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投稿日:2023年11月7日
更新日:2023年11月7日

メディアでも取り上げられることの多いごみ屋敷ですが、「実は身近にごみ屋敷に住んでいる人がいる」「誰にも言えないけど自分の家がごみ屋敷予備軍になっている…」という人もいるのではないでしょうか。

近年はコロナ禍だったこともあり、外出や人と接する機会が減った人の家がごみ屋敷化してしまうケースも増えました。
しかし、ごみ屋敷は身体や精神、また周囲の人にも大きな影響を与えることがあり、改善したいという人も多いでしょう。

当社「ラクタス」のような「ごみ屋敷専門 清掃業者」へも若い人や実家の家族を心配した方など、さまざまな方から「ごみ屋敷・汚部屋」についての相談があります。
ごみ屋敷専門業者であることから、すぐに部屋を片付けることはできますが、その後のごみ屋敷の住人だった方たちの生活にはどのような変化があるのでしょう。

今回は「ごみ屋敷のその後」について、まとめています。
有名なごみ屋敷の実例についてもご紹介しますので、身近にごみ屋敷がある方は参考にしてみてください。

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ごみ屋敷の住人はどうやって生活しているのか。ごみの中で暮らす人たちの特徴や暮らしぶりとは

ごみ屋敷の片付け後の生活、大きく分けると二通り

ごみ屋敷になってしまう原因は人それぞれ。
住人の性格や身体的な状況、生活環境など、さまざまなことが要因とされてきました。

そのようなこともあって、ごみ屋敷を掃除し、キレイになったその後は大きく分けると二通りになります。
「キレイが維持できる人」と「リバウンドしてまたごみ屋敷化してしまう人」です。
その理由についてみていきましょう。

・ごみ屋敷の原因・リスクに関する記事はこちら

なぜごみ屋敷に?その心理状態・精神状態とは?

ごみ屋敷を片付けることのメリット

まずはごみ屋敷を片付けることのメリットをみていきましょう。
これはごみ屋敷であることにデメリットやリスクが多いため、片付けることで解消できるためとも言えます。

例えば以下のようなことです。

  • 部屋が清潔になることで健康的な暮らしができる
  • 物がどこにあるか把握できるようになる
  • 生活しやすくなる

「ごみ屋敷」と聞いただけでも想像できるように、ごみ屋敷や汚部屋は悪臭やカビなどの汚れ、害虫が発生するなど不衛生な環境です。
当然、食中毒や感染症、皮膚炎などを引き起こすことも多く、住人の身体に大きな影響を与えます。
また、人は散らかった状態で生活を続けることによってイライラしたり、視覚的な情報が多いことで疲れたりすることも。

ほかに、物を失くすので毎回探す、無いと思って買い足す、などの無駄もなくなります。
これらのことによって快適に過ごすことや、生活がしやすくなるでしょう。

ごみ屋敷を片付けたその後…「キレイが維持できる人」

ごみ屋敷の清掃後もキレイを維持できる人の特徴をまとめてみました。

 

人とのコミュニケーションが増えた

ごみ屋敷を片付けたあと、部屋の状態を維持できる人は「人とのコミュニケーションが増えた」ということを聞きます。
部屋がキレイになったことで人を家に呼ぶようになったことや、外出する機会が増えたということが関係しているでしょう。

実はごみ屋敷となってしまう原因の一つに「孤独感」というものがあり、寂しい気持ちが大きくなると掃除したくない気持ちも大きくなると言われています。
特に高齢者は家族に先立たれて一人暮らしになった途端に家がごみ屋敷化するケースも多く、近所の人や遠方に住む家族などが気にかけてあげることも大切です。

 

部屋を片付ける習慣がつく

ごみ屋敷となった家にはほとんどの場合、「ごみ箱」がありません。
「ごみを捨てる」という習慣がなく、食べたもの、使ったものはそのままどこかへ置きっぱなしということがほとんどです。
また、「ものを収納する」という習慣もなく、洋服やキッチン道具など、出したら出しっぱなしであることからすぐに部屋が散らかってしまいます。

しかし一度部屋がキレイになることで、「気持ちがよい」「このまま維持したい」という気持ちが芽生え、部屋を片付ける習慣がつく人も多いでしょう。
ごみ箱を設置し、物を増やさないよう意識していくケースもあります。

 

部屋を片付けたことによって考え方や価値観に変化

よく「部屋は心を映す鏡」「部屋は心を表す」などと言いますが、部屋がキレイに片付くことで考え方や価値願が良い方向に変わることもあります。

仕事やストレスなどで部屋が片付けられなくなり、散らかった状態の部屋を見ては「自分がダメな人間だ」などと落ち込むというケースは意外と多いもの。
そのような人も、部屋が片付くことによって自己肯定感が上がり、自分に自信が持てるようになったことで仕事やプライベートでも積極的に動けるようになった…ということも。

また、ずっと汚部屋だったことに慣れてしまい、「片付けなくてもいいや」と思っていた方でも、キレイになった部屋で過ごすことで「気持ちがいい」「快適」ということに気付くケースもあります。
「部屋がキレイであることの大切さやメリット」を言葉で伝えるよりも、一度キレイな状態の部屋に住むことの方がその「良さ」を実感できるのかもしれませんね。

ごみ屋敷を片付けたその後…「リバウンドしてまたごみ屋敷化してしまう人」

残念ながら、ごみ屋敷をキレイに片付けてもまたごみ屋敷化してしまう…という方もいます。
実はごみ屋敷の清掃業者へ片付けを依頼した方の多くは、一度はリバウンドを経験したことがある、とも言われています。

ある業者の調査によると、リバウンドをせず、部屋をキレイに維持できるかどうかの確率は50%ほど。
これが個人や家族で片付けた場合や、片付け後にリバウンドをしても業者へは依頼をしない場合などを含めるとリバウンド率はもっと高くなりそうです。

では、再度ごみ屋敷化してしまう人の特徴とはどのようなものなのでしょうか。

 

物が捨てられない

せっかく部屋を片付けても、物を増やす癖や溜め込む癖がある人はすぐにリバウンドしてしまいます。
ごみ屋敷となる原因にもなる「溜め込み症」や「買い物依存」を抱えている人は、またすぐに物を家の中に入れ、増やしてしまうのですぐにごみ屋敷に逆戻り…というわけです。

 

片付け方がわからない

次によく言われるのが「そもそも片付け方がわからない」というパターンです。
ごみ屋敷の住人に多いのが、「片付けは家族(親や配偶者)がやっていたので、自分にはわからない」というケースや、「自分なりに片付けたけどうまくいかなかった」というケースなど。

片付けができないとせっかくキレイにした部屋の維持も難しいと言えるでしょう。
このようなリバウンドが多いことから、ごみ屋敷専門の清掃業者の中には「リバウンド対策」を実施しているところも多いものです。
整理収納についてアドバイスを受けたり、定期訪問を受けたりすることで再度ごみ屋敷になってしまうことを防ぐことができます。

 

以前よりはマシ…でもやっぱりごみ屋敷化

なかにはこのような方もいます。
やっぱりごみ屋敷化してしまい、キレイな部屋を維持することはできなかったけど、以前よりは少しマシな状態だというケースです。

これは住人に「せっかくキレイにしたんだから」という気持ちはあるものの、自力では部屋の片付けが継続できずにまた汚部屋化してしまったのだそう。
やはりごみ屋敷化はしているものの「生ごみだけは捨ててある」「一応ごみをごみ袋にまとめている」「見える床が以前より多い」など、少しは意識が変わっていることもあります。

しかし、ごみ屋敷であることには変わりません。
「以前よりマシ」であったとしてもゆっくり進行していくでしょう。

・片付け法に関する記事はこちら

【片付けの基本】コツを掴んで無理なく部屋を片付けよう

実際にあったごみ屋敷の事例とその後

実際にごみ屋敷が身近にあった場合、その後の対策や経過などが気になりますよね。
2023年現在はごみ屋敷についての法律というものは制定されていません。

しかし、近年はごみ屋敷への通報や相談が増えたこともあり、各自治体で「ごみ屋敷条例」を制定し、対応しているところも増えています。
ここではごみ屋敷に対しての行政の対応やその後について、実例をご紹介します。

・ごみ屋敷条例についてはこちらの記事もどうぞ

ごみ屋敷の「行政代執行」とは何か?実例や採用している自治体をご紹介

ケース1.横浜市鶴見区のごみ屋敷

【家の様子】

閑静な住宅街にあるこのごみ屋敷は、家の周囲が草木で覆われており、中の様子が見えにくい。
しかし、よく見るとごみの入った白いビニール袋がたくさん積まれており、玄関も塞いだ状態です。
庭からはみ出た草木が道路へ出ないよう板で抑えているが、いつ道路へ落ちてくるかわからず危険な様子。
住人は玄関がごみで塞がれているため2階の窓から出入りしているとのこと。

【住人の様子】

10年ほど前に両親を亡くしてからごみを集め出した50代の男性。
自治会長や区役所職員、周辺住民が注意をしに行くと意地を張ってごみが増えるとのこと。
住人によると「集積所のごみが分別されていないので、一度集めて分別し直し、再度出すために持ち帰っている」ということでした。
しかし実際はごみを出すことなく、ほとんど溜め込んだまま。
火事などのリスクを避けるために家からはほとんど出ない生活をしているそうです。

【行政の対策】

このごみ屋敷が問題となったのは2017年頃。
神奈川県横浜市のごみ屋敷条例は2016年12月に施行されたばかりなので、まだ対応の実績が少なかったでしょう。(横浜市の条例は、こうした家主に相談、指導、勧告、命令と段階を重ねて要請も応じなければ、強制代執行できるという内容)
鶴見区のごみ屋敷に対しては注意をおこない、集積所には『ごみ持ち去り禁止』の看板を立てて対策をしています。

また、住人がごみを持ち去るところを見かけたら行政へ連絡するようにも伝えていたそうです。
住人に確認すると、「少しずつごみを捨てようと思う」とごみ出しの意思はあるようですが、改善までには時間がかかりそうです。
※2023年現在ではその後の様子は不明。

ケース2.愛知県名古屋市のごみ屋敷

【家の様子】

メディアでも大きく取り上げられた愛知県名古屋市のごみ屋敷。
住宅は3階建てで、空き缶の詰まった袋や段ボール箱が積み上がって玄関を塞ぎ、ベランダからも物があふれていた様子。
家の前の道路にも家からあふれ出たごみがたくさん置かれています。

【住人の様子】

何度がメディアにも出て、一時は有名になったこの住人ですが、マンションの家主が貸主である住人に何度も溜め込んだゴミを片付けるよう言ったが、全く応じようとしなかったとのこと。
ごみの隙間で寝て、トイレはコンビニで借りているという住人の生活は、「家の中」では暮らしていないように見えます。

【行政の対策】

2017年11月、建物の所有者で住民男性の親族でもある女性が、明け渡しを求めて男性を提訴し、2018年1月に出た判決で建物の明け渡しを命じました。
2018年7月より強制執行によりごみの撤去がスタート。(名古屋市では2018年4月にごみ屋敷条例を施行)
その後建物は取り壊されると報道されています。
住人は市の臨時宿泊施設で暮らしていたようですが、その後どうなったのかは知らされていません。

ケース3.福島県郡山市のごみ屋敷

【家の様子】

家を4棟保有し、そのすべてがごみ屋敷だという住人の家は、道路までごみがあふれ、いかにも「キケン」な様子。
実際、そのうちの1棟は火災が起きて全焼しており、「ごみ屋敷=火災のリスクが高い」ということがわかります。

【住人の様子】

家主は70代の男性であることがわかっていますが、詳しくは報道されていないようです。

【行政の対策】

2016年3月26日、行政代執行によってごみの強制撤去がおこなわれています。
行政代執行を行ったのは市職員70人ほどで、民家4軒の敷地内や通路に溜め込まれたごみを片付けるのに約4時間もかかったそう。
そのゴミの総量はパッカー車とダンプカー計15台が出動するほどで、約24.3tにも上ります。
また、ごみ屋敷が4棟あったことから作業費用として、住人男性に200万円~300万円を要求しています。

しかし2016年9月の報道によると、住人はまたごみを集め出しているとのことでした。

ごみ屋敷を片付けたあとの再発防止方法とは

せっかくごみ屋敷を片付けても、しばらく経つとまたごみ屋敷化している…という人は多いものです。
そのような人たちに多い共通点は「物(ごみ)を捨てることができない」ということ。

部屋が片付けられないという背景にはそれぞれに理由がありますが、ごみ屋敷化するほとんどの原因にこの「捨てられない」ということが関係しています。
捨てられない理由は「もったいない精神が強い」「捨てるのが面倒」「ごみ出しルールがよくわからない」「身体的な理由」など、人によって異なります。

ごみ屋敷化してしまう根本的な原因は改善が難しく、住人が意識しなければすぐに散らかってしまうでしょう。

ここでは、再発防止のための心掛けや工夫をご紹介します。

1.ごみ捨ての日時を把握し、ごみを溜め込まない

ごみや物を捨てられないという人は「捨てる習慣」が身についていない人も多く、分別ごとのごみ出しルールや、日程がわからないという人もいるでしょう。
普段からごみ出しをおこなっていないと、いざごみを捨てようと思っても捨てられない、ということも考えられます。

ごみ出しルールに関しては自治体のホームページなどで確認できますので、まずはそこから始めてみませんか。
また、「まとめて捨てよう」「いつか捨てよう」と考えるのではなく、定期的に捨てるということを意識するようにしましょう。

2.第三者に監視してもらう

ごみ屋敷化してしまう人の多くは「一人暮らし」であることがわかっています。
なぜ一人暮らしの人たちに多いのか、その理由はさまざまですが大きく分けると2つあると考えられます。

一つは「サポートする人がいない」ということ。
高齢者や病気によって身の回りのことができない人は、ごみ出しや片付けもできなくなってしまいます。
身体の不自由によってごみが溜まり、ごみ屋敷化することで精神面にも影響が出て、うつ病やセルフネグレクト、認知症などに発展することも。
家族や地域のサポートによって定期的に様子を見たり、部屋の片付けをおこなうことが大切です。

もう一つは「片付けをついサボってしまう」ということ。
苦労をして部屋を片付けて「もう散らかさない!」と誓ったはずなのに、気付いたらまたごみ屋敷化している…というケースも多いようです。

このような方達に多いのは「忙しくて片付ける時間がない」「片付け方法がよくわからない」など。
しかし、ある程度散らかり始めたときに気付く人がいないというのもリバウンドの理由の一つです。

ごみ屋敷の清掃業者の中には「リバウンド防止」のためのプランを提供しているところもあり、定期的に第三者が部屋を確認することで、「完全にごみ屋敷」となる前に対策ができることもあります。
理想は「自分でキレイな部屋を維持できること」ですが、リバウンドしてきている、と気付いたときに早めに業者へ依頼することで、ごみ屋敷化することを防げるでしょう。

まとめ

今回はごみ屋敷を片付けた「その後」についてご紹介しました。
ごみ屋敷に関するニュースや記事は多いものですが、「片付けた後」についてはあまり報道されていません。

ごみ屋敷の問題については片付けて終わりではなく、その後キレイな状態を維持していくことが大切です。
しかし、ごみ屋敷化してしまう人が抱えている問題や原因は簡単に解決できないことも多く、残念ながらしばらくすると、また家がごみ屋敷化してしまう人が多いのが現実です。

ごみ屋敷は自分で片付けるのが困難なことから、業者へ依頼して片付けるケースが増えていますが、それなりに費用がかかることや、住人や近隣への影響を考えるとリバウンドは避けたいですよね。
住人の意識ももちろん大切ですが、根本的な改善には周りのサポートも重要だと言えます。

当社「ラクタス」では業界初のリバウンド防止プログラムを導入し、ごみ屋敷・汚部屋の清掃から整理収納アドバイス、部屋のコーディネートや定期訪問・家政婦サービスなど、アフターケアも充実しています。
LINEにて相談、無料見積もりもありますのでお気軽にご相談ください。

2023-08-18

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