のあるものがあれば、それを買い取ってもらうことで片付けの作業費用を安くしてもらうことができます。
業者の中には自社で査定や買取をおこなっているところもあるため、売れそうなものがあれば利用してみましょう。
例えば当社『ラクタス』でも買取をおこなっており、以下のような事例があります。
間取り:アパート 2LDK 3階 作業員数:3人 作業時間:6時間(10時〜16時) 料金:88,000円 買取:ワンピース フィギュア一式 18,000円 作業費用合計 70,000円 |
このように、買取品があれば作業費用から差し引けるため、出費を抑えることができます。
買い取れるものは業者によって異なるため、問い合わせてみましょう。
✔見積もりを複数社で取る
片付け作業を業者へ依頼するときには事前見積もりが必須です。
お伝えしたように、作業費用を決めるには「ごみの量」や「汚れの程度」、「家周辺の状況」などが関係しており、同じ間取りでも費用が大きく異なることもあります。
そのため、複数の業者に見積もりをもらうことで「どのサービスにいくらかかるのか」といった具体的な費用を比較することができるでしょう。
費用の相場がわかることで、値段の交渉ができることもあるかもしれません。
ただし、費用が安すぎる場合は作業後に金額が上乗せされることもあるため注意してください。
出来るだけ現場を確認して見積もりをもらうことや、見積もり後の金額が変わらないことなどを確認しておくようにしましょう。
自力では難しい、でも費用も心配…そんなときは『ラクタス』へ
ごみ屋敷や汚部屋になってしまった部屋の片付けを、とにかく安い費用で片付けたいと考えている場合、まずはごみの量を減らすことから始めましょう。
生活に支障がない程度の部屋であれば、自力で片付けることも可能だと言われています。
しかし、部屋が散らかるにはさまざまな原因があり、住人の体調や生活スタイルによっては自力での片付けが困難な場合もあります。
そんなときは今回の記事を参考にして、業者への依頼も検討してみてください。
業者へ依頼をする主なメリットは以下のようになります。
- 短期間で一気に片付けができること
- 重たい物の運び出しや家具の移動なども依頼できること
- プロの技術で清掃してもらえること
費用はかかりますが、その分時間や労力の節約になったり、特殊な作業が依頼できたりとメリットも多いでしょう。
業者への依頼を迷っているという方は、相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。
当社『ラクタス』でも、長年の経験やノウハウを元にコストの削減や不用品買取などをおこない、業界最安値を目指してきました。
「予算が心配…」という方でも安心してご依頼いただけるよう、わかりやすい見積もりと予算に合わせたプランをご提案します。
もちろん、支払い方法についてもご相談いただけますので、お気軽にご連絡ください。
2024-02-29
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