更新日:2024年5月15日
悠々自適な一人暮らしは、家族から咎められることもないため部屋が散らかりやすいです。
「汚部屋を掃除したいけど、どこから手をつけたらいいかわからない」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
一人暮らしの汚部屋にはさまざまなデメリットがあるため、できれば早めに解決したい問題です。
この記事では、一人暮らしの汚部屋を負担なく片付けられる手順や注意点、リバウンドしないための習慣について紹介します。
快適に生活に送るために、すっきりと整理された部屋を手に入れましょう!
目次
一人暮らしの汚部屋の原因
一人暮らしの部屋が、なぜ散らかってしまうのか原因はいくつかあります。
自分に当てはまるものがないか検討してみましょう。
生活習慣が乱れやすい
一人暮らしでは、家族の目がないため、生活習慣が乱れやすいです。
全て一人で判断し、生活をしなくてはいけない反面、多少散らかっていようとも自分が気にならなければ問題がないのです。
家族と一緒に暮らしていると、親が片付けてくれたり、部屋が汚いことを注意してきたりといろいろ気にかけてくれるでしょう。
一人暮らしの場合は、そのような状況にならないため、つい油断して「明日やろう」と考えてしまいがちです。
多忙でごみ捨てができない
仕事が忙しくごみ収集日を忘れてしまい、徐々に汚部屋になるケースも多いです。
ごみをまとめずに寝て、翌朝ごみを捨てずに家を出てしまった、という状況から少しずつ汚部屋になっていきます。
「捨てなくては」と頭の中では分かっていても、少しずつごみ袋が自宅に溜まっていくと、ごみ袋が部屋にある状況に慣れてしまいます。
「そのうち捨てよう」と考えて、結果的に何もせずに汚部屋になってしまう可能性が高いです。
物が捨てられない性格
なんでも手元に残しておきたい人や、物が捨てられない性格の人は汚部屋になりやすいです。
その他にも、下記のような性格の人は汚部屋になりやすいと考えられます。
- 寂しがり屋
- 新しいもの好き
- めんどくさがり
- 片付けに苦手意識がある
寂しがり屋の人は、物が自分の周囲にあると安心する傾向があるので、物を捨てることができずに増えていくでしょう。
めんどくさがり、片付けに苦手意識がある人は、そもそも片付けるという行為が嫌なので後回しにして汚部屋になりやすいです。
性格が影響して片付けられないことがあるため、一度自分と向き合うのも1つの方法です。
ストレスや精神的な病気が原因の可能性も
日常生活や仕事のストレス、精神的な病気が原因で汚部屋になる可能性もあります。
本来なら、きちんと片付けられる人が汚部屋になった場合は、ストレスや精神的な病気が関係している可能性が高いです。
例えば「うつ病」の場合、何をするにも関心・やる気がなくなり、不眠や体のだるさといった症状が出るため、部屋を片付ける気力がありません。
物を溜め込む原因としては、認知症や統合失調症の可能性も考えられます。
また、ストレスを溜め込んだ状態を解消しようと、衝動買いをする人も多く、徐々に物が増えていきます。
ごみ屋敷を作る原因や心理状態についてはこちらの記事も参考にしてください!
・【ごみ屋敷まとめ】原因や住人の特徴、考えられるリスクについて ・【ごみ屋敷問題】ごみを溜め込んでしまう人の心理とは?孤独や病気が原因である可能性とその対策 |
一人暮らしの汚部屋度チェック!いくつ当てはまる?
一人暮らしに慣れると、自分の生活スタイルが基準となるため、汚部屋だと気付いていないケースも少なくありません。
「あとでまとめてやろう」と掃除をしていない期間が長いほど、ますます汚部屋が進行してしまいます。
まずは現在の汚部屋度がどのくらいなのかチェックしましょう。
下記の項目に当てはまるものが多いほど、汚部屋のレベルは高いです。
- リモコンがすぐに見つからない
- 髪の毛が床に散乱している
- 必要な書類がどこにあるのか分からない
- 昨日使ったカバンが床に置きっぱなし
- 買ったものを開封していない
- 飲みかけのペットボトルがそのまま
- ごみ捨てを2週間していない
- 排水溝の流れが悪い
- 郵便物が置きっぱなし
- 洗った衣類と洗濯物が混在している
- ベッド・布団の上で日中過ごしている
- 家にいるとイライラする
- 窓が開けられない
それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
リモコンがすぐに見つからない
普段使用しているリモコンが見つからない状態の部屋は汚部屋になりかけているでしょう。
汚部屋になりやすい人は、物を整理整頓できず、常に物が散乱しています。
使ったものを同じ場所に戻さず、目についた場所に置く傾向があるので、普段から使用しているリモコンや家の鍵などがすぐに見つけられないのです。
髪の毛が床に散乱している
あまり意識していない人も多いですが、ふと床を見ると髪の毛が散乱している人は汚部屋の可能性が高いです。
定期的に掃除機をかける習慣があれば、髪の毛が散乱することはありません。
1週間程度、掃除機をかけずにいると、髪の毛が散乱している状態になるので掃除をしていない目安になります。
また、髪の毛が散乱しているのに全く気にならないという感覚も汚部屋になりやすい人の特徴です。
必要な書類がどこにあるのか分からない
仕事の書類や契約書など大切な物がどこに置いてあるのかわからないという人はすでに汚部屋になっている可能性があります。
必要なものだと自分で認識していれば、紛失しないように自然と保管場所を決めておくものです。
しかし、汚部屋の人はそのような物を計画的に整理整頓することや決めた場所に戻さない傾向があります。
いざ必要な時に、どこにあるのかわからないため、期日を守れなかったり、他人に迷惑をかけたりとトラブルに発展しやすいです。
昨日使ったカバンが床に置きっぱなし
汚部屋の特徴として、何でも「使いっぱなし」「脱ぎっぱなし」があります。
昨日使ったカバンを玄関に放置する、部屋の床に置きっぱなしにしていると部屋の動線が乱れて、ケガをするリスクも高いです。
毎日使用する物を面倒だからと出したままにしていると、掃除をしなくても平気だという感覚に陥ることもあります。
物が適切な場所に収納されていない状態で不便を感じていないこと自体が危険信号といえます。
買ったものを開封していない
買ったことに満足して買い物袋から出していないものが多いと汚部屋につながります。
空いている床やクローゼットにそのまま置いていると、そのうち生活スペースを埋め尽くしてしまいかねません。
開けたとしても段ボールや袋、付属品のタグなどをそのまま放置しているのは汚部屋といえます。
飲みかけのペットボトルがそのまま
数日前の飲みかけのペットボトルが分別されることなく部屋に置いてあるなら、汚部屋といえます。
使ったティッシュや空の弁当箱などの明らかなごみは、何日も放置していると、あっという間に部屋が散らかる原因に。
足の踏み場がなくなるほどごみが溜まれば、汚部屋どころか「ごみ屋敷」になってしまうかもしれません。
ごみ捨てを2週間していない
ごみ捨てのタイミングを逃して2週間分が溜まっている状態は、汚部屋レベルが高いです。
特に食べ残しや調理後の野菜くずがそのままになっていると臭いが気になることもあるでしょう。
ごみ袋にまとめることすら億劫になると、水回りに汚れが溜まって、虫が発生することもあります。
排水溝の流れが悪い
キッチンや浴室の排水溝は、汚部屋のバロメーターです。
水回りを定期的に掃除していないと、髪の毛や水垢、食べ残しなど頑固な汚れになり簡単に落ちません。
水の流れが悪くなり詰まりやすくなったり、ぬめりが出て嫌な臭いが発生したりと日常生活に支障が出てしまいます。
郵便物が置きっぱなし
郵便物がテーブルに置きっぱなしの状況も汚部屋を作る原因です。
チラシ・DMの中に支払い請求書や契約の更新など重要書類が紛れていることに気付かず、誤って捨ててしまう可能性もあります。
しかし、傍から見ると散らかっていても、自分なりの規則をもって物を置いている場合は、どこに何があるのか把握しているため、物をなくしにくいです。
ただ、一般的に部屋がきれいかどうかで判断すると「汚部屋」だといえるため、一度生活習慣を見直す必要があるでしょう。
洗った衣類と洗濯物が混在している
着ていた衣類をとりあえずソファやベッドに置いたり、洗濯しても畳まずに山になっていたりと部屋のあちこちに衣類が散乱していませんか?
洗ったかどうか分からなくて臭いを確かめて判断するのは、片付いていない証拠です。
畳むのが面倒でハンガーをずっと吊り下げていると、部屋の見た目もすっきりしません。
また、何日も同じ服を着ている人は、汚部屋になっている可能性が高いです。
服は1日着れば洗濯するのが一般的な感覚で、2〜3日同じ服を着ると臭いが出る可能性もあります。不潔であることが当たり前になってしまうと、部屋の汚れにも気づけなくなり、結果的に汚部屋になってしまいます。
ベッド・布団の上で日中過ごしている
寝る場所と同じところで日中過ごしている方は、汚部屋の可能性大です。
掃除をするタイミングがないと、ベッドの上は日常生活で蓄積したさまざまな汚れがついてしまいます。
食べかすやほこり、タバコのヤニや化粧品などが付着してシミになることも。
布団の周りを囲むように雑誌や充電器といった生活必需品を置いていると、ごちゃごちゃと散らかります。
家にいるとイライラする
家にいると理由もなくイライラする人は、汚部屋になっている可能性が高いです。
物が散らかっている部屋にいると、視覚的な情報量が多くなるので気持ちが落ち着きません。情報処理をするために脳が刺激を受けることで、過剰にエネルギーを消費し、心理状態が不安定になるのです。
また、汚部屋の場合は必要な物がすぐに見つからない傾向があるので、思い通りに物事が進まずにイライラしてしまいます。
そのような状況になると、片付けられない自分を責めて、よりストレスが増すでしょう。部屋が汚れていることで、自分に負担をかけていることを認識してください。
窓が開けられない
部屋が汚くて、窓が開けられない場合は体調不良を引き起こしかねないので注意しましょう。
窓やカーテンを閉めっぱなしにしたまま、全く片付けない状態でごみを溜めていくと窓にたどりつけずに換気ができない場合も多いです。
また、汚部屋になりやすい人の特徴として、定期的に窓を開けないということが挙げられます。
換気をするのも億劫になり、人目も気にならないので窓を開けないケースも多いです。窓を閉めっぱなしにしていると、時期によっては湿気がひどくなり、壁や床がダメになる可能性もあります。
汚部屋の人の生活習慣や、部屋がキレイな人との違いについては、こちらを参考にしてください!
「実はバレてる?」部屋がキレイな人・汚い人の違いや特徴とは? |
一人暮らしの汚部屋を放置するデメリット
一人暮らしの汚部屋は、自分でどうにか片付けないとずっと散らかったままです。
しかし、「汚部屋でも住み心地は良い」と思っている人は意外と多いかもしれません。
部屋が汚いと、どのようなデメリットがあるのか把握しておきましょう。
ダニやカビだらけで不衛生
布団や床を掃除していない状態は、食べかすやほこり・フケが溜まっていて、ダニの「エサ」が沢山ある環境となっており不衛生です。
特に梅雨のじめじめした季節や夏は、ダニやカビが繁殖する気温・湿度の条件が揃っています。
ダニが生息する布団で過ごすと、虫刺されや湿疹、アレルギー症状を発症する恐れも。
カビも同様に、喘息や肺炎の原因となり健康状態が悪くなってしまいます。
持ち物に悪臭が染みつく
汚部屋に住んでいるとバッグや洋服に生活臭が染みついて悪臭を放っていることがあります。
特に燃えるごみを長期間捨てておらず、生ごみが溜まってしまっている場合は注意が必要です。
電車の中や職場で、気付かないうちに迷惑をかけているかもしれません。
対人関係に悪影響を及ぼす
汚部屋では大事なものを汚したり紛失したりすることで対人関係に影響が出ることもあります。
- 人から借りた本を汚してしまう
- 提出書類を無くして期限に遅れる
- 家に遊びに来た友人に距離を置かれる
といったトラブルが考えられます。
誰にも迷惑をかけていないと思っていても、汚部屋に住むことの弊害は想像以上に大きいです。
貯金できない
汚部屋に住んでいると貯金がなかなか出来ないというデメリットがあります。
主な理由は下記の3つです。
- 必要なものが必要な時に見つからず浪費につながる
- やる気が削がれてダラダラと過ごしてしまう
- キッチンが使えず外食が増える
散らかった部屋は、情報過多によって脳疲労を起こし、何もしなくても疲れやすいといわれています。
お金だけでなく時間も浪費しやすいのが汚部屋の特徴です。
一人暮らしの汚部屋を掃除するときの注意点
一人暮らしの汚部屋を掃除する際は、下記の3点に注意して始めましょう。
- もったいない精神を捨てる
- 最初に収納用品を買わない
- 全部完璧に片付けようと思わない
もったいない精神を捨てる
汚部屋を片付ける際は、基本的に1年間使ってないものは捨てて問題ありません。
なんでも捨てないで保管しておこうとすると、限られた収納スペースはすぐにパンパンになります。
「いつか使うかも」のいつかは来ないものとして、もったいない精神は捨てましょう。
最初に収納用品を買わない
汚部屋の片付けの鉄則として、収納用品は最初に用意してはいけません。
収納用品があれば、何でもきれいに整理整頓できそうなイメージがありますが、汚部屋の根本的な解決とはならないのです。
大切なのは、不要なものを減らして、掃除や整理整頓が楽にできる状態をつくることです。
最初に収納用品を用意してしまうと、あとで使い勝手が悪くなり、結果的にごみを増やしてしまう原因になります。
全部完璧に片付けようと思わない
汚部屋に住む人は、完璧主義の真面目なタイプが多いといわれています。
「中途半端にやるなら片付けない、やるからには徹底的に掃除したい」という気持ちは、挫折する原因になりかねません。
一人暮らしの部屋であっても、全てを一気に片付けるのは至難の業です。
片付けが嫌になってしまう前に「今日はここまで」と切り上げることを意識しましょう。
負担なくできる!一人暮らしの汚部屋の片付けの手順
汚部屋での一人暮らしから脱却したい!と思い立ったら、早速行動に移しましょう。
片付けが苦手でも、下記の手順で無理なく部屋をきれいにできます。
- 自治体のごみ分別のルールを確認
- 目の前の小さなごみを袋に入れる
- 捨てないものは箱に一時保管
- ほこり・チリ取り掃除をする
- ものを使う場所を定位置にして収納する
- ごみを処分する
それぞれの手順について解説していきます。
STEP①自治体のごみ分別のルールを確認
まずは住んでいる地域のごみ分別をざっと確認して、ごみ袋を用意します。
同じ「燃やすごみ」の分類でも、プラスチックを捨てて良い自治体と、分別が必要なところもあるため、事前に確認しましょう。
- 自治体指定の袋または半透明袋の用意
- ごみ分別・収集日を見やすいところに貼る
名古屋市をはじめとする多くの自治体では、「資源・ごみ分別アプリ」が利用できます。
ごみの種類や処分時の注意点をすぐチェックできるので、インストールしておくと便利です。
STEP②目の前の小さなごみを袋に入れる
ごみ袋を準備したら、ひとまず目についたごみから拾って袋に入れましょう。
- 丸めたティッシュ
- 空のビニール袋
- 期限切れの食材
色んな場所を転々とするのではなく、テーブル周り、冷蔵庫、机の引き出し一つ分というように細かく区切ると作業しやすいです。
好きな音楽やラジオをかけながら、どんどんごみを袋に詰めて下さい。
STEP③捨てないものは箱に一時保管
ごみ捨てを進めていくと、普段使っているものや処分に迷うものが出てきます。
すぐに判断できないと時間がかかってしまうので、後でまとめて分別・整理をした方が効率的です。
- 使っているもの
- 使っていないけど処分に迷うもの
上記の2種類に分けたものをそれぞれ別の箱に入れましょう。
一時的に箱で保管することで、片付けの二度手間を防げます。
使っていないけど処分に迷うものは、時間をあけて再度捨てられないか判断してください。
STEP④ほこり・チリ取り掃除をする
ものが減って床が広くなったら、収納する前に掃除を行います。
掃除機がなくても、下記の3つの掃除用品があれば問題なくきれいになります。
- フローリングワイパー
- 粘着テープ(コロコロ)
- ハンディモップ
まずは、高い場所から床に向かって、ハンディモップやフローリングワイパーでほこりを集めます。
コロコロで細かなごみを取り除いたら、ウェットシートや雑巾で仕上げに拭くと手垢も落ちやすいです。
STEP⑤ものを使う場所を定位置にして収納する
掃除をしたら、いよいよ収納です。
ポイントは、物の量と収納スペースを比較して、収納後の2〜3割の隙間ができる程度をイメージすることです。
毎日使うものは取り出しやすい場所を定位置にして収納し、季節のものはベッド下や天井近くの収納スペースを使いましょう。
一人暮らしの収納は、デッドスペースを有効活用することをおすすめします。
- 壁かけタイプ収納
- マグネットや吊り下げタイプ収納
- 衣類を圧縮袋でコンパクトにする
外に見えるものを少なくすると、ほこりが溜まりにくくなるので掃除が楽になります。
服は畳んで片付ける
服をたくさん持っている場合は、服を全てハンガーにかけて片付けることがが難しいかもしれません。
まずは、あちこちに脱ぎっぱなしの服を集めていきましょう。もしも、何日も着ていた服があれば、収納する前に洗濯します。
長い期間着ていない服は、思い切って捨ててしまうのも1つの方法です。
引き出しのスペースに合わせて、最低限度の枚数を意識してください。
STEP⑥ごみを処分する
ごみは自治体の回収ルールに従い、時間を守ってごみ捨てをしましょう。
汚部屋を片付けると、家具や収納用品などの粗大ごみが出ることも多いです。
粗大ごみは各自治体で事前予約を行い、戸別回収に依頼しなければなりません。
まずは自治体のホームページを確認し、粗大ごみの処分手続きと品目別の料金を確認してください。
年末年始や長期休暇前の混雑しているシーズンでは、回収日が一カ月先になることもあるので注意が必要です。
一人暮らしの汚部屋対策として心がける5つの習慣
汚部屋は、普段の生活の癖で徐々に作られるものです。
散らかる原因が分かれば、きれいな部屋を無理せずキープできます。
自分のライフスタイルに合わせて5つの習慣を取り入れてみましょう。
ごみ箱を複数設置する
ごみが散乱する理由は、ごみ箱が適切な場所に設置されていないことが原因です。
普段過ごす部屋には、燃えるごみ・プラスチックごみ専用のごみ箱を用意しましょう。
スペースがない時は、縦に重ねるタイプやフックにひっかける壁かけタイプもおすすめです。ペットボトルや缶ごみがよく出る場合は、キッチンや玄関にゴミ箱を用意します。
ごみを床に一時的に置くことがないように導線を意識して設置してください。
1日に1回換気する
汚部屋に戻らないために取り入れたい習慣は、毎日の換気です。
一人暮らしの部屋は、風通しが悪いとすぐにほこりが溜まってしまいます。
- 部屋の隅
- テレビや洗濯機の周囲
- 机や手の届きにくいところ
これらのほこりはこまめに掃除することが望ましいですが、換気するだけでもほこりを外に追い出すことが可能です。
起床後、ベッドメイキングするときに窓を開けて、空気の入れ替えを行いましょう。
床にものを置かない
床にものを一時的に置きっぱなしにする癖は、汚部屋を作る原因になります。
まずは何を床に置いてしまうのか把握しましょう。
- 通勤バッグ
- 衣類
- 届いた荷物(段ボール)
- 小物
つい床置きしたくなるものは、専用のボックスを置いておけば見栄えもよく、掃除もしやすいです。
荷物は届いた日に開封して収納することを徹底しましょう。
「1つ買ったら1つ捨てる」ルールで買い物をする
ものが増えて収納スペースが溢れると汚部屋に戻りやすいです。
「1つ買ったら1つ捨てる」という考え方で買い物をすると、無駄遣いを減らせます。
衣類や小物、キッチングッズなど、気付くと増えているものがないか振り返ってみましょう。
趣味のコレクションは、保管場所を決めて定期的に見直すことをおすすめします。
捨てるのに抵抗があるものは、デジタル化したりフリマアプリで譲ったりして手放す方法と良いかもしれません。
短時間でもコツコツ続ける
一人暮らしの部屋の片付けにやる気が起こらないのは、掃除が大変だとイメージしていることが原因です。
しかし、週に3日、1回10分間でも掃除を継続できれば、無理なくきれいな部屋を維持できます。
トイレやキッチン、玄関・窓など、毎日片づける場所を少しずつ変えながら整理整頓を進めましょう。
一人暮らしの汚部屋の片付けはプロの手助けも活用しましょう
一人暮らしの汚部屋の片付けは、一人で行うより片付け専門業者に依頼するとと効率よく作業が進みます。
片付け専門業者「ラクタス」を例に、目的別おすすめのサービスを紹介するのでぜひ参考にしてください。
出張買取│不用品をお金に変えられる
- 捨てるのはもったいない不用品がある
- 一番お得な方法で処分したい
- 店頭に運ぶのが億劫な家電を売りたい
このような要望がある方は、出張買取サービスを利用すると便利です。
出張買取では、家に訪問した査定スタッフが不用品の価値を見定めて買い取ってくれます。
自治体でごみとして捨てるのがもったいない不用品を売ることで臨時収入が得られるのでお得な処分方法といえるでしょう。
部屋のスペースは限りがあるため、「使えるけどいらないもの」は買い取ってもらうとすっきり捨てられます。
ハウスクリーニング│水回りや部屋の掃除が1日でリセット
- キッチンの油汚れがとれない
- エアコンが臭うのが気になる
- ほこりっぽい部屋をすぐにきれいにしたい
部屋の掃除は、ハウスクリーニングを依頼すると1日で解決できます。
ハウスクリーニングは、家の床や壁・水回りなどの場所に適した掃除を徹底的に行うサービスです。
放置した期間が長いほど頑固になる汚れは、プロにまかせてストレスなく部屋を片付けましょう。
ごみ屋敷の片付けに実績があるラクタスなら、汚部屋の脱臭・除菌作業も対応可能です。
不用品回収│分別・処分が難しいごみを処分できる
- 粗大ごみをすぐに処分したい
- ごみ分別が苦手
- 大量に出たごみをそのまま捨てたい
このような方は不用品回収でごみの処分を一括して依頼することをおすすめします。
土日祝や夜間でも、ご都合の良いタイミングで回収できるため、部屋の片付けがスムーズに進みます。
また、遺品整理や無くし物の捜索にも対応しているため、安心です。
不用品の仕分けや処分をプロにおまかせしたい人は、まずは見積もりを依頼してください。
一人暮らしの汚部屋の片付けは「ラクタス」におまかせください!
一人暮らしの部屋は、生活習慣の乱れや散らかりやすい習慣が積み重なり、汚部屋になりやすいです。物をコツコツと減らして片付けることも可能ですが、時間の制約や精神的なストレスでなかなか片付けが手につかないことも珍しくありません。
不用品の量が想像以上に多かったり、異臭や害虫が発生したりとお困りの場合は、片付け専門業者に依頼することでスピーディーに解決できます。
愛知・名古屋に拠点を持つ片付け専門業者「ラクタス」では、不用品回収・買取やハウスクリーニングのサービスを同時に対応可能です。
ご依頼から最短即日でお部屋の片付けが完了するので、時間も手間もかかりません。
整理収納アドバイザーが在籍し、独自のリバウンド防止プログラムのもと、再び汚部屋に戻らない空間づくりを全面サポートいたします。
まずはLINEやお電話にて、お気軽にご相談ください!
―今回のテーマに関連する記事はこちら―