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『ごみ屋敷に住む人』と聞くと、「変わっている人」「いい加減な人」「だらしない人」というようなイメージを抱く方が多いようです。
しかし、実際には「普通の生活をしていた人があるきっかけで、家がごみ屋敷になってしまった」というようなケースもあります。

そこには住人の心理状態が関係しており、ごみ屋敷や汚部屋から脱するには心理状態を理解することも大切です。

今回は、ごみ屋敷やお部屋の住人となってしまった人の心理や精神状態について解説していきます。
また、ごみ屋敷に住み続けることのリスクや解決法についてもご紹介しますので参考にしてみてください。

ごみ屋敷になる人の心理状態とは

ごみ屋敷や汚部屋に住んでいる人は、散らかった状態が好きなんだ、ごみに囲まれていても気にしない性格なんだ、と思う人も多いかもしれません。
しかし、中にはごみ屋敷に住んでいることを悩んでいる人や、心理的に追い詰められている人もいます。

ごみ屋敷を作りやすい心理状態は次のつです。

  1. 孤独感・寂しさを物で埋めている心理
  2. 「もったいない」から捨てられないという心理
  3. 物を買う・集めることが好きだという心理
  4. 片付けることができないことを正当化し、諦めているという心理
  5. 汚いものを触りたくないという心理
  6. 汚れていても気にならないという心理

【心理1.】孤独感・寂しさを物で埋めている心理

人は寂しさや孤独を強く感じると物を集める傾向にあります。
物があることで安心し、寂しい気持ちが薄れるからです。

また、心が不安定であるときは物に愛情を感じたり執着しやすくなったりもします。

例えば何もない空間に一人でいると落ち着かない、部屋の隅にいると安心するという経験はありませんか?
このような経験は孤独感が強くなるとより感じやすくなり、物があることで安心する、ごみに囲まれることで孤独感が薄れるという人もいるのです。

近年ではコロナ禍になり家族と会う機会が減った高齢者や、若い人の中にも職場で人間関係がうまくいっていない人などは孤独感から物を集めてしまう人も多く、ごみ屋敷や汚部屋の事例が増えています。

【心理2.】「もったいない」から捨てられないという心理

不要になったものでも「もったいない」と感じ、捨てられないという人もいます。

もちろん、もったいないと思って物を大事にすることは良いことなのですが、家がごみ屋敷となってしまう人は使っていないものや明らかにごみとわかるようなものでも捨てられないという人が多くいます。

例えば食べた後の空のプラスチック容器や、スーパーやコンビニでもらう割り箸などが捨てられないというのはよくあることです。
「何かに使うかもしれない」「せっかくもらったのにもったいない」など、他の人から見たら捨てることが大したことでなくても、本人にとっては捨てることが苦痛となります。

このように思う人の中には、子どもの頃貧しかったり、お金に苦労した経験があったりすることで「もったいない精神」が強くなったという人が多い傾向にあります。

【心理3.】物を買う・集めることが好きだという心理

そもそも買い物癖や収集癖がある人は物が増えがちです。

行き過ぎた買い物癖は「買い物依存症」である可能性が高くなりますが、買い物依存症は女性に多く、特にストレスが大きく関係していると言われています。

ストレスを発散するために買い物をする、買い物をしたあとにまたすぐ買い物をしたくなる、というような状態の人は買い物依存症である可能性が高く、注意が必要です。

また、収集癖がある人も家に物が溢れるというような状態になりやすく、中には「溜め込み症」と呼ばれる人もいます。

コレクターは好きな物だけを集める傾向にありますが、溜め込み症の人は「不要なもの」「持っていてもしょうがない物」も集めてしまいます。
その結果、家の中が物で溢れ、汚部屋やごみ屋敷となってしまうのです。

【心理その4.】片付けることができないことを正当化し、諦めているという心理

「本当は家を片付けたいけど、忙しくて時間がないから諦めている」という人もいます。

例えば看護師や教師、国家公務員やSEなどの人は、職業柄とても忙しく、家を片付ける時間がなかったり、夜勤や生活リズムの乱れなどが原因でごみ出しができなかったりすることがあります。

このような人たちの中には、「汚部屋の掃除を清掃業者に依頼したことを周囲に知られたくない」と思っている人も多く、家の中がごみや物でいっぱいになっても放置したまま…となり、気付けば酷い状況になっていることもあります。

また、仕事の忙しさやストレスから毎日ネットショッピングをしてしまう人や、部屋ではだらけた生活をして精神的にバランスを保っているという人もいるでしょう。

【心理その5.】汚いものを触りたくないという心理

自分の家の汚れやごみが触れずに、家が汚部屋やごみ屋敷になってしまうこともあります。

例えば極度の潔癖症である人の場合、自分が出したごみや汚れも触れずに溜め込んでしまい、そのまま汚部屋となってしまうケースです。
通常、潔癖症の人は誰が触ったかわからないようなATMの画面やスーパーの買い物かごを触るのに抵抗がある、という人が多いのですが、極度の潔癖症の人は自分以外のものがすべて汚い、触りたくないと感じてしまいます。

そのため、部屋の片付けや掃除ができずに、気付けば部屋が汚くなってしまうというわけです。

しかし、このような極度の潔癖症の場合、実は「強迫性障害」という精神疾患である可能性もあります。
強迫性障害の場合、実際には汚れていなくても「汚れているかもしれない」という恐怖から必要以上に除菌や洗浄を繰り返します。

たとえ自分の部屋にあるものでも、自分が「汚い」と感じたら触れないため、捨てることができません。
「きれいな状態が好き」というよりは「汚染することが恐怖」だと感じるため、部屋が汚くなっても対処できずにそのままになってしまうようです。

しかし、強迫性障害は病気なので治療することができます。
「自分は強迫性障害かもしれない」と思った方は心療内科などの専門機関を受診することをおすすめします。

【潔癖症・強迫性障害についての記事はこちら】
「潔癖症なのにごみ屋敷になるのはなぜ?その原因と背景とは

【心理その6.】汚れていても気にならないという心理

大雑把な人や細かいことを気にしない性格の人は、部屋が汚れていたり散らかったりしていても気にしないという傾向があります。
そもそも自分の部屋が汚いという自覚がない人もいます。

「部屋が汚れていても気にならない」という心理の人の中には、「実家がごみ屋敷である」という人もいます。
きれいな状態の家に住んだことがないため、部屋が汚れていても気にならない、片付けないことが習慣になっているというわけです。

例えば、「脱いだ服は脱ぎっぱなしでそこら辺へ置く」「ごみをごみ箱へ捨てずに床へ放り投げる」などの行動が平気な人は汚部屋やごみ屋敷となってしまう可能性が十分にあります。

このような人は、一度きれいな部屋に住んでみるとその快適さに気付き、掃除や片付けができるようになることもあるため、清掃業者へ依頼するなどをして片付けてみるのも良い方法です。

心理状態の背景にあるものとは

家がごみ屋敷や汚部屋になってしまう人の心理状態がわかっても、その原因がわからなければ改善することは難しいです。
原因については、その人の性格や環境が大きく関わっているとされていますが、精神疾患などの病気が関係していることもあり、注意が必要です。

ここでは片付けられない心理状態になる原因をあげてみます。

性格や環境によるもの

心理状態のところでもわかるように、大きな不安やストレスを抱えている人は物を集める傾向にあります。

例えば、収集癖がある人は「安心感を得たい」「寂しい気持ちの穴埋めをしたい」という心理が働き、物を集めることで孤独のストレスを解消していると言われています。

また、幼少期の環境や現在置かれている環境によって、物への執着が強くなったり、自分の決断に自信が持てずに優柔不断になったりして、物が捨てられないというケースもあります。

このように、性格や環境によって物やごみが捨てられないという人は、環境を変えてみたり、自分の性格を向き合って意識したりすることで、部屋の状況を改善できることもあります。

精神疾患によるもの

物を集める、物が捨てられないという人の中には、精神疾患を患っていたという人もいます。

例えば「潔癖症でごみが触れないと思っていたら、実は強迫性障害だった」というように、部屋が片付かないのは病気が障害となっていたということがあります。

主にあげられるのは、以下の精神疾患です。

  • ADHD(注意欠如・多動性障害)…不注意が多く物をどこに置いたかわからなくなる
  • うつ病…ストレスで何もする気力が起きず、ふさぎこんでしまう
  • 認知症…ごみの回収日を覚えられなくなる、散らかっているという意識がない
  • 統合失調症…注意力が散漫になり、片付け意欲が低下してしまう
  • ホーディング(ホーディング障害・溜め込み障害)…ごみでなく「宝物」、片付けるという気持ちがない
  • セルフネグレクト…自分のケアをする気がなく、お風呂やごみ出しなどの生活に必要な行為をやらなくなる

精神疾患は自覚がない人も多く、知らないうちに悪化するというケースもあります。
片付けや掃除ができないことを性格や環境のみが原因と考えず、精神疾患の可能性もあると考えて専門機関を受診するのもよいでしょう。

ごみ屋敷や汚部屋に住み続けるとどうなる?

ごみ屋敷や汚部屋に住むことで、さまざまなリスクが高まります。
ここでは、リスクについて3つご紹介します。

【リスクその1.】健康被害が起きる

ごみ屋敷や汚部屋と言われるような部屋は、当然不衛生な状態にあります。

埃や汚れが溜まり、カビやダニなどの害虫が発生すると、アレルギーや感染症を発症する原因となります。
特にお風呂やトイレなどの水回りが汚れると使用回数が減り、不衛生になることで免疫が下がり病気を発症しやすくなると言われており、高齢者の方や持病を持っている方は注意しなくてはなりません。

また、ごみ屋敷に多いのが害虫の発生で、中でも多いのがゴキブリやハエ、チャタテムシなどの生ごみに集まってくる害虫です。
これらは放っておけばどんどん産卵し、数が増えてしまいますし、害虫は病原菌を運ぶ媒介者の役割もあるため早めに駆除しなくてはなりません。

中には食中毒の原因にもなるサルモネラ菌や、胃腸炎を引き起こす大腸菌を持った害虫もいますので、ただの虫と侮らずに早急に対処しましょう。

【リスクその2.】ケガや火災のリスクが高まる

部屋に物が多いということは、可燃物が多くなり、小さな出火でも大きな火事となってしまうことがあります。
多いのが、コンセントの間に埃がたまっていることで火災になる「トラッキング現象」が起きることや、ストーブやコンロが倒れただけで近くの物に燃え移ったというケースです。

さらに、外から見てもごみ屋敷とわかるような家であれば、簡単に引火できるという理由で放火のターゲットになりやすいとも言われています。
もし家の外にも物が溢れているという場合には、すぐにでも片付けたほうがよいでしょう。

また、家の物につまづき、ケガをするというリスクもあります。
実際に、積み上げられた本につまづいたことで頭を強打し、ケガをしたというケースがありますし、高齢の方では少し転んだだけでも大けがとなり得ます。

もしケガをしても、一人暮らしの場合にはすぐに助けを呼ぶことができずに、最悪の場合孤独死となってしまうことも。
物やごみが多い部屋がいかに危険であるかを考えておかなければなりません。

【リスクその3.】近隣住人とトラブルが起きやすい

ごみ屋敷や汚部屋は、近隣住民にとっては迷惑だと思われることが多く、苦情が出たりトラブルに発展したりすることがあります。

もし、自分の住んでいる家の隣がごみ屋敷だとしましょう。
窓を開けると異臭がする、害虫が自分の家に入り込む、などの悪影響があると考えられます。

また、ごみ屋敷や汚部屋は火災のリスクが高く、もし隣の家が火事になれば自分の家に燃え移るかもしれません。
住宅が密集している地域では、火災が起きれば密接している家だけでなく火が広範囲に広がる可能性もありますし、異臭などの影響を受ける家も多くなります。

このようにさまざまなリスクのある家が近所にあれば、排除したくなるという人も大勢いるでしょう。
苦情が来るのは当然考えられることで、中には近所の人が勝手にごみを片付けて言い合いになったり、ごみ屋敷の住人が嫌がらせを受けるなど、トラブルになった事例も起きています。

ごみ屋敷や汚部屋を解決するにはどうすればよいのか

ごみ屋敷や汚部屋を作りだしてしまう心理をご紹介しましたが、住人の心理状態を理解すれば対策を立てやすくなります。
具体的な方法を見ていきましょう。

まずは相談が大切

孤独やストレスが原因で物を集めたり捨てられないという場合は、家族や友人に相談してみてください。
いきなり部屋が汚部屋になっている、ということを話すのは抵抗があるかもしれないので、自分が疲れている、傷ついているということを話すだけでも気持ちが楽になるかもしれません。

もし家族の家がごみ屋敷となってしまった人は、話を聞くだけで住人の心理状態がわかることもあります。
特に一人暮らしの高齢者の場合、孤独によってセルフネグレクトになってしまう人も多く、その場合周囲に助けを求めない傾向にあります。

どんな場合でも、住人本人の意思を否定せずに尊重しながら話しを聞きましょう。
話し合うことで住人の要望が聞けることや、部屋を片付ける方法の提案を聞き入れてもらえることもあるでしょう。

精神的な病気がないかを確認する

物を集める行為や捨てられない行動の原因が精神疾患だった場合、病院を受診することが先決です。

精神疾患は自覚がないことも多く、ただの性格だったと思っていたら実は病気のせいだったということも考えられます。

例えば、「いつもごみ出しの日を忘れてしまう」という場合、忘れっぽい性格だと思っていたら認知症だったというケースがあります。
また、「片付ける気が起きない」「ごみを出す時に周りの目が気になって仕方がない」などの理由でごみ屋敷となってしまった場合、実は住人がうつ病だったというケースがあります。

このように、自分では気付かないうちに精神疾患を患っていることもあり、精神疾患は放っておくと症状が進行する場合もあるため注意が必要です。

病気であれば投薬やカウンセリングを受けることで改善する可能性があります。
もし、自分や家族の部屋が汚部屋となっていて「変だな」と感じたら、早めに医療機関を受診し治療することがおすすめです。

誰かと協力して部屋を片付ける

もし、自分の部屋が汚部屋やごみ屋敷となっていた場合、片付けを決意したら誰かに協力してもらうようにしましょう。
なぜなら、ごみやもので溢れた状態の部屋を一人で片付けるのはとてつもなく時間や労力がかかるからです。

お伝えしたように、掃除をせずにごみや物を放置したままの部屋はさまざまなリスクがあります。
害虫が発生している可能性も高いですし、溜まった埃やカビの中での掃除は長時間続けるのが困難になります。

そもそも、部屋の中の大量の物を仕分けして適切に処分すること自体が大変で、一人では思うように作業が進まず、途中で断念することもあるかもしれません。

一人で抱え込まずに、信頼できる友人や家族に相談してサポートしてもらうようにしましょう。

プロの業者へ清掃を依頼する

「床が見えないくらいごみや物で散らかっている」
「周りに知られずに汚部屋を掃除したい」

そんな方はプロの清掃業者へ依頼するのがおすすめです。

床が見えないくらいごみや物でいっぱいの部屋は、素人ではなかなか太刀打ちできないくらいのレベルの汚部屋だと言えます。
そのような部屋は臭いや汚れも染みついている可能性が高く、壁についたカビが取れない…なんてことも考えられます。

そのような部屋でもプロの清掃業者なら短時間できれいにすることができますし、業者によっては特殊な薬品や機械などで臭いも取り除くことができます。

また、近所に知られずに汚部屋を掃除したいという方でも清掃業者によっては内密に掃除を進めてもらえるため、誰にもバレることなくきれいな部屋を取り戻すことができます。

『ラクタス』では、近隣住民に知られないように作業することはもちろん、部屋から出るごみの中でプライバシーに関わるものであればシュレッダーなどの処理を行うようにして、確実に破棄するようにしています。

しかし、業者への依頼は当然費用がかかりますので、見積もりを依頼しておくことや「予算は〇〇円です」と相談しておくなど、事前に問い合わせておきましょう。

まとめ

ごみ屋敷や汚部屋を作り出してしまう人の心理状態はさまざまです。
孤独やストレスを抱えていたり、実は病気だったりと周りが知らない事情があるかもしれません。

しかし、誰かちょっとしたサポートをしてくれる存在がいればごみ屋敷にまで発展することは避けられるはず…そんなことを思うこともしばしばあります。

ラクタスでは、ご依頼者の方のお気持ちに配慮した業務に取り組めるよう、心理カウンセラーや整理収納アドバイザー など、専門資格を持つ作業スタッフが対応いたします。
お部屋をキレイにした後のリバウンド防止サポートもしていますので、お気軽にご相談ください。

2022/12/15

 

 

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